車のナンバープレートの区分と分類番号を徹底解説【2025年最新版】
更新日:2025.10.27
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車のナンバープレートには、その車の用途や大きさ、そして登録区分がひと目でわかるように「分類番号」という数字が記されています。地名の横に並ぶ3桁の数字がそれで、特に百の位の数字を見ると、どんな種類の車なのかを判断できます。
よく目にする「5ナンバー」や「3ナンバー」はもちろん、キャンピングカーなどに多い「8ナンバー」や、トラックなどの「1ナンバー」も存在します。では、これらの数字はいったいどんな基準で分けられているのでしょうか?
よく目にする「5ナンバー」や「3ナンバー」はもちろん、キャンピングカーなどに多い「8ナンバー」や、トラックなどの「1ナンバー」も存在します。では、これらの数字はいったいどんな基準で分けられているのでしょうか?
- Chapter
- ナンバープレートの基本構造
- 1ナンバー:普通貨物自動車(トラックなど)
- 2ナンバー:普通乗合自動車(バスなど)
- 3ナンバー:普通乗用自動車(大型乗用車)
- 5ナンバー:小型乗用自動車(普通乗用車・軽乗用車)
- 7ナンバー:小型乗用自動車(普通乗用車・軽乗用車)
- 4ナンバー:小型貨物自動車(ライトバン・軽トラック等)
- 6ナンバー:小型貨物自動車
- 8ナンバー:特種用途自動車(特殊目的車)
- 9ナンバー/0ナンバー:大型特殊自動車
- 自家用・事業用・レンタカーで異なる表示(色・ひらがな)
- 白地に緑文字
- 黄色地に黒文字
- 緑地に白文字
- 青地に白文字
- レンタカーの表示
- 豆知識:希望ナンバー制度で“自分だけの番号”を
- ご当地ナンバーと図柄入りナンバープレート
- ご当地ナンバーとは?地域名表示の拡充
- 全国版図柄入りナンバー
- 地方版図柄入りナンバー
- 大阪・関西万博ナンバー
- 豆知識:分類番号が3桁&アルファベットになった理由
- まとめ
ナンバープレートの基本構造
日本の自動車ナンバープレート(登録車)は、上段と下段の2段構成になっています。
上段には「地域名」と「分類番号(車の種別や用途を示す数字)」、下段には「ひらがな1文字」と「一連指定番号(登録番号)」が記されています。
これを見るだけで、どの地域で登録された、どんな種類の車かがすぐにわかる仕組みになっています。
また、万が一の事故や違反時には、この登録番号から車の所有者を特定することも可能です。
地域名は原則として運輸支局や自動車検査登録事務所の所在地名が使われますが、後述する「ご当地ナンバー」によって、地域の特色を活かした地名表示も認められています。
分類番号は地名の横にある1〜3桁の数字で、車の種別や用途区分を表します。
現在はほとんどが3桁で、場合によっては下2桁にアルファベットが入ることもあります(詳しくは後述)。
百の位の数字を見ると、おおまかな車種区分が判断できます。
下段左側のひらがなは「分類記号」とも呼ばれ、自家用・事業用・レンタカーなど車の用途を示しています。
使用できる文字にはルールがあり、「お」「し」「へ」など紛らわしい文字や、一部のアルファベットは使われません。
右側の一連指定番号(登録番号)は1〜4桁の数字で構成され、「・・・1」「12-34」「100」などさまざま。
希望すれば、誕生日やラッキーナンバーなど好きな番号を選べる「希望ナンバー制度」も利用できます。
上段には「地域名」と「分類番号(車の種別や用途を示す数字)」、下段には「ひらがな1文字」と「一連指定番号(登録番号)」が記されています。
これを見るだけで、どの地域で登録された、どんな種類の車かがすぐにわかる仕組みになっています。
また、万が一の事故や違反時には、この登録番号から車の所有者を特定することも可能です。
ナンバープレートは車検を受け、保安基準を満たした車両に交付される、いわば車の身分証明書のような存在です。
地域名は原則として運輸支局や自動車検査登録事務所の所在地名が使われますが、後述する「ご当地ナンバー」によって、地域の特色を活かした地名表示も認められています。
