200馬力発揮!歴代最強ポロの発売は2018年か?
更新日:2024.09.09
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ポロといえばVWの誇るBセグメントの主力モデル。その6代目にあたる新型が2017年6月にアンベールされました。ボディは、日本の5ナンバー枠を出るサイズに進化。なかでもスポーツグレードのGTIは、大きく進化したようなのです。
*2017年当時の情報です
*2017年当時の情報です
どこまで進化をするのか…VW ポロ GTI
VWの主力モデルといえるのが、おなじみポロ。2017年6月に新型モデルが発表となりなした。
ボディサイズは、全長4,053mm×全幅1,751mm×全高1,446mmと拡大。より精悍なエクステリアデザインに進化しています。
エンジンは、海外ではすでに導入済みの1.0 TGIをボトムに、4種類のガソリンと2つのディーゼルが用意されてます。なかでも気になるのが、ハイスペックグレードのGTIでしょう。
VWはハイスペックモデルに「GTI=Grand Touring Injection」というグレード名をかつてより用意しており、ポロには1998年モデルからこのGTIがラインナップされました。
ポロ GTIとして3代目(2010年発表)のモデルでは、ターボとスーパーチャージャーを装備し、179psを発揮する1.4L TSIツインチャージャーエンジンを搭載、ダウンサイジングとハイパワーを世に問うたモデルとして話題になりました。その後、マイナーチェンジにともないエンジンは、1.8L TSIシングルターボ(192ps)にあらためられています。
この仕様変更は、ターボチャージャーの進化により、充分な出力と環境性能が両立できるようになったことと、ツインチャージャーの複雑な機構によるコストおよび重量増を避けたためと考えます。
さて、このように進化を続けるポロ GTI、新型は当然ながら前モデルを上回るスペックが与えられています。
ボディサイズは、全長4,053mm×全幅1,751mm×全高1,446mmと拡大。より精悍なエクステリアデザインに進化しています。
エンジンは、海外ではすでに導入済みの1.0 TGIをボトムに、4種類のガソリンと2つのディーゼルが用意されてます。なかでも気になるのが、ハイスペックグレードのGTIでしょう。
VWはハイスペックモデルに「GTI=Grand Touring Injection」というグレード名をかつてより用意しており、ポロには1998年モデルからこのGTIがラインナップされました。
ポロ GTIとして3代目(2010年発表)のモデルでは、ターボとスーパーチャージャーを装備し、179psを発揮する1.4L TSIツインチャージャーエンジンを搭載、ダウンサイジングとハイパワーを世に問うたモデルとして話題になりました。その後、マイナーチェンジにともないエンジンは、1.8L TSIシングルターボ(192ps)にあらためられています。
この仕様変更は、ターボチャージャーの進化により、充分な出力と環境性能が両立できるようになったことと、ツインチャージャーの複雑な機構によるコストおよび重量増を避けたためと考えます。
さて、このように進化を続けるポロ GTI、新型は当然ながら前モデルを上回るスペックが与えられています。
ついに2.0L TSIターボエンジン搭載となったポロ GTI
新型ポロ GTIに搭載されるエンジンは、最高出力147kW(200ps)を発揮する2.0L TSIターボ!これにトランスミッションは6速MT、7速DSGが組み合わされます。
これは、歴代最強のポロになるのは間違いなく、2018年の販売になるのではないかと予想されています。
1976年にビートルの後継としてデビューした初代ポロは、わずか40馬力の900ccエンジンを搭載していたコンパクトモデル。それが約40年の時を経て、GTIグレードながら倍以上の排気量となり、出力は5倍になった…というのも非常に興味深いところです。
これは、歴代最強のポロになるのは間違いなく、2018年の販売になるのではないかと予想されています。
1976年にビートルの後継としてデビューした初代ポロは、わずか40馬力の900ccエンジンを搭載していたコンパクトモデル。それが約40年の時を経て、GTIグレードながら倍以上の排気量となり、出力は5倍になった…というのも非常に興味深いところです。
ポロが排気量アップとなった理由とは?
ポロのボディが拡大され、GTIには2.0L TSIエンジンを搭載したことで、ゴルフ GTIとの差別化が曖昧になった感があります。これまでは、モデルヒエラルキーを明確にしてきたポロですが、今回、2.0Lエンジンを搭載。これには、さまざまな意味合いがあると考えます。
まず言えるのは、先のVW排ガス問題。ブランドイメージを大きく損なう結果となった事件でもありましたが、それだけにVWもコンプライアンスを徹底したクルマ作りを行う必要があるわけです。
これまで同様の1.8Lエンジンでも、200psを発揮させだけなら、さほど難しくはないでしょう。しかし環境性能、排ガス規制(ユーロ6)をクリアできるエンジンとするためには、VWといえど難しいレベルに達しているのかもしれません。
そこで、2.0L TSIエンジンを搭載することで、排ガス規制と環境性能をクリアするという戦術をとったと推察します。
それともう一点は、開発コストの抑止です。これはBMWをはじめ多くの欧州メーカーも行っていますが、同一エンジン搭載車でも、グレードに応じて出力の違う仕様を用意して、使い分けるやり方です。
これにより、エンジンの大量生産を可能にして、開発コストの抑制につなげることができるため、メーカーにとって有効な手法といえます。もちろん、ユーザーにとっても販売価格の低下につながるので恩恵はありますね。
まず言えるのは、先のVW排ガス問題。ブランドイメージを大きく損なう結果となった事件でもありましたが、それだけにVWもコンプライアンスを徹底したクルマ作りを行う必要があるわけです。
これまで同様の1.8Lエンジンでも、200psを発揮させだけなら、さほど難しくはないでしょう。しかし環境性能、排ガス規制(ユーロ6)をクリアできるエンジンとするためには、VWといえど難しいレベルに達しているのかもしれません。
そこで、2.0L TSIエンジンを搭載することで、排ガス規制と環境性能をクリアするという戦術をとったと推察します。
それともう一点は、開発コストの抑止です。これはBMWをはじめ多くの欧州メーカーも行っていますが、同一エンジン搭載車でも、グレードに応じて出力の違う仕様を用意して、使い分けるやり方です。
これにより、エンジンの大量生産を可能にして、開発コストの抑制につなげることができるため、メーカーにとって有効な手法といえます。もちろん、ユーザーにとっても販売価格の低下につながるので恩恵はありますね。
今後のGTIはどう進化していくのか…
ゴルフ GTIと同系統のエンジンを積んだ新型VW ポロ GTIですが、最高出力は現行ゴルフ GTIの30psダウンとし、きっちりモデルヒエラルキーを守っています。
かつてはV6 3.2Lエンジンも存在したゴルフと、895ccというエンジンを積んで登場したポロが、GTIに限った話ながら同じ排気量になるというのは、非常に興味深いものがありますね。
近い将来、乗用車のパワーユニットとして内燃機の製造中止が欧州を中心に叫ばれるなか、ホットモデルであるポロ GTIが、今後どのような変遷を遂げていくのか?非常に気になるところではないでしょうか。
かつてはV6 3.2Lエンジンも存在したゴルフと、895ccというエンジンを積んで登場したポロが、GTIに限った話ながら同じ排気量になるというのは、非常に興味深いものがありますね。
近い将来、乗用車のパワーユニットとして内燃機の製造中止が欧州を中心に叫ばれるなか、ホットモデルであるポロ GTIが、今後どのような変遷を遂げていくのか?非常に気になるところではないでしょうか。