技術の進化で無くなりそうな車の装備5選
更新日:2024.09.09
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AIによる自動運転がもうすぐそこに迫っているように、技術の発展はとどまることがありません。
ひと昔前には最先端と思われていた装備は衰退し、新たなデバイスが搭載されるという繰り返しです。
あと数年もすれば、ABSやエアバックが当たり前の装備になったように、すべての新車に自動ブレーキが装備されるでしょう。
そういった目でクルマを眺めると、また違ったクルマ選びができるかもしれませんね。
ひと昔前には最先端と思われていた装備は衰退し、新たなデバイスが搭載されるという繰り返しです。
あと数年もすれば、ABSやエアバックが当たり前の装備になったように、すべての新車に自動ブレーキが装備されるでしょう。
そういった目でクルマを眺めると、また違ったクルマ選びができるかもしれませんね。
- Chapter
- バッグミラー/サイドミラー
- シガーソケット/USBポート
- ガラス
- トランスミッション
- プロペラシャフト
バッグミラー/サイドミラー
ミラーを持たない車の生産は、すでに認可されており、販売するかどうかはメーカー次第となっています。
BMWとレクサスは、いち早くミラーレスを取り入れ、市販を視野に入れています。そのメカニズムは、車外に設置されたカメラの映像を、車内のモニターで確認するという単純なもの。
これまでの車には当然のように付いていた装備だったこともあり、サイドミラーのない外観は見た目に少し違和感を覚えます。しかしサイドミラーを排除することによって、車両デザインの自由度は上がり、サイドミラー部分で発生していた風切音を気にしなくて良くなります。それは少なからず燃費にも貢献するでしょう。
ミラーレス時代になったら、クルマのデザインはどのように変わるのか、興味はつきません。
BMWとレクサスは、いち早くミラーレスを取り入れ、市販を視野に入れています。そのメカニズムは、車外に設置されたカメラの映像を、車内のモニターで確認するという単純なもの。
これまでの車には当然のように付いていた装備だったこともあり、サイドミラーのない外観は見た目に少し違和感を覚えます。しかしサイドミラーを排除することによって、車両デザインの自由度は上がり、サイドミラー部分で発生していた風切音を気にしなくて良くなります。それは少なからず燃費にも貢献するでしょう。
ミラーレス時代になったら、クルマのデザインはどのように変わるのか、興味はつきません。
シガーソケット/USBポート
これまでの車には、当然のように付いていたシガーソケット。タバコを吸わない人口の増加で、名称が電源ソケットなどに変わっています。そこに標準でシガーライターまで付くことはなくなりましたが、これまで車内の電源供給源として重宝したという方は多いのではないでしょうか。
また、いまどきの車ならUSBポートが高確率で装備されていますので、アウトドアで電源を必要とする使い方以外では、シガーソケットの存在感が薄れています。
さらにクルマとスマホの連携といった意味では、近年はQiやBluetoothが浸透しつつあり、USBポートまで必要なくなるのかもしれません。
また、いまどきの車ならUSBポートが高確率で装備されていますので、アウトドアで電源を必要とする使い方以外では、シガーソケットの存在感が薄れています。
さらにクルマとスマホの連携といった意味では、近年はQiやBluetoothが浸透しつつあり、USBポートまで必要なくなるのかもしれません。
ガラス
車を構成するうえで重要なガラス類。これまでフロントウインドウには、衝突時の安全確保をはじめ、光の透過性や耐摩耗性といったさまざまな要件を満たす必要があり、樹脂を使用することができませんでした。
しかし自動車保安基準が改正されたことで、2017年7月より国内で販売される新車には、PC樹脂のフロントウインドウ採用が可能になったのです。
その第1号として注目されているのが、GLM株式会社のEVスポーツカー「トミーカイラZZ」です。
帝人が開発したピラーレスフロントウィンドウは、PC(ポリカーボネート)樹脂製のパーツで、フロントガラスとAピラーが一体になったもの。従来のガラスとAピラーの組み合わせに比べて36%の軽量化を実現しているといいます。
ピラーレスフロントウィンドウは、軽量化による燃費の改善はもちろん、車両上方の重量物を減量できることから運動性能の向上も期待できます。さらに、Aピラーが無くなることで、視界が広くなり、安全性向上にも寄与するなど、良いことづくめの新技術なのです。
保安基準も満たしていることから、今後は海外メーカーでの採用例が増えることも予想されます。
しかし自動車保安基準が改正されたことで、2017年7月より国内で販売される新車には、PC樹脂のフロントウインドウ採用が可能になったのです。
その第1号として注目されているのが、GLM株式会社のEVスポーツカー「トミーカイラZZ」です。
帝人が開発したピラーレスフロントウィンドウは、PC(ポリカーボネート)樹脂製のパーツで、フロントガラスとAピラーが一体になったもの。従来のガラスとAピラーの組み合わせに比べて36%の軽量化を実現しているといいます。
ピラーレスフロントウィンドウは、軽量化による燃費の改善はもちろん、車両上方の重量物を減量できることから運動性能の向上も期待できます。さらに、Aピラーが無くなることで、視界が広くなり、安全性向上にも寄与するなど、良いことづくめの新技術なのです。
保安基準も満たしていることから、今後は海外メーカーでの採用例が増えることも予想されます。
トランスミッション
MT車やAT車など、トランスミッションは車のエンジンと切ることのできない関係にありました。しかし、将来はそれさえもなくなってしまうかもしれません。
次世代の動力源として期待されている電気自動車ですが、EVに搭載されるモーターは変速の必要がないので多段式のミッションがありません。
ただ、厳密には固定変速機というミッションがあるので、多段変速機がなくなるという解釈の方が正しいでしょうか。
次世代の動力源として期待されている電気自動車ですが、EVに搭載されるモーターは変速の必要がないので多段式のミッションがありません。
ただ、厳密には固定変速機というミッションがあるので、多段変速機がなくなるという解釈の方が正しいでしょうか。
プロペラシャフト
プロペラシャフトとは、車体のセンターに搭載されている回転軸のことです。四輪駆動車やFR車ではプロペラシャフトがないと動力をタイヤに伝えることができません。
しかし、前項のようにEVが普及していくとこのプロペラシャフトも消えていく運命にあるかもしれません。
EV車の駆動方式のひとつに「インホイールモーター」というものがあります。インホイールモーターは、名前の通りハブ(各ホイールの内側)部分に搭載するモーターです。
ホイールが個々で回転するようになるので、プロペラシャフトを介して動力を伝達していく必要がありません。
駆動力をホイールへ直接伝達できるため、非常に効率がよく、今後普及していく見込みは十分にあると言えます。
しかし、前項のようにEVが普及していくとこのプロペラシャフトも消えていく運命にあるかもしれません。
EV車の駆動方式のひとつに「インホイールモーター」というものがあります。インホイールモーターは、名前の通りハブ(各ホイールの内側)部分に搭載するモーターです。
ホイールが個々で回転するようになるので、プロペラシャフトを介して動力を伝達していく必要がありません。
駆動力をホイールへ直接伝達できるため、非常に効率がよく、今後普及していく見込みは十分にあると言えます。