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お酒を一口飲むだけで酒気帯び運転の基準値0.15mg以上を検出!ケンウッドのアルコール検知器「CAX-AD300」で試してみた

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今回は、JVCケンウッドがKENWOODブランドで展開するアルコール検知器「CAX-AD300」を使った、アルコールデモ実演編をお送りします!

検証人として、CARPRIME女子会でもお馴染みの藤木由貴さんと相沢菜々子さんにお立ち会いいただき、実際に飲酒したうえでアルコール検知器「CAX-AD300」の精度や性能、使い勝手の良さなどを試していただきました。

文・伊藤 梓 / 写真・土屋 勇人
Chapter
ケンウッドのアルコール検知器を実践的に体感してみよう!
「翌朝まで寝たから大丈夫!」と思っている人でも、実はお酒が残っていることも…
STOP 飲酒・残酒運転
白ナンバー車もアルコールチェック義務化の対象に
まずは、CAX-AD100で呼気中のアルコール濃度をチェック
お酒を飲んでいざ、CAX-AD300でデモ実演!
飲酒運転撲滅に向けてアルコール検知器の導入を

ケンウッドのアルコール検知器を実践的に体感してみよう!

前回は、株式会社JVCケンウッドにお邪魔し、「道路交通法施行規則の改正」や「酒気帯び / 酒酔い運転の罰則」などについて詳しく伺いながら、ケンウッドブランドが展開する2種類のアルコール検知器について取材しました。
私自身も初めてアルコール検知器を使ったので、それぞれの優れた性能や多数の新機能に驚きの連続でした。

前編をご覧になっていない方は、こちらもチェック!

今回は、「より実践的にアルコール検知器を体感してみよう!」ということで、藤木由貴ちゃんと相沢菜々子ちゃんに協力いただき、実際にお酒を摂取してアルコール検知器の使い方や性能などをデモ実演してもらうことになりました!
おふたりとも「実際にお酒を飲んで、アルコール検知器を試すのは初めてです!」とワクワクしている様子。
ケンウッドのアルコール検知器は機器に息を吹きかける(吹き込む)だけで、体内のアルコール濃度を正確に数値化してくれますが、果たしてどのような結果が出るのでしょうか。

アルコール検知器のセンサーの精度や使い勝手のよさ、結果の記録・管理方法などについても細かくチェックしていますので、アルコール検知器の準備や購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

「翌朝まで寝たから大丈夫!」と思っている人でも、実はお酒が残っていることも…

相沢 菜々子(以降、相沢)お酒を飲む機会はあるんですけど、私自身は免許を持っていないので、タクシーや電車での移動が多いです。でも、お酒を飲んだ時に今自分はどのくらい酔ってるのかな?と気になることがあります。

藤木 由貴(以降、藤木)私は少し飲んだだけで酔っちゃうからなぁ(笑)。お酒を飲むときはほんの少しです。
私も自分で運転することがほぼ無いんですが、飲酒運転のニュースなどを見ると、自分だけではなく周りの人たちにも絶対に飲酒運転はさせないよう、注意しなきゃなとは思っています。

伊藤:みんな飲酒運転は気をつけなきゃっていう意識は高いよね。
でも、たとえば前日の夜に飲んで、「翌朝は寝たから大丈夫!」と思っている人でも、実はまだお酒が残っていることも。飲酒運転は気をつけていても、うっかり残酒運転していた、なんてことにならないように注意が必要だよね。

相沢:「残酒運転」って初めて聞きました!

STOP 飲酒・残酒運転

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アルコール分解時間目安(成人男性65kg)

人によってアルコールの分解速度は異なりますが、一般的な成人男性(65kg)の場合、ビール3本であれば約8.3時間、焼酎250mlであれば約9.7時間必要とされています。

そのため、運転する前日は「飲酒量を少なくする」、「飲酒時間を短くする」、「睡眠時間を確保する」などで予め調整し、アルコールが体内から完全に抜け切った状態で運転を行わなければなりませんが、アルコールが体内に残ったまま運転してしまうのが「残酒運転」です。
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アルコール検知器 使用シーン

お酒を一口でも飲めば運転しないと考える人は大多数だと思いますが、夜遅くまで飲んでいて、翌朝から運転する時にアルコールが完全に抜け切っているかどうか、自分で正確に判断するのは難しいです。

そういった時に、正確に素早くアルコール濃度を測定できるアルコール検知器があると安心ですよね。

白ナンバー車もアルコールチェック義務化の対象に

最近では、道路交通法施行規則の改正が進み、白ナンバーの事業者にもアルコール検知器を使用したアルコールチェックが義務化される見込みのため、アルコール検知器の需要がさらに高まっています。

ケンウッドのアルコール検知器は2020年の発売以降、検査の精度も高くさらに日本製で長寿命なので、より安心して使えると人気があります。

そんなケンウッドが取り扱っているアルコール検知器は2種類

ケンウッドのアルコール検知器は、スマホ連携&PC管理対応のアルコール検知器「CAX-AD300」と、コンパクト&スピーディー測定のアルコール検知器「CAX-AD100」があり、目的によって選ぶことができます。

まずは、CAX-AD100で呼気中のアルコール濃度をチェック

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コンパクト&スピーディー測定のアルコール検知器「CAX-AD100」

それでは早速、この2台をおふたりにも試してもらいましょう!まずは、お酒を飲む前にCAX-AD100で呼気中のアルコール濃度をチェック。

相沢:これ小さくて、持ち運びやすそうですね! 