分類番号は地名の横にある1〜3桁の数字で、車の種別や用途区分を表します。
現在はほとんどが3桁で、場合によっては下2桁にアルファベットが入ることもあります(詳しくは後述)。
百の位の数字を見ると、おおまかな車種区分が判断できます。
下段左側のひらがなは「分類記号」とも呼ばれ、自家用・事業用・レンタカーなど車の用途を示しています。
使用できる文字にはルールがあり、「お」「し」「へ」など紛らわしい文字や、一部のアルファベットは使われません。
右側の一連指定番号(登録番号)は1〜4桁の数字で構成され、「・・・1」「12-34」「100」などさまざま。
希望すれば、誕生日やラッキーナンバーなど好きな番号を選べる「希望ナンバー制度」も利用できます。
1ナンバー:普通貨物自動車(トラックなど)
地名の横にある1〜3桁の数字の百の位が1の場合、車両総重量や積載量が大きい普通貨物車に割り当てられます。
大型トラックの他、乗用車でも貨物登録すれば1ナンバーになります。1ナンバー車は車検が毎年必要ですが、その代わり自動車税は16,000円程度と3ナンバー乗用車より安く設定されています(高速道路料金は中型車扱いになります)。
ただし貨物登録には、荷室の床面積が1平方メートル以上あること、荷物の積卸口が規定値(例:縦80cm×横80cm)以上あること、乗車スペースより荷室スペースが広いことなど、複数の構造要件を満たす必要があり、誰でもどんな車でも簡単に貨物車にできるわけではありません。
大型トラックの他、乗用車でも貨物登録すれば1ナンバーになります。1ナンバー車は車検が毎年必要ですが、その代わり自動車税は16,000円程度と3ナンバー乗用車より安く設定されています(高速道路料金は中型車扱いになります)。
ただし貨物登録には、荷室の床面積が1平方メートル以上あること、荷物の積卸口が規定値(例:縦80cm×横80cm)以上あること、乗車スペースより荷室スペースが広いことなど、複数の構造要件を満たす必要があり、誰でもどんな車でも簡単に貨物車にできるわけではありません。
2ナンバー:普通乗合自動車(バスなど)
乗車定員11人以上の人員輸送用の大型乗合車が該当します。マイクロバスや大型観光バス、路線バスなどが2ナンバーです。
自家用バス(定員30人以下)の場合、自動車税は年33,000円ほどで、車検は1ナンバー同様に毎年必要になります。
自家用バス(定員30人以下)の場合、自動車税は年33,000円ほどで、車検は1ナンバー同様に毎年必要になります。
3ナンバー:普通乗用自動車(大型乗用車)
排気量や車体サイズが一定基準を超える普通乗用車に割り当てられます。具体的にはガソリン車の場合「排気量2,000cc超」または全長4.7m、全幅1.7m、全高2.0mのいずれかを超える車は3ナンバー登録となります。
たとえ排気量が小さくても車体が大きければ3ナンバーになるわけです(逆に、排気量が2,000cc以下でも、車体サイズがわずかでも基準を超えれば3ナンバーになります)。
たとえ排気量が小さくても車体が大きければ3ナンバーになるわけです(逆に、排気量が2,000cc以下でも、車体サイズがわずかでも基準を超えれば3ナンバーになります)。
5ナンバー:小型乗用自動車(普通乗用車・軽乗用車)
小型乗用車に属する車に付与されます。ガソリン車の場合は排気量2,000cc以下かつ車体サイズが長さ4.7m・幅1.7m・高さ2.0m以内の範囲に収まる乗用車が5ナンバーです。
一般的なコンパクトカーやセダンの多くが該当します。なお、軽乗用車も分類番号の百の位が「5」(例:580)ですが、規格や税制が異なるため通常「5ナンバー車」とは区別されます。
一般的なコンパクトカーやセダンの多くが該当します。なお、軽乗用車も分類番号の百の位が「5」(例:580)ですが、規格や税制が異なるため通常「5ナンバー車」とは区別されます。
7ナンバー:小型乗用自動車(普通乗用車・軽乗用車)
