愛車のメンテナンスには必須なタイヤ交換用品、初心者におすすめなアイテム5つを紹介!

愛車のメンテナンスの初歩となるのがタイヤ交換だろう。サマータイヤから冬用タイヤへの交換やパンクへの対応といったタイヤ&ホイールの交換にはじまり、ブレーキ系やサスペンション系のメンテナンスを行うにもタイヤ&ホイールの脱着はつきものとなる。タイヤ&ホイール交換は、クルマを購入したときに一緒についてくる純正工具でも、作業できるようになっている。しかし、純正の工具は簡素すぎて、正直、扱いにくく、作業性が悪い。そこで、別途、専用の工具を用意すれば作業効率は格段にアップする。作業がスムーズにできれば疲れないし、作業自体が楽しくなるものだ。そこで、おすすめの工具を紹介しよう。

文・鈴木ケンイチ

Chapter
クロスレンチ:KDR スパーダ
エアゲージ:エーモン エアゲージ(ペンシル)
シザーズジャッキ:マサダ製作所 BEETLE
輪止め:メルテック タイヤストッパー
トルクレンチ: KTC(ケーテーシー) ホイルナット用トルクレンチ
タイヤ交換

クロスレンチ:KDR スパーダ

KDR スパーダ


タイヤ&ホールを自分で脱着するためには、クロスレンチが必須となる。クルマの付属品にあるホイール交換用の工具、ほとんどの場合は、L型の簡素なもので、非常に使いにくい。

クロスレンチ自体は、それほど高額ではないので、ぜひとも、しっかりとした専用品を購入しておこう。ホイールを固定するナットのサイズは、国産車が19mmか21mm。輸入車には17mmというものもある。そのため、ほとんどのクロスレンチは17mm/19mm/21mmの3種類のナットに対応できるようになっている。よほどの安物でなければ、折れたりすることはないので、無理に高級品を選ぶ必要はない。

ただし、ホイールの形状によっては、ナットの周辺のスペースが少ない場合がある。クロスレンチのナットを包む部分に厚みがあると、ナットとホイールの間に入れることができないケースがあるので注意しよう。

おすすめの「KDR スパーダ(SPADA)」は、分離して1本の状態で、小さく携帯できるのが魅力だ。しかも、ナットを包む部分の形状が薄い。さらに、クロスする片方をずらすことで、テコの原理で、軽い力でナットを回せるようになる。通常の3種類のナット対応と、1か所がソケットレンチの9.5角を使えるものの2種類がある。軽量で利便性の高い製品だ。

エアゲージ:エーモン エアゲージ(ペンシル)

エーモン エアゲージ


タイヤのメンテナンスの第一歩は、空気圧の管理だ。タイヤの性能をきちんと引き出すには、適正な空気圧を保つことが重要となる。そこで必要なのが、こまめな空気圧チェック。タイヤの空気圧のチェックと充填は、ガソリンスタンドで行うという人も多いだろう。

そこで注意してほしいのは、タイヤの空気圧を計るエアゲージは、意外に狂っていることが多いということ。またエアゲージは、床に落下させたりすると狂ったりする。そのため、基準用に自分のエアゲージを所有して、それで計測することをおすすめする。そこでおすすめなのが、もっともシンプルなペンシル型だ。ペンシル型は丈夫で狂いが少なく、小さくて携帯しやすい。その上、安いのだ。ぜひとも1本は所有してほしい。

シザーズジャッキ:マサダ製作所 BEETLE

マサダ製作所 BEETLE


タイヤ&ホイール交換で、労力を使うのが車両のジャッキアップだ。車載されているパンタグラフ型のジャッキは、狭いところでも使えるなどのメリットはある。しかし、タイヤ&ホイール交換できるほどまでクルマを上昇させるには、けっこうな時間と労力が必要となる。

そこで、おすすめなのが油圧式のシザーズジャッキだ。クルマのジャッキアップにかける時間と労力が、大幅に軽減される。便利な工具だが、力のかかる工具でもあるので、安物は壊れやすい。作業中に壊れると、大けがをする可能性もあるので、信頼のできる製品を選ぶようにしたい。おすすめは国産ブランドの製品だ。

輪止め:メルテック タイヤストッパー

メルテック タイヤストッパー


タイヤ&ホイール交換の安全のために必須となるのが輪止めだ。交換するタイヤ&ホイールの対角線上にあるタイヤと地面の間に噛ませることで、クルマを安定させる。ゴム製でも金属の折り畳み製でも、どちらでもかまわないが、必ず作業中は使用するように。

トルクレンチ: KTC(ケーテーシー) ホイルナット用トルクレンチ

KTC(ケーテーシー) ホイルナット用トルクレンチ


タイヤ&ホイールを脱着したら、最後にナットを締め込む。ここで注意したいのが、どれくらいの力で締め込むか、ということ。クルマには、それぞれに適正な締め付けトルクの値が決められている。

普通乗用車で90~110Nm(9=11kgf・m)、軽自動車で70~90Nm(7~9kgf・m)が一般的だ。締め付ける力が弱すぎると、緩んでしまって危険だし、きつく締めすぎるとナットが外れにくくなったり、最悪の場合はナット&ボルトが壊れてしまうことも。

そこで欲しいのが、適正なトルク値を知ることができるトルクレンチだ。指定のトルク値をセットして、ナットを締め込むと、「カチ」という音がして、設定値以上にきつく締まらないようになっている。

これも安物は、壊れたりしやすいので、定評のある製品を選びたい。細かく調整できる製品もあるが、最初から規定値でしか締められなくされた製品も用意されている。トルク値が決まっている製品は、間違えることもなく、シンプルで使いやすい。