トヨタ 17系クラウンアスリートはどんな車?17系と18系はどちらが買い?
更新日:2024.09.09
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セダン不振といわれるご時世ですが、トヨタ国産最長寿ブランドであり日本車を代表する高級セダンのクラウンは比較的高価であるにもかかわらず、月に数千台は売れるという人気を保っています。そのクラウンの中でも、「アスリート」は走りを追求したスポーツタイプのモデルであり、一貫してラグジュアリーデザインの「ロイヤル」とは一味違った車です。
アスリートはクラウンの歴史の中で一時期途絶えたこともありましたが、1999年の11代目17系クラウンで復活しました。そんな、17系「クラウンアスリート」はその値頃感と信頼性から、中古車市場でも人気です。一体どんな車なのでしょうか?
アスリートはクラウンの歴史の中で一時期途絶えたこともありましたが、1999年の11代目17系クラウンで復活しました。そんな、17系「クラウンアスリート」はその値頃感と信頼性から、中古車市場でも人気です。一体どんな車なのでしょうか?
17クラウンアスリートの前期と後期で何が違う?
17系クラウンは、1999年のフルモデルチェンジ時に歴代11代目として登場したモデルです。クラウンのスポーツモデルであるアスリートは、7代目12系クラウンで初めて登場しました。
しかし、9代目、10代目ではラインアップから外れており、11代目の登場で8年ぶりに復活し、人気車となりました。クラウンアスリートは、アスリートGとアスリートVの2つのタイプが存在し、それぞれ3LDOHC、2.5LDOHCターボが搭載されていました。
そんな17系クラウンアスリートも2001年のマイナーチェンジを境目に前期型と後期型に分かれます。17系のクラウンアスリート前期とクラウンアスリート後期の違いは、主に内外装の変更です。
17インチアルミホイール&45扁平タイヤがオプションとなった他、テールランプが3連丸型タイプへ変更、ステアリング中央のエンブレムが凹型のモールドだけからオーナメントへ、環境性能向上のためアスリートGの3Lエンジンの直噴化。といったチェンジが挙げられますが、あまり大きな違いではないかもしれませんね。
しかし、9代目、10代目ではラインアップから外れており、11代目の登場で8年ぶりに復活し、人気車となりました。クラウンアスリートは、アスリートGとアスリートVの2つのタイプが存在し、それぞれ3LDOHC、2.5LDOHCターボが搭載されていました。
そんな17系クラウンアスリートも2001年のマイナーチェンジを境目に前期型と後期型に分かれます。17系のクラウンアスリート前期とクラウンアスリート後期の違いは、主に内外装の変更です。
17インチアルミホイール&45扁平タイヤがオプションとなった他、テールランプが3連丸型タイプへ変更、ステアリング中央のエンブレムが凹型のモールドだけからオーナメントへ、環境性能向上のためアスリートGの3Lエンジンの直噴化。といったチェンジが挙げられますが、あまり大きな違いではないかもしれませんね。
11代目クラウンアスリートの最も大きな特徴は、最後の直列6気筒エンジン搭載のクラウンであることです。エンジンは、アスリートGには220ps/30.0kgmを発生する直列6気筒3.0L DOHC、アスリートVには280ps/38.5kgmを発生する直列6気筒2.5L DOHCターボが搭載されました。また、後にアスリートプレミアムというグレードが追加され、200ps/25.5kgmを発生する、自然吸気の直列6気筒2.5L DOHCとなっています。
ちなみに、17系ではクラウンのステーションワゴンである、クラウンエステートもが存在し、このクラウンエステートにも、アスリートがラインアップされていました。
クラウンアスリートのカタログ上の燃費は3Lエンジンが11.4km/L、2.5Lターボエンジンが9.2km/Lと、エコカーやダウンサイジングターボの現代とは比べるべくもありませんが、デビュー当時としては、平均的な燃費だったと言えるでしょう。
(※画像は11代目 クラウン)
ちなみに、17系ではクラウンのステーションワゴンである、クラウンエステートもが存在し、このクラウンエステートにも、アスリートがラインアップされていました。
クラウンアスリートのカタログ上の燃費は3Lエンジンが11.4km/L、2.5Lターボエンジンが9.2km/Lと、エコカーやダウンサイジングターボの現代とは比べるべくもありませんが、デビュー当時としては、平均的な燃費だったと言えるでしょう。
(※画像は11代目 クラウン)
その次代の18クラウンアスリートは?
