新型LS500hの馬力や走行性能は!? 現行型レクサス LS600hと徹底比較
更新日:2024.09.09
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2017年3月7日〜19日開催のジュネーブモーターショー2017で、トヨタは新型レクサス LS500hを初披露しました。すでに2016年のデトロイトショーで、ガソリン車のレクサス LS500を公開しているため、興味の中心はデザインよりも新開発のマルチステージハイブリッド。現行型レクサス LS600hと、比較してみました。
※ 2017年8月時点
※ 2017年8月時点
新型LS500h、さらに拡大したボディサイズ
現行型と新型の大きな違いのひとつ目は、ボディサイズです。新型はより伸びやかに、より広く、より低くなっています。
項目/車種 | 現行型LS600h | 現行型LS600hL | 次期新型LS500h(欧州仕様) |
全長(mm) | 5,090 | 5,210 | 5,235 |
全幅(mm) | 1,875 | 1,875 | 1,900 |
全高(mm) | 1,465〜1,475 | 1,475 | 1,450 |
ホイールベース(mm) | 2,970 | 3,090 | 3,125 |
新型では、現行型モデルのストレッチバージョンであるLS600hLよりも全長とホイールベースが長く、それでいて全高は25mm抑えられています。全幅は、立体型駐車場の幅ギリギリの1,900mmです。
排気量をダウンしたエンジン
新型LS500hでは、ガソリンエンジンのシリンダー数を2つ減らしたV6に、排気量も4,968ccから3,456ccに縮小されました。それにともないシステム出力も、327kW(445ps)から264kW(359ps)へとダウンしています。
約1,500cc、86psのダウンは少々さみしい感じもしますが、そのスペック差を埋めるのが、マルチステージハイブリッドシステムのようです。
エンジンとモーターの出力制御が可能なマルチステージハイブリッドでは、低速域から高速域まで、常にシステム効率の高い動作点で働くようコンピュータが制御する模様で、優れた加速と十分な最高速をLS500hにもたらしてくれるようです。
新型LSは、GA-Lプラットフォーム、エンジンなどを、クーペモデルのLCと共有しています。
では次に、デザインはどうでしょうか?
約1,500cc、86psのダウンは少々さみしい感じもしますが、そのスペック差を埋めるのが、マルチステージハイブリッドシステムのようです。
エンジンとモーターの出力制御が可能なマルチステージハイブリッドでは、低速域から高速域まで、常にシステム効率の高い動作点で働くようコンピュータが制御する模様で、優れた加速と十分な最高速をLS500hにもたらしてくれるようです。
新型LSは、GA-Lプラットフォーム、エンジンなどを、クーペモデルのLCと共有しています。
では次に、デザインはどうでしょうか?
普通のセダンからクーペシルエットのセダンへ
新型LS500hを、レクサスがクーペスタイルと呼ぶ理由は、いくつか考えられます。
まずひとつ目が傾斜角のなだらかなCピラーです。ノッチバッククーペのようなシルエットは、現行型LSのリアまわりデザインよりもスタイリッシュです。
そしてもうひとつ考えられるのは、車高の低さです。前述したように新型LSでは、現行型よりも全高が25mmほど抑えられています。これを可能にしたのがGA-Lプラットフォームです。
それによりシート座面も低く設定でき、セダンとして十分な居住性とヘッドクリアランスを確保しながら、低い車高を実現できたと考えられます。
まずひとつ目が傾斜角のなだらかなCピラーです。ノッチバッククーペのようなシルエットは、現行型LSのリアまわりデザインよりもスタイリッシュです。
そしてもうひとつ考えられるのは、車高の低さです。前述したように新型LSでは、現行型よりも全高が25mmほど抑えられています。これを可能にしたのがGA-Lプラットフォームです。
それによりシート座面も低く設定でき、セダンとして十分な居住性とヘッドクリアランスを確保しながら、低い車高を実現できたと考えられます。
和を意識させる内装
Tをデザインモチーフにしたトヨタ伝統のインパネデザインは、基本をガソリンモデルと共用しながら、ハイブリッドモデルのみ和のテイストを付与しています。
どこが和を感じさせるのか、といえばドアトリムやインパネのオーナメントが折り紙をモチーフにしたデザインになっていることです。
これらの部位に使用される素材は、その道の匠が原型を作成し、それを量産化しています。この部分までハンドメイドだったら、価格はもっと上がっていたことでしょう。
どこが和を感じさせるのか、といえばドアトリムやインパネのオーナメントが折り紙をモチーフにしたデザインになっていることです。
これらの部位に使用される素材は、その道の匠が原型を作成し、それを量産化しています。この部分までハンドメイドだったら、価格はもっと上がっていたことでしょう。
新型レクサス LS500hの発売時期は?
ここまで、ざっと新型LS500hと現行モデルの相違点を紹介してきました。約10年ぶりの全面刷新ですので、他にも進化している部分は、多々あることでしょう。
日本での発売時期は2017年末から2018年初頭。今年の東京モーターショーで日本初公開、2018年の東京オートサロンでFスポーツ発表という流れなのかもしれません。
レクサス LSの購入を検討中の方は、1年ほど待ってみてはいかがでしょうか?
日本での発売時期は2017年末から2018年初頭。今年の東京モーターショーで日本初公開、2018年の東京オートサロンでFスポーツ発表という流れなのかもしれません。
レクサス LSの購入を検討中の方は、1年ほど待ってみてはいかがでしょうか?