全国で車検ミス、軽自動車64万台が再検査対象に。そもそも車検って、どういう検査なの?

2017年3月2日、軽自動車検査協会福井事務所(福井市浅水町)の車検に使う機器に、検査基準値の設定ミスがあり、同協会が福井県内5万4千台超を対象に無料の再検査を呼び掛けていたことがわかりました。全国では64万台にも及んだというこの設定ミス。あらためて、車検ではどのような検査が行われているのか触れてみましょう。

Chapter
ブレーキ検査機器の設定ミスが問題に…
車検のブレーキ検査、また他の検査はどのように行うの?
車検制度のメリット

ブレーキ検査機器の設定ミスが問題に…

今回問題になったのは、車検の際の「ブレーキ検査」の機器だったそうです。この設定ミスは全国16事務所、21箇所に及んだために64万台が再検査対象になっていたとも報じられています。

軽自動車協会は”検査に対する信頼を著しく低下させるもので、重大なことと受け止めている”と声明を発表しています。

クルマのパーツのなかでも特に重要な制動装置=ブレーキ。どんな動力性能を持っていたとしても、安全に止まれるからこそ、その能力を発揮できるというものです。

またドライバーのみならず交通社会での安全性を担保するのも車検制度の意義。このような事態が二度と起きないよう対処してもらいたいところですね。

では、そもそも車検とはどのような検査がされているのでしょうか。見てみましょう。

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車検のブレーキ検査、また他の検査はどのように行うの?