今では当たり前の「ETC」いつから始まったか覚えてますか?

ETCゲート

ETCとは“Electronic Toll Collection System”を略したもので、高速道路の料金徴収を自動化するシステムです。

現在、広く浸透したETCですが、使えるようになった時期を覚えている人は多くないはずです。今では当たり前のETC、いつから始まったのでしょうか。

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開発スタートは1994年にさかのぼる

開発スタートは1994年にさかのぼる

国土交通省の資料によれば、2022年1月時点でETCの利用率は93.8%で、利用台数は1日に690万台にものぼります。

今や、ほとんどの車に設置されているETCですが、日本国内で開発がスタートしたのは1994年のことです。

当時の建設省と、2005年まで道路の建設・管理を行っていた、日本道路公団・首都高速道路公団・阪神高速道路公団・本州四国連絡橋公団からなる道路四公団が、共同で研究開発をスタートしたことに端を発します。

その後、1997年にはETCレーンの安全性と円滑性を確認するために、試験運用が始められます。

実施されたのは、小田原厚木道路の小田原料金所と東京湾アクアライン木更津金田第一(本線)でした。

そして、1999年になるとETCカードを発行するクレジット会社11社が公募により決定され、さらなる試験運用を経て2001年3月より千葉県と沖縄にてサービスを開始します。

全国でサービスが開始されたのは同年11月になってからであり、2003年3月には全国の9割以上の料金所にETCレーンの設置が完了しています。

今後、高速道路から一般レーンが廃止され、ETCレーンのみになるという動きやETCカードを使ったキャッシュレス決済が可能になるという動きも見られています。

1994年に開発が始まり、今では当たり前となったETCだからこそ、これから色々な使い方ができるようになるのかもしれません。