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クルマの乗車人数、子どもはどう数えるのが正解？

更新日：2024.09.09

クルマには乗ることができる人数に上限が決められており、乗員定員は、基本的にシートベルトの数と同じです。ですが、クルマに乗るのが子どもの場合、計算方法が異なります。では、乗車定員における子どもはどのように数えるのが正しいのでしょうか。

Chapter: 子供と大人の数え方は異なる？

子供と大人の数え方は異なる？

クルマの乗員定員は、モデルにもよりますが軽自動車は4人、普通自動車は5人、ミニバンは7人となっているのが一般的です。

しかし、これは子どもと規定されない年齢の乗員を指して規定された人数です。子どもであるかどうかは、道路運送車両の保安基準によって定められており、第53条の第2項によって、子どもは12歳未満の乗員と定められています。

この条文によって、12歳以上であれば、本人の身長・体重などは考慮されず、大人と見なされます。そして、同法によって12歳未満の子どもは、12歳以上の乗員の1.5人分として計算するとしています。

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よくある勘違いとして、子どもは大人の1／2として扱っているパターンが挙げられますが、そうではありません。

以上のことから、子ども（12歳未満の乗員）3人は、大人（12歳以上の乗員）2人分として計算されます。そのクルマに子どもが何人乗れるかどうかは、クルマの乗員定員から大人の数を引き、1.5を掛けると割り出すことができます。

たとえば、乗員定員が5名の普通自動車に大人が2人いると仮定すると、（5-2）×1.5という計算式になります。解は4.5なので小数点以下を切り捨て、子どもが乗れるのは4人までということがわかります。

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前述した計算式によって、どんなクルマであっても子どもが何人乗れるかを知ることができます。乗車定員の考え方を知らず、取り締まりの対象にならないようにするためにも、乗車定員における子どもの考え方をもう一度把握しておいた方が良さそうです。

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