スバル レヴォーグ エンジン徹底解説:1.8Lターボのパワートレインと最新「レイバック」の魅力
更新日:2025.07.31

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スバルの人気ステーションワゴン「レヴォーグ」は、スポーティな走りと実用性を兼ね備えたモデルとして広く知られています。2023年には、その派生クロスオーバーモデルとなる「レヴォーグ レイバック」も登場し、話題を呼びました。この記事ではスバル レヴォーグのエンジンに焦点を当て、パワートレインや走行性能、安全装備まで解説します。それでは、レヴォーグのエンジンと走りの秘密に迫っていきましょう。
- Chapter
- スバル レヴォーグ レイバックのエンジンスペック表
- レヴォーグとは?最新「レイバック」はどんなクルマ?
- レヴォーグ レイバックについて①|パワートレインは1.8リッターターボの1種類
- 初代レヴォーグ(2014年~)のエンジンラインナップ
- 現行レヴォーグ/レイバックの主力「1.8Lターボエンジン(CB18型)」
- 全車共通のトランスミッションと駆動方式
- レヴォーグ専用の高性能エンジン「2.4Lターボ(FA24型)」
- レヴォーグ レイバックについて②|走りを支えるプラットフォームとシャシー
- レヴォーグ レイバックについて③|専用開発となった電動パワーステアリング
- レヴォーグ レイバックについて④| SUVを超える気持ちの良い走り
- レヴォーグ レイバックについて⑤|車高の高いSUVとして、群を抜いた視界性能
- 運転しやすさを支える視界性能とカメラ機能
- 全車標準装備の先進運転支援システム「アイサイトX」
- ドライバーに寄り添う総合的な安全思想
- スバル レヴォーグ エンジンQ&A(よくある質問)
- Q: スバル レヴォーグ レイバックのエンジンは何ですか?
- Q: レヴォーグのエンジンはターボだけど燃料はハイオク指定ですか?
- Q: レヴォーグ レイバックはSUVと呼べるのですか?ワゴンとの違いは?
- Q: レヴォーグには他にどんなエンジン搭載車がありますか?
- Q: 「レヴォーグ」という名前にはどういう意味があるのですか?
- まとめ
スバル レヴォーグ レイバックのエンジンスペック表
項目 | スペック |
---|---|
エンジン型式 | CB18 |
種類・シリンダー数 | 水平対向4気筒 |
最高出力 (kW[PS]/rpm) | 130[177]/5200 |
最高トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 300[30.6]/1600 |
過給器 | 標準装備(ターボ) |
燃費(WLTC複合モード) | 13.6km/L |
燃費 (WLTC市街地モード) | - |
燃費(WLTC郊外モード) | - |
燃費(WLTC高速道路モード) | - |
レヴォーグとは?最新「レイバック」はどんなクルマ?
レヴォーグ(LEVORG)は2014年に登場したスバルのスポーツワゴンです。
車名の由来は「LEGACY(レガシィ)」「REVOLUTION(レボリューション)」「TOURING(ツーリング)」を組み合わせた造語で、レガシィツーリングワゴンの血統を受け継ぎつつ新時代のツーリングカーを切り拓くという想いが込められています。初代レヴォーグはスバルの主力ワゴンであったレガシィの後継として登場し、スポーティな走りと最新の安全装備「アイサイト」を備えたことで人気を博しました。
2020年にはレヴォーグの2代目モデルが登場し、エンジンも刷新されています。当初は1.8L直噴ターボエンジンのみの設定でしたが、2021年には高性能な2.4Lターボエンジン搭載モデル(STI Sport R)も追加されています。
そして2023年には新たな派生モデルとしてレヴォーグ レイバックが発表・発売されました。レイバックは都会派クロスオーバーSUVと位置付けられ、レヴォーグのスポーティワゴンとしての良さに「SUV的なゆとり」や上質感をプラスしたユニークなモデルです。見た目は車高が高くSUV風ですが、中身はレヴォーグそのもので、走りの良さは健在です。
「レヴォーグ レイバックってSUVなの?ワゴンなの?」と思う方もいるかもしれませんが、その答えも含めて以下で詳しく見ていきましょう。
