友情に亀裂が入ることも!? 中古車を友人から購入しないほうがいいって本当?
更新日:2017.09.13

中古車を買う場合はできるだけ安く、愛車を売る場合にはできるだけ高く…とは誰しも思うことですが、中古車業者やディーラーでは希望通りの価格にならない場合が多々あります。そこで考えるのは、中古車をネットオークションや友人から買う、または友人に売るという方法。中間マージンや保証、整備がつかない分、売るほうも買うほうもメリットが大きいように思えますが…実際はどうなのでしょうか?
インターネットの普及で個人売買が増えています
ひと昔前まで、新車ならディーラー、中古車なら中古車販売店やディーラーの中古車部門で購入するのが一般的でした。
それが現在は、ネットオークションやマッチングサイトの利用者が増え、オークションサイトで好みの車を格安で入手したり、業者に売るよりも高く愛車を売りさばいたりする人が増えてきました。
そういった売買方法は、トラブルがなく、名義変更などの手続きもスムーズに行われさえすれば、なんの問題もありません。売った人、買った人、双方が幸せになれるとても良い方法です。
しかし、自動車の売買に限ったことではありませんが、個人売買でのトラブルは多くあります。
個人売買で起こりやすいトラブル
クルマは安くても数万円、場合によっては数百万円という高額な商品になる場合があります。個人売買は、そのような高額商品を、業者を挟まずに売買契約を結ぶということになります。
さらに購入した側は、買っただけでは終わらず、購入後は、名義変更をはじめとする譲渡の手続きなど、公的な手続きをすぐに行わなければなりません。
ところが見た目だけではクルマの状態がわからないことも多く、保証が付かない個人売買では購入後のトラブルで、重大な事故や訴訟につながることも少なくないのです。
<次のページに続く>
- 次ページ
- 意外に厄介なのは、友人、知人間での売買