バンパーを外して走行したら違反なの?バンパーが破損した場合の応急処置を紹介
更新日:2024.09.12
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バンパーが外れたままだったり、割れたウインドウをビニールで補修して走っているクルマを、ときおり見かけませんか?あの状態で公道を走るのは、いかがなものかと思いますが、違反にはならないでしょうか?
そもそもバンパーの役目とは…
クルマのバンパーは、ボディを衝突から守るというのが当初の役割でした。そのため、旧車などは金属性のシンプルなものが多かったと思います。しかし現在では、衝突からの衝撃吸収はもちろん、歩行者保護にも配慮されており、材質も樹脂製が主となっています。
また、衝突の際には衝撃を吸収しやすく設計されているため、大きく変形させるようにできています。そのためバンパーを破損させると、修復というよりは周辺パーツ一式交換といったリペアが一般的になっています。
つまり、衝突時にはバンパーは壊れるもの。そのままの状態で乗り続けることは、まず出来ません。
また、衝突の際には衝撃を吸収しやすく設計されているため、大きく変形させるようにできています。そのためバンパーを破損させると、修復というよりは周辺パーツ一式交換といったリペアが一般的になっています。
つまり、衝突時にはバンパーは壊れるもの。そのままの状態で乗り続けることは、まず出来ません。
バンパーなしで走行したら違反?
事故、あるいはなんらかアクシデントで、バンパーが破損どころか外れたまま走っているクルマを見たことがあるかもしれません。
それでも走れるから…なんて悠長なことは決して言えません。バンパーがないということは、車体のパーツ(突起物)がむき出しになっており、非常に危険な状態といえます。
これは、もちろん車検は通るわけもなく、保安基準を満たしていないため、整備不良となり違反になります。また、事故に限らず、わざとバンパーを外す行為も当然違反となります。
とはいえ、出先などでバンパーを破損してしまったが、どうにかクルマを動かさなければ…という場面もあるかもしれませんね。その場合は、どうすべきなのでしょうか?
それでも走れるから…なんて悠長なことは決して言えません。バンパーがないということは、車体のパーツ(突起物)がむき出しになっており、非常に危険な状態といえます。
これは、もちろん車検は通るわけもなく、保安基準を満たしていないため、整備不良となり違反になります。また、事故に限らず、わざとバンパーを外す行為も当然違反となります。
とはいえ、出先などでバンパーを破損してしまったが、どうにかクルマを動かさなければ…という場面もあるかもしれませんね。その場合は、どうすべきなのでしょうか?
もしバンパーを破損したら…
原則としてはJAF等に連絡し、レッカーで移動すべきですが、止むを得ずそういった対応ができない場合は、ガムテープなどでバンパーを原型に近いように固定する応急処置が必要です。
もちろん応急処置ですので、整備工場・ディーラー等に持ち込むための暫定的なもの。破損したバンパーは、本来ボディに固定する箇所も破損していることが多く、そのままの状態で走行すると衝撃などでバンパーが外れて事故につながります。そのまま乗り続けることは、とても危険です。
同様に、リアウインドウ等が割れたクルマなどにビニールシートをテープで貼って養生しているクルマも見かけることが稀にあります。これも先のバンパーの事例同様、整備不良であり、なおかつガラスの性質上、非常に危険です。早急に整備・修理といった対応を行わなくてはなりません。
もちろん応急処置ですので、整備工場・ディーラー等に持ち込むための暫定的なもの。破損したバンパーは、本来ボディに固定する箇所も破損していることが多く、そのままの状態で走行すると衝撃などでバンパーが外れて事故につながります。そのまま乗り続けることは、とても危険です。
同様に、リアウインドウ等が割れたクルマなどにビニールシートをテープで貼って養生しているクルマも見かけることが稀にあります。これも先のバンパーの事例同様、整備不良であり、なおかつガラスの性質上、非常に危険です。早急に整備・修理といった対応を行わなくてはなりません。
クルマの定期点検は非常に大切
今回はバンパーやガラスの破損、といったケースを取り上げましたが、大半のオーナーはこうした際には適切な対処を行っていることと思います。しかし人間ですから、場合によってはクルマをぶつけてしまう、あるいは事故に遭遇する、といったこともあろうと思います。
軽微な損傷だから修理しなくても大丈夫かな…といったケースでも、気付かぬうちにパーツが外れて自損事故、なんてことも起こります。
オイル交換や空気圧チェックは当然として、定期的なクルマの点検は非常に重要。自分や他人の命を乗せて走るクルマですから、しっかりケアして乗りたいものですよね。
軽微な損傷だから修理しなくても大丈夫かな…といったケースでも、気付かぬうちにパーツが外れて自損事故、なんてことも起こります。
オイル交換や空気圧チェックは当然として、定期的なクルマの点検は非常に重要。自分や他人の命を乗せて走るクルマですから、しっかりケアして乗りたいものですよね。