車名の由来は「LEGACY(レガシィ)」「REVOLUTION(レボリューション)」「TOURING(ツーリング)」を組み合わせた造語で、レガシィツーリングワゴンの血統を受け継ぎつつ新時代のツーリングカーを切り拓くという想いが込められています。初代レヴォーグはスバルの主力ワゴンであったレガシィの後継として登場し、スポーティな走りと最新の安全装備「アイサイト」を備えたことで人気を博しました。
2020年にはレヴォーグの2代目モデルが登場し、エンジンも刷新されています。当初は1.8L直噴ターボエンジンのみの設定でしたが、2021年には高性能な2.4Lターボエンジン搭載モデル(STI Sport R)も追加されています。
そして2023年には新たな派生モデルとしてレヴォーグ レイバックが発表・発売されました。レイバックは都会派クロスオーバーSUVと位置付けられ、レヴォーグのスポーティワゴンとしての良さに「SUV的なゆとり」や上質感をプラスしたユニークなモデルです。見た目は車高が高くSUV風ですが、中身はレヴォーグそのもので、走りの良さは健在です。
「レヴォーグ レイバックってSUVなの?ワゴンなの?」と思う方もいるかもしれませんが、その答えも含めて以下で詳しく見ていきましょう。
レヴォーグ レイバックについて①|パワートレインは1.8リッターターボの1種類
初代レヴォーグ(2014年~)のエンジンラインナップ
スバル レヴォーグのエンジンは、初代モデルでは2種類が存在していました。新開発の1.6L水平対向4気筒ターボ(FB16型:最高出力170馬力)と、上位モデル用の2.0L水平対向4気筒ターボ(FA20型:最高出力300馬力)です。いずれもスバルのお家芸である水平対向(ボクサー)エンジンにターボチャージャーを組み合わせた「DIT(直噴ターボ)」エンジンで、高い動力性能を発揮しました。
現行レヴォーグ/レイバックの主力「1.8Lターボエンジン(CB18型)」
現行モデル(2代目レヴォーグ)ではエンジンラインナップが刷新され、基本グレードは1種類のエンジンに統一されています。それが1.8L直噴ターボエンジン(型式:CB18型)です。このエンジンは最高出力130kW(177PS)/5200-5600rpm、最大トルク300Nm(30.6kgf·m)/1600-3600rpmを発揮し、排気量以上に力強い走りを実現しています。最大トルクがわずか1600rpmから立ち上がるため、低回転域からグッと力が出て加速が滑らかです。
燃料は嬉しいことにレギュラーガソリン仕様で、高出力ターボながら燃料代も抑えられます。環境性能にも配慮されており、WLTCモード燃費は13.6km/L(レイバックの場合)とまずまず良好な数字です。実際の街乗りでも燃費10km/L前後は確保しやすいと言われ、パワーと経済性をバランスさせたエンジンと言えるでしょう。
また、この1.8L直噴ターボ「CB18」型エンジンは、水平対向レイアウトによってエンジン自体の重心が低く、車全体の安定性に寄与するメリットもあります。ターボチャージャーによる中速域での豊かな加速力と、レギュラーガソリン対応による優れた経済性を両立したユニットです。
燃料は嬉しいことにレギュラーガソリン仕様で、高出力ターボながら燃料代も抑えられます。環境性能にも配慮されており、WLTCモード燃費は13.6km/L(レイバックの場合)とまずまず良好な数字です。実際の街乗りでも燃費10km/L前後は確保しやすいと言われ、パワーと経済性をバランスさせたエンジンと言えるでしょう。
また、この1.8L直噴ターボ「CB18」型エンジンは、水平対向レイアウトによってエンジン自体の重心が低く、車全体の安定性に寄与するメリットもあります。ターボチャージャーによる中速域での豊かな加速力と、レギュラーガソリン対応による優れた経済性を両立したユニットです。
全車共通のトランスミッションと駆動方式
この1.8Lエンジンはレヴォーグ レイバックにも搭載されており、レイバックのパワートレインはこの1種類のみとなります。トランスミッションは全車リニアトロニックCVT(無段変速)で、パドルシフト操作によりマニュアル感覚の変速も可能です。駆動方式はスバル独自のシンメトリカルAWD(常時全輪駆動)で、滑りやすい路面でも安定した走行が可能です。エンジン・トランスミッション・AWDを一体最適化したこのパワートレインにより、レヴォーグは力強さと安心感のある走りを実現しています。
