日産 新型ノートの乗り心地はいかに?新設計のプラットフォームが乗り心地に大きく貢献!

日産 新型ノート

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日産 新型ノートの乗り心地について紹介します。2020年11月24日に発表された3代目の新型ノートは、「コンパクトカーの常識を超える運転の快適さと楽しさが詰まった先進コンパクトカー」とのコンセプトのもとフルモデルチェンジされました。

そんな新型ノートは性能だけでなく、乗り心地も大きく向上しています。そこで今回は新型ノートの乗り心地がどのように優れているのかを紹介します。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
日産 新型ノートは新設計したプラットフォームで乗り心地が向上!
日産 新型ノートは座り心地のいいシートで乗り心地アップ!
日産 新型ノートの車体は小さくなったがリアシートはより快適に!
日産 新型ノートは走行中に聞こえる走行音を軽減!
日産 新型ノートの豪華で居心地のいい室内空間を持つ!

日産 新型ノートは新設計したプラットフォームで乗り心地が向上!

日産 新型ノートはプラットフォームを新設計したことにより乗り心地がさらに向上しています。

プラットフォームは次世代上級小型車向けを採用したことで、ボディに超ハイテン材を使い強度が向上。さらにサスペンションやステアリングシステムのパーツを一新したことで性能があがり、剛性も強化されました。その結果、操縦安定性が高くなったことに加えて、乗り心地も向上しています。

日産 新型ノートは座り心地のいいシートで乗り心地アップ!

日産 新型ノートのシートでは、ゼログラビティシートが採用されています。ゼログラビティシートは人間工学に基づき設計されたシートで、背中から骨盤まで連続的に支持するような構造になっているのが特徴。座り心地がよく、長時間乗っても疲れにくくなっています

さらに、運転席にはシートリフターがついており、シート全体を上下に動かすことができ、体格に合うように調節できます。そして最上級のXグレードのリアシート(後部座席)には、リクライニング機能を装備。コンパクトカーでは珍しく、他車ではほとんど見られない機能です。

日産 新型ノートの車体は小さくなったがリアシートはより快適に!

日産 新型ノートの車体寸法は、先代である2代目ノート(E12型)よりコンパクトになっています。新型ノートの寸法は全長4045mm×全幅1695mm×全高1505mm、2代目ノートは全長4100mm×全幅1695mm×全高1520mm。全長は55mm短く、全高は15mm低い仕様になりました。

2代目ノートは身長170cmの大人4人がクルマに乗った時、リアシート(後部座席)に座った人の膝先にある隙間がコブシ2つ半でしたが、新型ノートでは2つ分と減少しています。2代目ノートを使用している人からすると、少し狭く感じるかもしれません。

しかしながら、他社のコンパクトカーと比べると、新型ノートのリアシートの空間はトップクラス。新型ノートはライバル車と比べて広々としたリアシートの空間を備えています。

また、車内幅は2代目ノートが1390mmに対し、全長と全高がコンパクトになった新型ノートは車内幅が1445mmと55mmも増えており、横幅に関しては2代目ノートよりも広々とした空間を味わうことができます。

日産 新型ノートは走行中に聞こえる走行音を軽減!

快適な室内でも走行中に大きな走行音が聞こえてきたら居心地の良さが半減するでしょう。日産 新型ノートは第2世代e-POWERと車体の遮音性向上のおかげで2代目ノートよりも静粛性が向上しています。

静粛性の向上は、第2世代のe-POWERを搭載したことで実現しました。初代e-POWERは発電時にエンジンの作動音が出てしまい、車内に騒音として伝っていましたが、第2世代e-POWERには路面状態が悪くてロードノイズが大きい場合、発電を積極的に行うシステムを搭載。

このシステムは世界初の制御システムで、エンジン音の軽減に大きく貢献しています。

日産 新型ノートの豪華で居心地のいい室内空間を持つ!

日産 新型ノートのインテリア(内装)は、高級感のあるデザインになっているうえに、使い勝手のいい快適な空間になっています。

センターディスプレイとメーターは一体化しているため使いやすく、未来的なデザインでスタイリッシュ。シートには3種類のインテリアカラー&マテリアルがあり、最上級のXグレードにはグラデーションストライプのジャージーシートを採用しています。本革のシートにもオプションで変更可能で、どちらも上質な車内空間を演出してくれます。

フロントとリアともに収納スペースが多数備えられており、ティッシュなどちょっとした小物を好きな場所に置けるようになっています。

また、エアコンの操作パネルの下にはUSB電源12V電源ソケットを装備。さらに、オプションでスマホのワイヤレス充電器が用意されています。後席用充電USBポートを装備することができるので、リアシートに座っている人もスマホの充電に困りません。インテリアが充実しているため、運転中でも居心地よくいられますね。
日産 新型ノートは、新設計のプラットフォームだけではなく、ゼログラビティシートの採用や居心地の良い室内空間の全てが優れた乗り心地を作り出しています。また、新型ノートは、2代目ノートより車体が小さくなりリアシートはわずかですが狭くなりましたが、車内幅が広がり、リクライニング機能もついたことで快適さが増したように思えます。

そして新型ノートは第2世代e-POWERと車体の遮音性向上のおかげで、静粛性が向上し大事な会話を遮ることがなくなりました。優れた乗り心地の豪華で充実した室内空間を備えている新型ノートは乗員の全員が快適だと感じる一台でしょう。

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