5ナンバーと同じ小型乗用車区分です。かつて分類番号が2桁だった時代に5ナンバーが不足した際の補充として導入され、現在も一部で使われています。基本的な範囲・条件は5ナンバーと同じで、小型乗用車や軽乗用車に割り当てられます。
4ナンバー:小型貨物自動車(ライトバン・軽トラック等)
小型の貨物用途車(小型貨物車)に付けられます。エンジン排気量や積載量に制限があり、例えば排気量1.2L以下・最大積載量400kg以下の商用バンなどが4ナンバー登録となります。
4ナンバー車も毎年車検が必要ですが、自動車税は小型乗用(5ナンバー)登録より大幅に安く、たとえば1.2Lクラスで約14,300円(5ナンバーなら34,500円程度)と経済的です。
4ナンバー車も毎年車検が必要ですが、自動車税は小型乗用(5ナンバー)登録より大幅に安く、たとえば1.2Lクラスで約14,300円(5ナンバーなら34,500円程度)と経済的です。
6ナンバー:小型貨物自動車
現在ほとんど見かけませんが、元々は三輪自動車の貨物車用区分でした。現在では4ナンバー(小型貨物)の番号が枯渇した場合に臨時で使用するための区分として位置づけられています。
8ナンバー:特種用途自動車(特殊目的車)
特種用途車と呼ばれるカテゴリーで、パトカーや救急車などの緊急自動車、霊柩車、教習車、現金輸送車、キャンピングカーなど特定用途の車両が該当します。街中でもよく見る放送中継車や移動販売車なども8ナンバーです。
8ナンバー車の自動車税は同クラスの乗用車よりやや割安で、車検も2年ごと(乗用車と同じ)で構いません。
ただし近年は8ナンバー取得要件が厳格化されており、かつて存在した「スポーツカーをキャンピングカー扱いで8ナンバー取得」などの裏技は難しくなっています。
8ナンバー車の自動車税は同クラスの乗用車よりやや割安で、車検も2年ごと(乗用車と同じ)で構いません。
ただし近年は8ナンバー取得要件が厳格化されており、かつて存在した「スポーツカーをキャンピングカー扱いで8ナンバー取得」などの裏技は難しくなっています。
9ナンバー/0ナンバー:大型特殊自動車
ブルドーザーやフォークリフト、農耕用トラクターなどの大型特殊車両に付与されます。中でも建設作業用の車両(ショベルカーやロードローラー等)には0から始まる番号が割り当てられる決まりです(一方、農耕用トラクターなどのうち、公道を走行する小型特殊自動車は、市町村が交付する緑色の小さなナンバープレート(分類番号なし)を取り付けます)。
自家用・事業用・レンタカーで異なる表示(色・ひらがな)
白地に緑文字
黄色地に黒文字
軽乗用車や軽トラックなど、自家用の軽自動車は黄色の下地に黒字のプレートとなります。「黄ナンバー」と呼ばれます。
緑地に白文字
営業用ともいい、旅客運送業(タクシー、バスなど)や貨物運送業(運送会社のトラックなど)で使われる車は緑背景に白文字のプレートです。営業ナンバーの代名詞として「緑ナンバー」と呼ばれます。白タク(白ナンバーで違法に営業するタクシー)の語源にもなっています。
青地に白文字
外交官用の車両に使われる特殊なプレートです。一般の日本国籍の車には交付されませんが、在日外国大使館の公用車などにはブルーのナンバーが与えられています(下段のかな文字部分に「外」や「外交官」を意味する文字が入る)。
レンタカーの表示
レンタカー(貸渡用車両)は、ナンバープレートの色(普通車なら白地、軽自動車なら黄色地)は自家用と同じですが、下段左側のひらがなが「わ」または「れ」になります。沖縄県や北海道など、レンタカー需要が非常に多い地域では「わ」を使い切ったため「れ」が使用されています。
豆知識:希望ナンバー制度で“自分だけの番号”を
ナンバープレートの下4桁は、自分で好きな番号を指定できる「希望ナンバー制度」で決められます。
1999年(※一部地域は1998年先行)に全国導入され、ネットの「希望番号申込サービス」から手続き可能です。
誕生日や語呂合わせなど自由に選べますが、人気の番号は抽選制。
「・・・1」「7777」「2525」などは地域ごとに抽選対象となり、当選しなければ取得できません。
例えば「88-88」は全国的に人気ですが、オリンピック開催年には開催年にちなんだ「2020」や「2024」が人気になるケースもあり、都道府県ごとの傾向を見ると面白いです。
