日産3代目ノートと先代モデルを新旧比較!2代目とはどこが変わった?【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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2020年より発売されている新型3代目「日産ノート」。
エクステリアの風貌がガラリと変わりましたが、変わったのは外見だけではないようです。
3代目ノートは具体的にどこが変わったのか。先代、2代目ノートと比べていきます。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
エクステリアの風貌がガラリと変わりましたが、変わったのは外見だけではないようです。
3代目ノートは具体的にどこが変わったのか。先代、2代目ノートと比べていきます。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
最も大きく変わったのは「e-POWER」の全車搭載
「e-POWER」は日産のシリーズ方式ハイブリッドシステムです。
先代の2代目ノートでは、一部のグレードのみe-POWERが搭載されていましたが、新型3代目ノートでは全グレードでe-POWERを搭載しています。つまり3代目ノートはハイブリッドカーのみとなり、ガソリン車のラインアップはなくなりました。
また3代目からは、システムやモーターを新しく改良した「第2世代e-POWER」が搭載されています。モーターの最高出力は2代目の109PSから、3代目の116PSまで向上し、トルクも10%アップ。インバーターも小型・軽量化が図られ、より高性能なe-POWERユニットとなりました。
先代の2代目ノートでは、一部のグレードのみe-POWERが搭載されていましたが、新型3代目ノートでは全グレードでe-POWERを搭載しています。つまり3代目ノートはハイブリッドカーのみとなり、ガソリン車のラインアップはなくなりました。
また3代目からは、システムやモーターを新しく改良した「第2世代e-POWER」が搭載されています。モーターの最高出力は2代目の109PSから、3代目の116PSまで向上し、トルクも10%アップ。インバーターも小型・軽量化が図られ、より高性能なe-POWERユニットとなりました。
ボディの比較
ボディサイズについてはさほど大きな変化はありません。
2代目ノートは全長4100×全幅1695×全高1520mm、ホイールベース2600mm、3代目ノートは全長4045×全幅1695×全高1505mm、ホイールベース2580mmとなります。3代目のほうがやや全長とホイールベースが短めですが、その差は若干といったレベルです。
サイズ自体はあまり変わっていませんが、ボディそのものは高性能化が図られています。3代目では、車体骨格に日産初となる1470MPa級の超ハイテン材(冷間プレス用超高張力鋼板)を採用。剛性アップ、軽量化、衝突安全性の向上を実現しました。
プラットフォームも刷新され、VプラットフォームからCMF-Bプラットフォームに変更されています。
2代目ノートは全長4100×全幅1695×全高1520mm、ホイールベース2600mm、3代目ノートは全長4045×全幅1695×全高1505mm、ホイールベース2580mmとなります。3代目のほうがやや全長とホイールベースが短めですが、その差は若干といったレベルです。
サイズ自体はあまり変わっていませんが、ボディそのものは高性能化が図られています。3代目では、車体骨格に日産初となる1470MPa級の超ハイテン材(冷間プレス用超高張力鋼板)を採用。剛性アップ、軽量化、衝突安全性の向上を実現しました。
プラットフォームも刷新され、VプラットフォームからCMF-Bプラットフォームに変更されています。
エクステリアの比較
エクステリア(外観)は、2代目も3代目も日産のデザインアイコンである「Vモーション」を採用している点では変わりありませんが、風貌は大きく変わりました。
3代目では、フロントグリルと薄型ヘッドランプが一体となったデザインを採用し、そこに「Vモーションクローム」が配され、よりシャープで優雅な顔つきとなりました。
リアコンビランプは2代目の縦形状から、3代目では横一文字のシグネチャーデザインに。エンブレムはメーカーロゴではなく、「N I S S A N」のバラ文字ロゴとなり、ボルボなどの欧州車を想起させるものとなりました。
3代目では、フロントグリルと薄型ヘッドランプが一体となったデザインを採用し、そこに「Vモーションクローム」が配され、よりシャープで優雅な顔つきとなりました。
リアコンビランプは2代目の縦形状から、3代目では横一文字のシグネチャーデザインに。エンブレムはメーカーロゴではなく、「N I S S A N」のバラ文字ロゴとなり、ボルボなどの欧州車を想起させるものとなりました。
インテリアの比較
インテリアは、各所で2代目ノートよりも質感が大幅にアップしており、ワンランク上の車を思わせます。
3代目ノートではダッシュボート中央上部にセンターディスプレイを配置。運転席のメーターもセンターディスプレイに一体化された造りとなっているのも特徴的です。左右に広がるようなインストルメントパネルとなっており、サイズ以上に開放的な印象をあたえます。
室内サイズに関しては、2代目ノートは室内長2065×室内幅1390×室内高1255㎜、3代目ノートは室内長2030×室内幅1445×室内高1240㎜となります。3代目のほうが室内長と室内高がやや短くなっています。
3代目ノートではダッシュボート中央上部にセンターディスプレイを配置。運転席のメーターもセンターディスプレイに一体化された造りとなっているのも特徴的です。左右に広がるようなインストルメントパネルとなっており、サイズ以上に開放的な印象をあたえます。
室内サイズに関しては、2代目ノートは室内長2065×室内幅1390×室内高1255㎜、3代目ノートは室内長2030×室内幅1445×室内高1240㎜となります。3代目のほうが室内長と室内高がやや短くなっています。
価格や燃費の比較
車両価格については、2代目ノートのe-POWERシリーズは、177万円~224万円程度でした(2016年時点)。一方の3代目ノートは、202万円~219万円程度で推移しています(2022年現在、4WD、特別仕様車は除く)。
社会情勢の影響もありますが、エントリーグレードの価格は一回り高くなっています。
燃費は、2代目ノートの「e-POWER X」グレードはJC08モードで34.0km/Lでしたが、3代目ノートの「X」グレードではJC08モードで34.8km/L、WLTCモードでは28.4km/lとなります。同じモードを比較すると若干ではありますが燃費性能も新型では向上しています。
社会情勢の影響もありますが、エントリーグレードの価格は一回り高くなっています。
燃費は、2代目ノートの「e-POWER X」グレードはJC08モードで34.0km/Lでしたが、3代目ノートの「X」グレードではJC08モードで34.8km/L、WLTCモードでは28.4km/lとなります。同じモードを比較すると若干ではありますが燃費性能も新型では向上しています。
プロパイロットも進化
3代目ノートからは、先進運転支援技術「プロパイロット(ナビリンク機能付き)」がオプションとして用意されています。プロパイロット(ナビリンク機能付き)は、ステアリング、アクセルペダル、ブレーキペダルの操作をアシストし、高速道路やカーブなどにおいて、ドライバーの負担を軽減してくれます。
また3代目ノートに搭載されるプロパイロットには、カーナビとの連携機能が追加されており、「標識検知」、「カーブ減速支援」、「停止後の追従再開」などの新機能も用意されています。
また3代目ノートに搭載されるプロパイロットには、カーナビとの連携機能が追加されており、「標識検知」、「カーブ減速支援」、「停止後の追従再開」などの新機能も用意されています。
走行性能、パワー、燃費、デザイン、質感、安全装備など、あらゆる面で、新型3代目ノートは先代2代目よりも進化しています。
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」と「RJCカーオブザイヤ」をダブル受賞するなど評論家からも高い評価も受けてもいます。
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」と「RJCカーオブザイヤ」をダブル受賞するなど評論家からも高い評価も受けてもいます。