レヴォーグ専用の高性能エンジン「2.4Lターボ(FA24型)」
なお、現行レヴォーグには前述のとおり2.4L直噴ターボエンジン(FA24型)を搭載した最上級グレード「STIスポーツR」も設定されています。こちらは最高出力275PS・最大トルク375Nmを発生するハイパフォーマンスモデルですが、レイバックには設定がありません。レイバックでは1.8Lターボのみとすることで、扱いやすさと十分な動力性能を両立しているわけです。
レヴォーグ レイバックについて②|走りを支えるプラットフォームとシャシー
レヴォーグおよびレイバックのプラットフォームには、スバルの最新アーキテクチャである「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」が採用されています。ボディ構造にはフルインナーフレーム構造を導入し、最初に骨格フレームを溶接してから外板を組み付ける手法で高い剛性を確保しています。サスペンションも前輪がストラット式、後輪がダブルウィッシュボーン式とすることで、操縦安定性と乗り心地のバランスを追求しています。この頑丈な車体と高度なシャシー設計が、レヴォーグの快適で安定した走りを下支えしているのです。
レイバックでは最低地上高(車高の高さ)が大きく引き上げられているのが特徴です。標準のレヴォーグの最低地上高は145mmですが、レイバックではなんと200mmを確保しました。実に55mmアップしており、多くのミドルサイズSUVに匹敵するクリアランスです(参考までにトヨタRAV4は最小地上高190~200mm程度)。このおかげでレイバックは凸凹道や雪道といった悪路での走破性が大幅に向上し、アウトドアレジャーでも安心して走れるクロスオーバー車に仕上がっています。さらにタイヤもオールシーズンタイプ(225/55R18)を採用しており、天候や路面状況を問わず走りやすい仕様になっています。
通常のレヴォーグに比べ、レイバックは最低地上高が200mmと大幅に高く設定されています。この車高の高いスタイルにより、段差や未舗装路でも車体下部を擦りにくくなり、雪道や悪路走行時の安心感が高まりました。見た目にもSUVらしい堂々とした存在感が生まれていますが、優れたプラットフォームとサスペンションセッティングのおかげで走行安定性は犠牲になっていません。高い視点と走破力を持ちながらも、レヴォーグらしい安定したハンドリングと快適な乗り心地を両立している点は大きな魅力です。
通常のレヴォーグに比べ、レイバックは最低地上高が200mmと大幅に高く設定されています。この車高の高いスタイルにより、段差や未舗装路でも車体下部を擦りにくくなり、雪道や悪路走行時の安心感が高まりました。見た目にもSUVらしい堂々とした存在感が生まれていますが、優れたプラットフォームとサスペンションセッティングのおかげで走行安定性は犠牲になっていません。高い視点と走破力を持ちながらも、レヴォーグらしい安定したハンドリングと快適な乗り心地を両立している点は大きな魅力です。
レヴォーグ レイバックについて③|専用開発となった電動パワーステアリング
レヴォーグのハンドリング性能を語る上で欠かせないのが、電動パワーステアリング(EPS)の存在です。現行レヴォーグ(含むレイバック)には、スバル初採用となるデュアルピニオン式電動パワーステアリングが搭載されています。
デュアルピニオン式とは、ステアリングからの操舵入力とパワーステアリングのアシスト駆動を別々のギア(ピニオン)で行う方式で、従来型よりフリクション(摩擦抵抗)が減り滑らかでリニアな操舵感が得られるのが特長です。レヴォーグはこの最新ステアリングのおかげで、思い通りにスッと曲がる素直なハンドリングを実現しています。
デュアルピニオン式とは、ステアリングからの操舵入力とパワーステアリングのアシスト駆動を別々のギア(ピニオン)で行う方式で、従来型よりフリクション(摩擦抵抗)が減り滑らかでリニアな操舵感が得られるのが特長です。レヴォーグはこの最新ステアリングのおかげで、思い通りにスッと曲がる素直なハンドリングを実現しています。