希望番号制度の導入によって愛着のある番号を付けられるようになりましたが、一度使われた登録番号は原則再利用されないため、人気番号の枯渇対策としてアルファベット導入が行われました。
1999年(※一部地域は1998年先行)に全国導入され、ネットの「希望番号申込サービス」から手続き可能です。
誕生日や語呂合わせなど自由に選べますが、人気の番号は抽選制。
「・・・1」「7777」「2525」などは地域ごとに抽選対象となり、当選しなければ取得できません。
例えば「88-88」は全国的に人気ですが、オリンピック開催年には開催年にちなんだ「2020」や「2024」が人気になるケースもあり、都道府県ごとの傾向を見ると面白いです。
希望番号制度の導入によって愛着のある番号を付けられるようになりましたが、一度使われた登録番号は原則再利用されないため、人気番号の枯渇対策としてアルファベット導入が行われました。
ご当地ナンバーと図柄入りナンバープレート
ご当地ナンバーとは?地域名表示の拡充
ナンバープレート上部の地域名は、以前は各運輸支局所在地名が基本でしたが、2006年から地域振興を目的に特定地域独自の名称を表示できる「ご当地ナンバー」制度が始まりました。ご当地ナンバーでは、従来「宮城」「群馬」等だった表示を「仙台」「前橋」のように地域固有名に変更できます。また希望者は背景にその土地ゆかりの図柄入りデザインを選ぶことも可能です。
2006年以降、第1弾・第2弾と追加され、2023年時点で46地域にご当地ナンバーが導入済みです。そして2025年から新たに6地域、「十勝(北海道)」「日光(栃木)」「江戸川(東京都)」「安曇野(長野)」「南信州(長野)」「彦根(滋賀)」のナンバーが交付予定となっており、合計52地域に拡大します。
例えば東京都では従来の品川・足立などに加え、2025年に江戸川ナンバーが加わることで全国最多の地域名数となります。滋賀県でも彦根ナンバー新設により、従来「滋賀」1種だった表示が2種に増える見込みです。
2006年以降、第1弾・第2弾と追加され、2023年時点で46地域にご当地ナンバーが導入済みです。そして2025年から新たに6地域、「十勝(北海道)」「日光(栃木)」「江戸川(東京都)」「安曇野(長野)」「南信州(長野)」「彦根(滋賀)」のナンバーが交付予定となっており、合計52地域に拡大します。
例えば東京都では従来の品川・足立などに加え、2025年に江戸川ナンバーが加わることで全国最多の地域名数となります。滋賀県でも彦根ナンバー新設により、従来「滋賀」1種だった表示が2種に増える見込みです。
全国版図柄入りナンバー
全国を対象にした記念デザインのプレート。例として2019年ラグビーワールドカップ記念、2020年東京オリンピック・パラリンピック記念などが該当しました。
地方版図柄入りナンバー
各地域独自のデザインプレートで、いわゆる「ご当地図柄ナンバー」です。
各地域の名物や名所が描かれており、例えば山形はサクランボ、山梨・静岡の富士山ナンバーは富士山、福井は恐竜、大分は温泉マーク、鹿児島は桜島(火山)など、地域ごとに工夫されたデザインが特徴です。
2023年10月には第3弾として新たに10地域(秋田県、栃木県、群馬県、東京都、沖縄県など含む)の図柄ナンバーが追加されました。これにより未導入だった都道府県単位の図柄プレートも増えています。
各地域の名物や名所が描かれており、例えば山形はサクランボ、山梨・静岡の富士山ナンバーは富士山、福井は恐竜、大分は温泉マーク、鹿児島は桜島(火山)など、地域ごとに工夫されたデザインが特徴です。
2023年10月には第3弾として新たに10地域(秋田県、栃木県、群馬県、東京都、沖縄県など含む)の図柄ナンバーが追加されました。これにより未導入だった都道府県単位の図柄プレートも増えています。
大阪・関西万博ナンバー
2025年開催の大阪・関西万博を記念した特別図柄ナンバーです。万博ロゴなどが入ったデザインで、開催前の2022年より先行交付されています。万博終了後は一定期間で交付終了となる期間限定プレートです。
