試乗インプレッション!日産 アリアの走りはどのようなものなのか【プロ徹底解説】

アリア

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日産のクロスオーバーEVであるアリア。

日産の目指す「ニッサン インテリジェント モビリティ」の象徴として登場した新型モデルです。

EVであるだけでなく、日産の電動車のフラッグシップとも目されるアリアの走りは、どのようなものなのでしょうか。

試乗した感想をレポートします。

文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ
Chapter
試乗したのはベーシックな「B6」グレード
新しい日産車の始まりを感じさせるモダンさ
長年EVを販売してきた日産ならではのフィール
充実の運転支援システム

試乗したのはベーシックな「B6」グレード

アリアで最初に発売されたのは、66kWhの電池を搭載する2WD(FF)の「B6」グレードでした。

アリアのグレードは、搭載するバッテリーとモーターの数の組み合わせによって決まります。バッテリーは66kWhと91kWhの2つ。モーターは前輪にひとつであれば2WD(FF)、前後にひとつずつの2モーターであれば4WDとなります。

そして66kWhのバッテリー搭載車は「B6」、91kWhには「B9」というグレード名が与えられます。また、4WDモデルには、「e-4ORCE」というグレード名が追加されています。
つまり、66kWhの2WDが「B6」、4WDが「B6 e-4ORCE」。そして91kWhのバッテリーの2WDが「B9」、その4WDが「B9 e-4ORECE」のグレード名になります。また、装備を充実させたグレードには「limited」の名称が加えられます。

今回、試乗することができたのはベーシックな2WDの「B6」グレードとなります。

新しい日産車の始まりを感じさせるモダンさ

アリアに乗ってみて、感心したのはインテリアのモダンさです。特に物理スイッチではなく、タッチセンサーを埋め込んだダッシュボードやシフトノブまわりのデザイン処理には、うならされました。スッキリとしていて、しかも美しい。しかも、室内は足元が広く、とても居心地の良い空間になっています。
日産がアリアから、新しいデザインランゲージ「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」を採用しているのが、このインテリアを見れば誰もが分かるのではないでしょうか。それだけ新しさを感じるはずです。

長年EVを販売してきた日産ならではのフィール

そして次に驚いたのがアリアの加速フィーリングです。

「B6」グレードのパワースペックは、最高出力160kW(218馬力)に最大トルク300Nm。悪い数字ではありませんが、アリア車両重量が2,195〜2,235㎏もあるヘビー級の車です。ですから、スポーツカーのように速いわけではありません。しかし、その加速の滑らかさは一種独特のものを感じました。
エンジン車ではありえない、スムーズで、それでいて伸びやかな加速です。この伸びやかさは、他のEVでも味わえません。これができるのも、過去10年以上にわたってEVを発売し続けてきた日産ならではと言えるでしょう。

また、ハンドリングに関しては、非常にキビキビと走るという印象です。2トンを超える重ったるさは一切ありません。SUVクーペ風のルックスに見合ったスポーティな走り味です。
この後、よりハイパフォーマンスな4WDモデルが登場すれば、きっと驚くような加速感とハンドリングが味わえるはず。非常に楽しみになりました。

充実の運転支援システム

また、アリアは日産の誇る最新の運転支援システムを数多く採用しているのも特徴です。高速道路などで使える「プロパイロット2.0」は、非常に便利な機能です。

一定の条件下とはいえ、ハンドルから手を離してもよいハンズオフ機能を備える車は、まだまだ数えるほどしかありません。まさに最先端をゆく車と言えるでしょう。
そして、誰もが驚く機能が「プロパイロットリモートパーキング」です。外から車を前後に動かす機能です。操作方法は非常に簡単で、隣の車との距離が近い場所に駐車するときに大活躍するはず。リアルで使える機能と言えるでしょう。また、最新の車を手に入れたという満足感にもつながる機能だと思いました。
長年、EVを作り続けてきた日産ならではのスムーズで伸びやかな加速感には驚きました。

また、見た目通りのスポーティな動きも魅力的です。

そして充実した先進の運転支援システムもアリアならではのもの。

まさに「ニッサン インテリジェント モビリティ」そのものという走りを体験できました。
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