さらにレイバックでは、このステアリングシステムに専用のチューニングが施されています。ステアリングコラムシャフトとEPSモーターを繋ぐジョイント部品をレイバック専用品とし、制御ソフトも専用に最適化することで、車高が上がったことによる操舵フィールの変化を抑えています。
その結果、SUV的な背の高さを感じさせない滑らかでダイレクトなステアリング応答が得られ、狙ったラインを安心してトレースできます。ハンドルを切った際のタイムラグの少なさや車体の素直な動きはレヴォーグ譲りで、レイバックになっても運転の楽しさは健在です。「車高が高いとフワフワしそう…」という心配も、スバルの高度なチューニングによって杞憂に終わるでしょう。
その結果、SUV的な背の高さを感じさせない滑らかでダイレクトなステアリング応答が得られ、狙ったラインを安心してトレースできます。ハンドルを切った際のタイムラグの少なさや車体の素直な動きはレヴォーグ譲りで、レイバックになっても運転の楽しさは健在です。「車高が高いとフワフワしそう…」という心配も、スバルの高度なチューニングによって杞憂に終わるでしょう。
レヴォーグ レイバックについて④| SUVを超える気持ちの良い走り
レヴォーグ レイバックは見た目こそSUV/クロスオーバーですが、その走行フィールはまさにスポーツワゴンそのものです。
ベースとなったレヴォーグ譲りの剛性の高いボディや洗練された足回り、先述の高度なステアリング制御により、一般的なSUVにありがちな重ったるさやハンドリングの緩慢さが感じられません。「レヴォーグ レイバック」の加速性能やコーナリング性能は、平均的なSUV/クロスオーバーの域を軽々と超えており、意のままに車を操れる爽快な走りが楽しめます。例えばハンドル操作に対する車の反応が俊敏で、背の高い車にありがちな入力遅れがほとんどないため、山道のカーブでもストレスなく曲がれます。上下動の収まりも良く、余分な揺れや振動が抑えられているので長時間乗っても疲れにくいでしょう。
1.8Lターボエンジンの加速も必要十分以上で、高速の合流や追い越しでもパワー不足を感じにくいはずです。実際にアクセルを踏み込めばスムーズに加速し、CVTの無段変速も相まって力のつながりが途切れません。
SUV的な実用性を手にしながらも、スポーツカーやスポーツワゴンに近い気持ち良さを味わえる――これこそが「レヴォーグ レイバック」の隠れた魅力と言えるでしょう。家族でゆったりドライブするときは快適で安心、いざ一人でワインディングを走れば思わず笑みがこぼれるような機敏さ。まさに「いいとこ取り」の走行性能を備えたクロスオーバーなのです。
ベースとなったレヴォーグ譲りの剛性の高いボディや洗練された足回り、先述の高度なステアリング制御により、一般的なSUVにありがちな重ったるさやハンドリングの緩慢さが感じられません。「レヴォーグ レイバック」の加速性能やコーナリング性能は、平均的なSUV/クロスオーバーの域を軽々と超えており、意のままに車を操れる爽快な走りが楽しめます。例えばハンドル操作に対する車の反応が俊敏で、背の高い車にありがちな入力遅れがほとんどないため、山道のカーブでもストレスなく曲がれます。上下動の収まりも良く、余分な揺れや振動が抑えられているので長時間乗っても疲れにくいでしょう。
1.8Lターボエンジンの加速も必要十分以上で、高速の合流や追い越しでもパワー不足を感じにくいはずです。実際にアクセルを踏み込めばスムーズに加速し、CVTの無段変速も相まって力のつながりが途切れません。
SUV的な実用性を手にしながらも、スポーツカーやスポーツワゴンに近い気持ち良さを味わえる――これこそが「レヴォーグ レイバック」の隠れた魅力と言えるでしょう。家族でゆったりドライブするときは快適で安心、いざ一人でワインディングを走れば思わず笑みがこぼれるような機敏さ。まさに「いいとこ取り」の走行性能を備えたクロスオーバーなのです。
レヴォーグ レイバックについて⑤|車高の高いSUVとして、群を抜いた視界性能
運転しやすさを支える視界性能とカメラ機能
SUVやクロスオーバー車で気になるポイントの一つに視界があります。一般に車高が高くなるとボンネット先端の位置感覚が掴みにくくなったり、車両周囲の死角が増えたりしがちです。
そこでレヴォーグ レイバックでは視界確保のための工夫が随所に凝らされています。まずドアミラー(サイドミラー)は鏡面サイズをベースのレヴォーグより約4mm大型化しました。わずかな拡大ですが視野角が広がり、後方確認がしやすくなります。