図柄ナンバーは希望者のみ任意で選択でき、交付手数料とは別に寄付金を支払うことで地域振興に貢献する仕組みがあります。寄付金なしの場合は背景がモノクロ図柄、1,000円以上の寄付を行うとフルカラー図柄のプレートが交付されます。交付料金(手数料)は地域によりますが、おおむね8,000円前後が多いようです。
なお、軽自動車(黄ナンバー)や事業用車(緑ナンバー)でも図柄プレートを付けると白地になりますが、一目で区別できるよう枠線の色で識別されています。具体的には自家用軽自動車は白地に黄色の縁取り、事業用の普通車は白地に緑の縁取りが入るデザインとなっています。
これにより図柄入りでも従来のプレート色との対応関係が保たれます。図柄入りナンバーは取り付け後も従来と同様に有効期限まで使用できますが、使用終了後に穴を開けて記念に手元に保管することも可能です。
図柄ナンバーの申し込みはネットで可能で、国土交通省の「図柄ナンバー申込サービス」サイトから手続きできます。期間限定の図柄もあるため、興味のある方は早めにチェックするとよいでしょう。
図柄ナンバーは希望者のみ任意で選択でき、交付手数料とは別に寄付金を支払うことで地域振興に貢献する仕組みがあります。寄付金なしの場合は背景がモノクロ図柄、1,000円以上の寄付を行うとフルカラー図柄のプレートが交付されます。交付料金(手数料)は地域によりますが、おおむね8,000円前後が多いようです。
なお、軽自動車(黄ナンバー)や事業用車(緑ナンバー)でも図柄プレートを付けると白地になりますが、一目で区別できるよう枠線の色で識別されています。具体的には自家用軽自動車は白地に黄色の縁取り、事業用の普通車は白地に緑の縁取りが入るデザインとなっています。
これにより図柄入りでも従来のプレート色との対応関係が保たれます。図柄入りナンバーは取り付け後も従来と同様に有効期限まで使用できますが、使用終了後に穴を開けて記念に手元に保管することも可能です。
図柄ナンバーの申し込みはネットで可能で、国土交通省の「図柄ナンバー申込サービス」サイトから手続きできます。期間限定の図柄もあるため、興味のある方は早めにチェックするとよいでしょう。
豆知識:分類番号が3桁&アルファベットになった理由
昔のナンバープレートは「品川 55」など2桁の分類番号でした。 しかし車の台数増加と希望ナンバー制度の導入に合わせ、1999年から全国で3桁化(登録車)。 軽自動車も少し遅れて2005年に3桁化され、番号の組み合わせが一気に増えました。
それでも人気の番号(「・・・1」など)は希望が集中し、分類番号の数字(例:300~399)を使い切ってしまう問題が発生しました。 その対策として2018年から、分類番号の下2桁(10の位と1の位)にアルファベットが使えるようになりました。 たとえば「品川 30A」や「横浜 5AC」といった形で、英字が使用されています。
使用できるのは、視認性や数字(1や0)との混同防止を考慮したA、C、F、H、K、L、M、P、X、Yの10文字です。 おかげで現在は、人気番号でもほぼ希望通りに取得可能に。 ナンバープレートも時代とともに進化を続けているんです。
それでも人気の番号(「・・・1」など)は希望が集中し、分類番号の数字(例:300~399)を使い切ってしまう問題が発生しました。 その対策として2018年から、分類番号の下2桁(10の位と1の位)にアルファベットが使えるようになりました。 たとえば「品川 30A」や「横浜 5AC」といった形で、英字が使用されています。
使用できるのは、視認性や数字(1や0)との混同防止を考慮したA、C、F、H、K、L、M、P、X、Yの10文字です。 おかげで現在は、人気番号でもほぼ希望通りに取得可能に。 ナンバープレートも時代とともに進化を続けているんです。
まとめ
ナンバープレートは、地域や車種、用途といった車の情報を読み解くための重要な手がかりです。 数字や文字の一つひとつに意味があり、日本の車社会を支える仕組みが詰まっています。 あなたの車のナンバーには、どんな意味が込められていますか?