17系クラウンの次の代となる、12代目クラウンが18系クラウンです。「ZERO クラウン」というキャッチコピーで販売され、これを覚えている方も多いのではないでしょうか。18系クラウンはそのキャッチコピー通り、原点に戻り、ゼロからスタートして新たな挑戦をしていくという意味が込められており、それまでのクラウンとは異なった、流麗なフォルムとなりました。
また、プラットフォーム、サスペンションといった主要コンポーネントも刷新され、その中でも最も大きな変化は、それまでの伝統であった直列6気筒エンジンを取り止め、V6エンジンに切り替わったことが特徴です。
18系クラウンにも、アスリートが設定されました。従来までの「アスリートG」、「アスリートV」などの区別はなくなり、全て「アスリート」と統一されました。エンジンはそれまでの17系の2.5L直列6気筒ターボエンジンから、自然吸気の3L V6DOHCエンジンに切り替えられました。ターボがなくなったことで17系よりもパワーが控えめな256ps/32.0kgmとなりましたが、2006年のマイナーチェンジで3.5L V6エンジンが搭載されて、315ps/38.4kgmものパワーを手に入れました。
18系からはステーションワゴンの「エステート」が廃止されたため、アスリートのラインアップは縮小したかにも見えますが、むしろ大幅な刷新と、ハイパワー化により、スポーティなイメージが高まったモデルと言えるでしょう。
(※画像は12代目 クラウン)
また、プラットフォーム、サスペンションといった主要コンポーネントも刷新され、その中でも最も大きな変化は、それまでの伝統であった直列6気筒エンジンを取り止め、V6エンジンに切り替わったことが特徴です。
18系クラウンにも、アスリートが設定されました。従来までの「アスリートG」、「アスリートV」などの区別はなくなり、全て「アスリート」と統一されました。エンジンはそれまでの17系の2.5L直列6気筒ターボエンジンから、自然吸気の3L V6DOHCエンジンに切り替えられました。ターボがなくなったことで17系よりもパワーが控えめな256ps/32.0kgmとなりましたが、2006年のマイナーチェンジで3.5L V6エンジンが搭載されて、315ps/38.4kgmものパワーを手に入れました。
18系からはステーションワゴンの「エステート」が廃止されたため、アスリートのラインアップは縮小したかにも見えますが、むしろ大幅な刷新と、ハイパワー化により、スポーティなイメージが高まったモデルと言えるでしょう。
(※画像は12代目 クラウン)
中古車も人気?クラウンアスリート中古市場価格は?
そんな17系、18系クラウンアスリートですが、中古車市場でも人気のようです。
17系はさすがに10年以上前の車となるため、低価格な中古車も多く、価格帯は30万円台~150万円の値段が付いていますので、「お手軽にクラウンに乗りたい。」という方には気軽に手を出しやすい車かもしれません。また、直列6気筒ターボも17系クラウンの魅力です。
18系は100万円~200万円前後の価格帯となっています。最近のクラウンの外観、スペックに近い18系は大排気量エンジンのスムーズな感覚を味わうことができるでしょう。中古車市場ではタマ数が非常に多いのが嬉しいのですが、一口にアスリートとは言っても、出力・排気量の異なる複数種類のエンジンが存在するので、この点は慎重に選ぶことが必要でしょう。
17系はさすがに10年以上前の車となるため、低価格な中古車も多く、価格帯は30万円台~150万円の値段が付いていますので、「お手軽にクラウンに乗りたい。」という方には気軽に手を出しやすい車かもしれません。また、直列6気筒ターボも17系クラウンの魅力です。
18系は100万円~200万円前後の価格帯となっています。最近のクラウンの外観、スペックに近い18系は大排気量エンジンのスムーズな感覚を味わうことができるでしょう。中古車市場ではタマ数が非常に多いのが嬉しいのですが、一口にアスリートとは言っても、出力・排気量の異なる複数種類のエンジンが存在するので、この点は慎重に選ぶことが必要でしょう。
改造されたクラウンアスリートはカスタムがかっこよい!
17系、18系クラウンアスリートは、そのスポーティーなイメージと、中古車価格が比較的低いことから、改造のベース車になることも多いようです。特に18系はその流麗なスタイリングとスポーツイメージが相まって、大径ホイールとエアロが良く似合いますね!
元々高級車という性格上、改造、カスタムはドレスアップ系が中心となりますが、中には、少数派ではありますが、走行系の硬派なチューニングを行う人たちもいるようです。
日本の伝統的でスタンダードな高級車というイメージが強いクラウンですが、アスリートというグレードの設定にでスポーティなイメージが加わることにより、改造やカスタムを行う場合でも、いろいろな個性が発揮できるみたいですね。
意外にも、様々な個性が引き出せる、クラウンアスリート、一度試してみるのもいいかもしれませんね。
【対立比較】新型クラウンと新型フーガ、どっちを選ぶ?
キャラ立ちが明確!トヨタ クラウンのアスリート、セダン、マジェスタ、ロイヤルの違い
元々高級車という性格上、改造、カスタムはドレスアップ系が中心となりますが、中には、少数派ではありますが、走行系の硬派なチューニングを行う人たちもいるようです。
日本の伝統的でスタンダードな高級車というイメージが強いクラウンですが、アスリートというグレードの設定にでスポーティなイメージが加わることにより、改造やカスタムを行う場合でも、いろいろな個性が発揮できるみたいですね。
意外にも、様々な個性が引き出せる、クラウンアスリート、一度試してみるのもいいかもしれませんね。
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