一方でサイドミラー下に装着されている車両周囲カメラの出っ張りを小型化し、ミラー全体の横幅はレヴォーグと同等に抑えているのもポイントです。これにより取り回し時にミラーをぶつけにくくしつつ、視界そのものは拡大しているわけです。
さらに低速走行時(15km/h未満)には、マルチビューカメラの映像を自動でディスプレイに表示する機能も採用されています。例えば狭い路地で徐行する際や一時停止で減速した際、車両前方と俯瞰の一部を組み合わせた映像が自動表示され、死角になりがちな近距離の障害物もしっかり確認できます。
こうした徹底した視界サポートにより、レイバックは車高が高いSUVでありながら運転しやすさが損なわれていません。視界の良さは運転中の安心感に直結する要素だけに、嬉しいポイントです。
そこでレヴォーグ レイバックでは視界確保のための工夫が随所に凝らされています。まずドアミラー(サイドミラー)は鏡面サイズをベースのレヴォーグより約4mm大型化しました。わずかな拡大ですが視野角が広がり、後方確認がしやすくなります。
一方でサイドミラー下に装着されている車両周囲カメラの出っ張りを小型化し、ミラー全体の横幅はレヴォーグと同等に抑えているのもポイントです。これにより取り回し時にミラーをぶつけにくくしつつ、視界そのものは拡大しているわけです。
さらに低速走行時(15km/h未満)には、マルチビューカメラの映像を自動でディスプレイに表示する機能も採用されています。例えば狭い路地で徐行する際や一時停止で減速した際、車両前方と俯瞰の一部を組み合わせた映像が自動表示され、死角になりがちな近距離の障害物もしっかり確認できます。
こうした徹底した視界サポートにより、レイバックは車高が高いSUVでありながら運転しやすさが損なわれていません。視界の良さは運転中の安心感に直結する要素だけに、嬉しいポイントです。
全車標準装備の先進運転支援システム「アイサイトX」
安全装備面では、レイバックにはスバルの誇る先進運転支援システム「アイサイトX」が標準搭載されています。新世代アイサイトは従来のステレオカメラ(2眼カメラ)に加えて広角単眼カメラを追加した三眼カメラ方式となっており、より広い範囲で前方の車や歩行者を検知できます。
加えてミリ波レーダーも組み合わせ、クルマ周囲360度をセンシングすることで衝突回避をサポートします。アイサイトXでは渋滞時のハンズオフアシスト(渋滞時先行車追従中のハンドルから手を離せる機能)やアクティブレーンチェンジアシスト(ウインカー操作で安全を確認しつつ車線変更を支援)など高度な運転支援機能も備わっており、ドライバーの負担軽減と安全性向上に大きく寄与します。スバル車が培ってきた「ぶつからない技術」であるアイサイトに最先端の機能が加わったことで、レイバックは安心して運転できる一台となっています。
万が一の際の被害軽減ブレーキや全車速追従クルーズコントロールなどももちろん完備されており、家族みんなで乗っても安心・安全な車と言えるでしょう。
加えてミリ波レーダーも組み合わせ、クルマ周囲360度をセンシングすることで衝突回避をサポートします。アイサイトXでは渋滞時のハンズオフアシスト(渋滞時先行車追従中のハンドルから手を離せる機能)やアクティブレーンチェンジアシスト(ウインカー操作で安全を確認しつつ車線変更を支援)など高度な運転支援機能も備わっており、ドライバーの負担軽減と安全性向上に大きく寄与します。スバル車が培ってきた「ぶつからない技術」であるアイサイトに最先端の機能が加わったことで、レイバックは安心して運転できる一台となっています。
万が一の際の被害軽減ブレーキや全車速追従クルーズコントロールなどももちろん完備されており、家族みんなで乗っても安心・安全な車と言えるでしょう。
ドライバーに寄り添う総合的な安全思想
以上のように、レヴォーグ レイバックは視界性能から安全装備まで抜かりなく磨き上げられており、ドライバーに「スバル車らしい安心」を提供してくれます。日常の買い物からロングドライブまで、常にドライバーと同乗者の安全・安心を考えて作り込まれている点も、幅広い世代から支持される理由でしょう。
スバル レヴォーグ エンジンQ&A(よくある質問)
Q: スバル レヴォーグ レイバックのエンジンは何ですか?
