ポルシェの指定タイヤ「N指定」とは?他と何が違うのか

ポルシェ タイヤ

タイヤは、メーカーからさまざまな性格の商品が発売されていますが、基本的にサイズさえ合えばどれでも使えます。ランボルギーニや、パガーニ、ケーニッグセグのようなスーパーカーメーカーが作る車両の場合、そもそも選択肢がそれほど多くないし、ましてや「このメーカーのこのタイヤ!」と指定されるのは稀です。しかし、ポルシェにはメーカー認定のタイヤが存在します。それは、いかなるものなのでしょうか?

前後の外径を合わせるための微妙な違い

RRの911は、フロントの操舵性、リアのトラクションを確保するため、前後のタイヤサイズが異なっています。そのため、微妙に外径がずれることになります。この外径のずれを修正するため一部のタイヤでは、トレッド面を削って前後の外径を合わせる処理もされています。

年式により異なりますが、このような細かな配慮が911のパフォーマンスを支えているといっても過言ではないのです。

ちなみに、ミシュランのサイトには、ポルシェ承認タイヤをリストアップしたページがあり、335という極太サイズのタイヤの存在も。一般的な乗用車であれば、太くても215~225。

教習所などで、タイヤの接地面積はハガキ一枚分程度と言われることもありますが、335サイズとなると封筒一枚分くらいになりそうですね。

日本のあのスポーツカーもタイヤ指定?

日本が誇るスポーツカーともいうべきニッサンGT-R。日産GT-Rでは、ポルシェのような認定タイヤというものではないですが、メーカー指定のタイヤがあり、このタイヤ以外だとメーカー保証の対象外になります。

ブリヂストンから供給されるGT-Rの純正タイヤは、300km/hで走行中にバーストしても、80km/hの速度で80kmの距離を自走できるランフラットタイヤです。

ちなみに、GT-Rの場合はフロント255/40R20、リア285/35R20。ZR規格のものも含めれば、指定外のメーカーのサイズも存在しており、選択肢はあります。

タイヤは、ちょっとした変化で乗り味やハンドリングが大きく変わる部品。スピード規格であるZRやW、Yというものがありますが、サイズが同じでもスピードレンジが違うだけで乗り味が変わることもあります。

ポルシェやGT-Rのような走りに重きを置く車だからこそ、タイヤひとつひとつが精密に設計されており、車両の性格付けにも利用されているのです。

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