藤木:すごく軽いよね。あと、すぐ検査結果が出るところも便利!

CAX-AD100は、半導体式ガスセンサーが搭載されていて、測定までの時間が短く低価格なので導入しやすいというメリットがあります。
CAX-AD100に息を吹きかけると、あっという間に数値が表示され、結果はもちろん0.00mg/L。まだお酒を飲む前なので当たり前ですが、ついみんなでキャッキャと喜んでしまいました(笑)。

お酒を飲んでいざ、CAX-AD300でデモ実演!

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スマホ連携&PC管理対応のアルコール検知器「CAX-AD300」

CAX-AD300は、電気化学式ガスセンサーが搭載されていて検知性能と耐久性に優れているので、企業や事業所で使う時などに重宝されるアルコール検知器です
おふたりには、飲酒前にCAX-AD300でも呼気中のアルコール濃度をチェックしてもらいましたが、0.00mg/Lであることをしっかり確認。
そして、いよいよお酒を飲んでチャレンジ!由貴ちゃんと菜々子ちゃんがお酒を一口飲んでから計測します。
実際にCAX-AD300を起動させて息を吹き込むところから計測結果が表示されるまで、操作していただきました!
まずはじめに、本体とスマホアプリをBluetoothで接続します。スマホを自分に向けて息を吹きかけると、計測と同時に計測中の自分の写真がスマホのカメラで撮影されます。
この時に、CAX-AD300に表示された測定結果も同時に撮影され、その写真と測定結果がスマホから自動で管理者へメール送信されます。

単純にアルコール濃度を測定できるだけではなく、専用のアプリを使えばスマホとPCが連携してデータを管理することができるので、さまざまなデータ管理に特化しているところが特徴です。
そして、結果はもちろんアルコールを検出!

相沢:
おお!私は0.71mg/L。口の中にまだお酒があったのかもしれないですけど、これだと普通は酩酊してるくらいの量ですね(笑)。計測データだけじゃなくて、自撮り写真やGPS情報も一緒に送られるから、誰がいつどうやって計測したか正確に分かるところがすごい
藤木:私も0.15mg/L超えてる…。計測と撮影が終わったらそのままデータが送られるから、「アルコールが検知されたからやり直さなきゃ!」とごまかすことができないようになってるんですね。
お酒を飲んでからすぐの検査だったので今回はやや高めの数値でしたが、少し飲んだだけでもこれだけ数値が上がることにとても驚きました
そして、CAX-AD300と連携しているPCを見てみると、先ほどおふたりが測定した内容がしっかり転送されていました。由貴ちゃんが言っていたように、一度計測したものは本人では取り消せないようになっているので、データの改ざんやなりすましができないようになっているところも安心です。

特に今後は、事業者に対して幅広くアルコール検査が義務化されるだけではなく、これらのデータを一年保管しなければいけなくなるので、データをまとめる専用ソフトが無料で使えるのは便利の一言

飲酒運転撲滅に向けてアルコール検知器の導入を

藤木:今日初めてアルコール検知器を使いましたけど、思ったより簡単に操作できて使いやすかったです。専用ソフトを使えば、会社や事務所でもデータ管理がでできるし、すごく便利だなと感じました。

相沢:生活に組み込みやすい便利さですよね!最近は体温測ったりすることも日常的になってきましたけど、それと同じような気軽さですぐ検査できるところがいいなって。

藤木:意識も変わりそうだよね。『自分は飲んでも大丈夫』と思ってしまう人こそ交通事故を引き起こす可能性が高いので、こういうアルコール検知器が世の中に広まることは、飲酒運転の減少や死傷事故を減らしていくことに確実につながっていくと思います

相沢:飲んでる時って、一番自分が信用できないですからね!

全員:確かに(笑)
終始、にぎやかなデモ実演になりましたが、参加した全員がアルコール検知器の重要性を身をもってたっぷりと体験することができました。

道路交通法の改正や飲酒運転の厳罰化が進み、飲酒運転による事故件数は減少傾向にありますが、いまだに悲惨な交通事故が発生しているのが現状です。

「飲酒運転を絶対にしない、させない」という職場環境づくりや一人ひとりの意識改革がより一層求められる今、アルコール検知器のさらなる普及を願っています。
尚、2月15日(水)から17日(金)まで、ポートメッセなごやで開催される「第5回 [名古屋] 総務・人事・経理 Week」のJVCKENWOODブースで実際に体験することができます。
 
https://www.jvckenwood.com/jp/press/2023/0209-01.html

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先進性・鋭さ・高品質の想いをブランドロゴの赤トライアングルに込め、音と通信の技術を軸とした製品を展開する「KENWOOD」ブランド。技術の限界に挑戦するため、過酷な速度・温度・振動・騒音環境のモータースポーツの世界で無線システムや車載カメラの提供も行っています。そして今、当社の新時代を担う「モビリティ&テレマティクスサービス分野」におけるさらなる発展を目指し、ドライブをより安全に、より快適にするためのドライブレコーダー(据付型・通信型)や各種車載用製品・サービスを拡大中です。

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