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急に雨が降ってきた！オープンカー走行中に傘をさしたら違反になる？

更新日：2023.05.23

気温が暑くなってくると開放感あふれるオープンカーで走行したくなりますが、もしオープンカー走行中に急な雨にさらされてしまい、傘をさしながら走行した場合は違反になってしまうのでしょうか。

Chapter: オープンカーで傘をさしながら運転…これって違反？; 助手席の人が代わりに傘をさすのも違反？

オープンカーで傘をさしながら運転…これって違反？

5月下旬になり、夏らしい気温を感じることも多くなってきました。こうした暖かい季節になると、開放感あふれるオープンカーで風を感じながら走行したくなる人も多いかもしれません。

しかし、6月になると毎年雨が多く降る「梅雨」の時期となり、オープンカー走行中に急な雨にさらされるおそれもあります。

走行中にスイッチひとつで屋根の開閉が可能なタイプの場合は急な雨天にも対応できますが、停車時でないと屋根を閉めることができないタイプの場合、停車するまでしばらく雨に打たれることになります。

では、こうした状況で傘をさしながらオープンカーを走行した場合、違反として取り締まりを受けるのでしょうか。

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傘をさしながらの運転は「片手運転」として違反に？

傘をさしながら運転する行為は「片手運転」となり、道路交通法第70条「安全運転の義務」に違反するおそれがあります。

道路交通法第70条「安全運転の義務」

「車両等の運転者は、当該車両のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通および当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」

安全運転義務違反に該当してしまった場合、違反点数は2点、反則金は大型車が1万2000円、普通自動車が9000円、二輪車が7000円、原付が6000円が課せられます。

助手席の人が代わりに傘をさすのも違反？

では、ドライバーの代わりに助手席の人が走行中に傘をさすことも違反になってしまうのでしょうか。道路交通法第71条4項には、以下のように記載されています。

道路交通法第71条4項

「乗降口のドアを閉じ、貨物の積載を確実に行う等当該車両等に乗車している者の転落または積載している物の転落もしくは飛散を防ぐため必要な措置を講ずること」

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このことから、助手席の人がドライバーの代わりに走行中に傘をさす行為は、傘が隣を走行する車両にぶつかったり、傘を落としてしまう可能性があり、上記に違反してしまうおそれがあります。

また、傘をさしながらの運転は上記の違反に該当するだけでなく「あおり運転」として扱われる可能性もあるため、「傘さし運転」はしないようにしましょう。

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