伝説のスズキ アルトワークス復活!旧モデルの中古車価格も100万円以上!?

新型アルトワークス

2015年に発売開始されたスズキ アルトワークスが大きな話題になりました。アルトのターボモデル「RS」発表時に多くの方々が「ワークスじゃないのか!?」とざわついたわけですが、その声に対するスズキの動きは想像以上に早かったといえます。活況の軽スポーツ、先行発売しているもう一方の雄、ホンダ S660とどちらが「買い」なのでしょうか!?

また、「ゲタ車」として親しまれていたスズキ アルトやダイハツ ミラ等。一般的には商用バンなどに使用されていましたが、最上級スポーツグレードとなると、上のクラスを圧倒する程の驚異的なチューニングを施された車も多々存在しました。そんな軽旧規格のクルマたちも紹介してきます。

Chapter
伝説のアルトワークス復活!
新型アルトワークスとS660の立ち位置の明確な違い
価格からも見える両車の性格の違い
運動性能で圧倒!?アルトワークスの真価
アルトワークスはいかにして「伝説」となったのか?
軽スポーツハッチと言えばスズキ アルトワークス
初代 アルトワークス
衣装が歴史を感じます…麻美スペシャル
ライバルとの激戦
不動の王者アルトワークス
新規格軽自動車への意向と崩壊
ワークス復活の前兆だったターボRS
インテリア・エクステリアにこだわった新型アルトワークス
新型アルトワークスの燃費・維持費
新型アルトワークスの走行スペックと環境性能
アルトワークスの中古価格
アルトワークスシリーズのアルトワークスRとアルトワークスRS-Zとは?
アルトワークスのライバル「ダイハツ ミラ TR-XX アヴァンツァートR」
スズキにも4気筒モデルがあった!「スズキ セルボモード SR-Four」

伝説のアルトワークス復活!

東京モーターショー2015にて唐突に姿を現したスズキ アルトワークス。昨年の12月にはついに発売が開始されました。搭載された心臓は、ターボRSと同様の「R06A型3気筒VVTターボ・エンジン」。自主規制から最高出力は64ps/6,000rpmに抑えられていますが、最大トルクは10.0kgmから10.2kgm/3,000rpmに向上

冷却水抑制温度を88度から82度へ下げ、燃焼室温度の低減を図り充填効率の向上と、ノッキングが抑制されたことでパワーアップしたとのこと。コスト面を考えれば、同一エンジンを搭載すれば良いはずなのですが、こうしたファインチューンをわざわざ施すあたり、「ワークスの名に恥じぬよう」という開発者の意地を感じます。

【スペック】
・全長×全幅×全高:3,395×1,475×1,500mm
・エンジン:R06A型3気筒VVTターボ・エンジン
・駆動方式:2WD/4WD
・トランスミッション:5MT/5AGS

新型アルトワークスとS660の立ち位置の明確な違い

軽スポーツはアルトワークスの復活で、新たな戦国時代に突入しています。ホンダ S660・ダイハツ コペン、それぞれ往年のファンの期待に応える姿勢を各メーカーが見せているといえるでしょう。

こうしたメーカーサイドのスポーツカーへの活発なアプローチは、シニア層へのニーズがあるとしているからに違いありません。実際にS660は若者というよりは、アクティブシニア層に大きく訴求しているといえます。

このように仕事もひと段落し、若いころに乗っていたようなスポーツカーにもう一度…となった際、S660のような軽スポーツカーはセカンドカーとして所有するのに非常に都合が良く、市場では成功しにくいと言われている「オープンカー」であってもニーズが十分にある、といえます。プレミアム感は少々落ちますが、ダイハツ コペンも同様です。

しかし、新型アルトワークスは少々そうしたクルマとは立ち位置が違います。動力性能については後述するとして、まずエクステリア。これは通常のアルトに少し架装したのみ。また一般的な4ドア(5ドア)の軽自動車をベースとしているので、非常に日常の使い勝手が良いモデル。それこそゴルフバッグを積んで出かける事も可能でしょう。

つまり考え方によっては、新型アルトワークスはファーストカーとしても十分通用するパッケージ、といえるのです。家族で乗るには5MTが少々忙しいかな、という方には変速スピードが改善されたAGS仕様も用意されています。これであれば、たまに奥様が買い物の足に使う、という場合でも十分対応できるでしょう。

日常的に使えるという安心感があるのが新型アルトワークス。対してS660は「軽を超えたプレミアム感」があり、これを所有するというのは、ある意味では非日常を手に入れる代わりに、実用性はバッサリとカット。クルマで走る行為そのものを楽しむモデルといえましょう。

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価格からも見える両車の性格の違い