日産 3代目ノート(E13)と前モデル(E12)の違いを比較!

日産 新型ノート

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今回は日産 新型ノートとモデルチェンジ前の2代目ノートの違いを紹介します。

新型ノートは2020年11月24日にフルモデルチェンジが発表され、2代目ノートと比べてさまざまな点が変化。中でもエクステリア(外装)はプラットフォームから新設計しており、新型ノートの形状が変貌を遂げました。

今回はエクステリアをはじめとする新型ノートと2代目ノートの違いを詳しく紹介します。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
日産 3代目ノートはエクステリア(外装)がスタイリッシュに!
日産 3代目ノートのインテリア(内装)の質感が向上!
日産 3代目ノートはラゲッジルーム(荷室)の利便性が向上!
日産 3代目ノートは次世代e-POWERを搭載!
日産 3代目ノートはe-POWERのみの販売に!

日産 3代目ノートはエクステリア(外装)がスタイリッシュに!

日産 新型ノートはプラットフォームを新規で設計したことから、エクステリアが大きく変化しました。2代目ノートはスポーティーさのあるコンパクカーというイメージを思っている人は少なくないでしょう。

しかし、新型ノートは同社の新型EV アリアのような形状で、SUVを彷彿させるようなスタイリッシュで洗練されたエクステリアになっています。

フロントフェイスを飾る日産のシンボルであるVモーショングリルも変化。2代目ノートではフロントグリルの上部に左右それぞれヘッドランプを配置されることでV字を描いているのに対し、新型ノートはフロントグリルと一体化した薄型のヘッドランプが特徴的です。

新型ノートはエンブレムも2020年7月に刷新されたロゴを採用しており、日産の次世代カーであると主張しているようなフロントビューになっています。そして左右のテールランプと横一線に「NISSAN」の文字が配置しており、シンプルかつ美しい容姿となっています。

新型ノートは日本の風景に溶け込むデザインを意識。日本伝統の木工技術「組子」から影響を受けたグリルなどさまざまな日本らしさを取り入れています。しかしながら、4連LEDプロジェクターのヘッドランプなど最新の技術を取り入れており、先進的なところも魅力的です。

日産 3代目ノートのインテリア(内装)の質感が向上!

日産 新型ノートのインテリア(内装)は2代目ノートと比べて質感が向上しています。

2代目ノートはオートエアコンが装着されている場合、メーターやエアコンと操作パネルが円形で統一されたデザインが印象的でした。一方で、新型ノートのインパネはセンターディスプレイとメーターが一体化して、未来的なデザインという印象を受けます。一体化したことで2代目より実用性も向上しています。

新型ノートはシートも刷新。人間工学に基づいたゼログラビティシートを装着しており、長距離の運転でも体に負担のかかりにくい設計になっています。

そして新型ノートの車体は2代目ノートよりコンパクトになりました。新型ノートの寸法は全長4045mm×全幅1695mm×全高1505mm、2代目ノートは全長4100mm×全幅1695mm×全高1520mmです。全長が55mm、全高が15mm小さくなり、新型ノートのリアシートの空間は少し狭くなってしましました。

しかしながら、新型ノートは依然としてコンパクトカーの中では室内空間がトップクラス。さらに、車内幅は2代目ノートが1390mmに対し、新型ノートは1445mmと55mmも増加しています。これにより、リアシートに2人乗っても広々とした空間を感じられるでしょう。

また、最上級のXグレードにはコンパクトカーでは珍しいリクライニング機能を備えたリアシートにがついているので、自分の体に合った姿勢で座れます。

日産 3代目ノートはラゲッジルーム(荷室)の利便性が向上!

日産 新型ノートの収納能力はコンパクトカーの中ではトップレベル。新型と2代目で荷室容量の変化はありませんでしたが、新型ノートでは開口部が非常に広くなりました。

開口部が非常に広くなったことで荷物の出し入れが容易になり、4台分のスーツケースをラゲッジルームにいたとしても、すべてそのまま取り出すことができます

日産 3代目ノートは次世代e-POWERを搭載!

日産 新型ノートは第2世代e- POWERが搭載。日産が開発した独自の技術e- POWERは、ガソリンエンジンを発電機とし、得られた電気でモーターを駆動させるパワートレインです。

第2世代のe- POWERはモーターとインバーターの性能が向上。燃費は日本で使われている測定方法のJC08モードで、2代目ノートが34.0km/Lに対し、新型ノートが38.2km/Lと10%以上増加しています。

また、第2世代e- POWERを搭載したことで静粛性も進化しています。第1世代e-POWERでは発電中エンジン音がうるさかったことが課題でした。そこで、第2世代e-POWERではロードノイズが大きい時に発電を積極的に行うエンジン制御システムを開発し、路面の状態がいい時は静かに走行できるようになりました。

日産 3代目ノートはe-POWERのみの販売に!

日産 2代目ノートは、ガソリンエンジン車も販売されていましたが、新型ノートはe-POWERのクルマのみの販売。電動車へ移り変わる日産のメッセージとしてガソリン車を作らないことにしたと発表しています。新型ノートはガソリン車のグレードは販売されないので注意が必要です。
日産 新型ノートは2代目ノートに比べてかなり進化していることがわかりました。エクステリアはこれからの日産を象徴するような洗練されたデザインに加えて、長時間運転しても疲れにくいようなシートを取り付けているので、リアシートに座る人でも心地よいと感じられるでしょう。

また、第2世代のe-POWERは第1世代と比べて燃費が向上し、静粛性も大幅にあがって快適な運転ができます。新型ノートはe-POWERしか売られていないのでガソリン車はありませんが、最先端のe-POWERを真っ先に体感することができる一台です。

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