A: レイバックには1.8L水平対向4気筒DOHC直噴ターボエンジン(CB18型)が搭載されています。最高出력177PS、最大トルク300Nmを発生し、レギュラーガソリンで動くエンジンです。初代レヴォーグには1.6Lターボ(170PS)と2.0Lターボ(300PS)がありましたが、現行モデルではこの1.8Lターボが主力になっています。なお、現行レヴォーグにはSTIスポーツRという2.4Lターボ(275PS)搭載の高性能モデルも存在しますが、レイバックは1.8Lターボのみの設定です。
Q: レヴォーグのエンジンはターボだけど燃料はハイオク指定ですか?
A: いいえ、レヴォーグ(レイバック含む)の1.8Lターボエンジンはレギュラーガソリン仕様です。ハイオク(プレミアムガソリン)ではなく一般的なレギュラーでOKなので、燃料代の面でも助かりますね。高出力ターボ車ながら気軽にレギュラー給油できるのは嬉しいポイントです。ちなみにWLTCモード燃費は13.6km/Lで、日常使いでも燃費は比較的良好とされています。
Q: レヴォーグ レイバックはSUVと呼べるのですか?ワゴンとの違いは?
A: レヴォーグ レイバックは一応スバルでは「都会派SUV」 「クロスオーバー」と位置付けられていますが、基本的にはレヴォーグというワゴン車をベースに車高を上げてSUV風味を持たせたモデルです。見た目や最低地上高はSUVらしくなっていますが、中身のプラットフォームやエンジン、駆動系はレヴォーグと共通で、走りの感覚もワゴンに近い軽快さがあります。要するに「走れるワゴン」にSUV的な実用性をプラスしたクロスオーバー車です。広いラゲッジスペースや低い重心による走行安定性と、SUVの持つ高いアイポイントや悪路走破性の両方を楽しめるのがレイバックの魅力ですね。
Q: レヴォーグには他にどんなエンジン搭載車がありますか?
A: 現行レヴォーグ(2代目)には前述のように2.4Lターボエンジン搭載の「STIスポーツR」というトップグレードがあります。2.4L車は275PS/375Nmものハイパワーで、まさにスポーツカー並みの加速を味わえるモデルです。ただし車両価格も高めで、主に走りにこだわる方向けでしょう。一方、初代レヴォーグ(2014-2020年)では1.6Lターボ(170PS)と2.0Lターボ(300PS)の2種類が存在していました。中古車市場ではこれら初代モデルも流通していますので、予算や用途に合わせて選ぶ楽しみもあります。
Q: 「レヴォーグ」という名前にはどういう意味があるのですか?
A: レヴォーグ(LEVORG)という車名は、スバルの往年の名車「レガシィ」と「レボリューション(革新)」「ツーリング(旅行・長距離走行)」という言葉を組み合わせた造語です。スバル自身が「レヴォーグはレガシィ・ツーリングワゴンの血統を受け継ぎつつ、次世代に先駆けた変革により新たなツーリングカーの時代を切り拓く思いを込めた」と説明しているように、伝統と革新、新しい旅の形を示す意味合いが込められているのですね。要は「レガシィの後継として、革命を起こすツーリングカー」という熱いネーミングというわけです。
まとめ
以上、スバル レヴォーグのエンジンを中心に、最新モデル・レイバックの特徴や走行性能、安全性について解説しました。レヴォーグは単に速いだけでなく、パワートレイン・ハンドリング・安全装備の全てにおいてバランス良く作り込まれた一台です。スポーティな走りを楽しみたい方にも、SUV的な実用性や安心感を求める方にも、自信を持ってオススメできるモデルと言えるでしょう。