自動車税を主要7ヵ国(G7)で比較してみた!やっぱり日本が一番高い?!

自動車税

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自動車税とは、年に1回、4月1日に車の持ち主に対して課せられる税金の1つです。

税額は、その車の排気量によって定められており、2019年に行われた消費税額改正に伴い2019年10月1日以降に新規登録を受けた車の税額は、軽自動車を除いて引き下げが行われました。

しかし、日本の自動車税は世界的に見ても高い部類だと言われています。そこで今回は、日本の自動車税額を海外の主要国と比較してみました。

※ 2023年3月 現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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世界的に見ても日本の自動車税は高い?!

世界的に見ても日本の自動車税は高い?!

現在の自動車税は最も安くて25,000円、最も高くて110,000円となっています。

さらに、新車登録されて13年経過、もしくは11年経過したディーゼル車は環境負荷が重くなるという理由から自動車税が割増になる上、車検を受けようとすれば自動車税に加えて自動車重量税の納付も必要になります。

前述したように、自動車税の引き下げが行われたとはいえ、それはほぼ新車に限定された話であり、ほとんどの人は従来の税率で自動車税を支払わなければならないのです。

こういった背景から、自動車税のあり方を諸外国と比較してみます。

※2022年4月1日時点

まず、アメリカやカナダは世界的に見ても非常に自動車税が安い地域として知られています。アメリカとカナダでは自動車保有に対して年に1度 車両登録税が課され、日本で言う自動車税というより、ナンバープレートの発行料として徴収されるようです。

これは州や連邦ごとに差はあるものの、総重量・車齢・車両価格などに応じた額となり、一般的な車に対しては日本円にしておよそ1,000円~15,000円ほどが課税されます。

また、欧州に目を向けてみるとアメリカやカナダほど極端に自動車税が安い訳ではありませんが、それでも日本と比較すると課税額は低く設定されています
ドイツでは日本と同じく使用燃料、エンジン排気量,CO2排出量などによって税額が決定され、ガソリン車なら排気量100ccあたり2ユーロ、ディーゼル車なら排気量100ccあたり9.50ユーロが課税されます。

ガソリン車については日本の2/3程度ですが、ディーゼル車は日本の1.5倍程度とディーゼル車に関しては安くはありません。

しかし、ドイツでは「Hナンバー」と呼ばれる制度があり、これは車齢30年を超えるようないわゆる旧車に対して適用される制度で、車の排気量の過多によらず一律で年間約191ユーロ(約25,837円)と定められているのです。


イギリスでは、1km走行時のCO2排出量によって車両クラスが設定されており、AからMまで段階ごとに税額が上がって行く制度となっています。排出量100g以下は税金免除となっており、CO2排出量が多いほど、言い換えれば燃費が悪いほど高額になっていきます。

また、税額は初年度と2年目以降で税率が異なることも特徴で、車両クラスG(CO2排出量 151g/km~165g/km)までは同額、Hからは初年度の方が高額になります。さらに、燃費が悪くなるに従って、初年度のほうが2年目以降の税額に対してより高い税額が設定されています。

このことから、自動車税が最高額となるクラスMは初年度でおよそ150,000円の税額となりますが、2年目以降はおよそ70,000円となります。そのため、日本と比較してもランニングコストは低くなると言えるでしょう。
フランスでは保有に対する課税は行われず、取得に対して登録税と付加価値税が課税されます。これは、馬力に対して課税されるもので地域により税率は異なります。

さらに、追加税としてCO2排出量(g/km)に応じた額に加え、管理税や郵送税が加算されるようです。また、地方によっては低公害車に対して高い免税率が定められているのも特徴的です。
フェラーリやランボルギーニといったスーパースポーツの故郷であるイタリアでは、キロワットで表される自動車の実際の馬力と環境性能に応じて税額が地域ごとに決定されています。

自動車税は州税で、州ごとに税額が決められており、車両登録した州に支払うことになっています。税額は対象車が欧州排ガス規制「ユーロ」の、どのグレードに属するかで変わり、低燃費車は割安になる仕組みとなっています。

ユーロ0~6まで段階的に税額は上がっていき、ユーロ0の車の場合、税額は1kW/3ユーロになり、100 kWを超える場合は、追加のkWごとに4.50ユーロが加算されていくのが基本の考え方です。

例えば、現行モデルのフィアット500 チンクエチェント1.2カルトの最高出力は51kWです。そのため、基本となる税額は153ユーロ、日本円にしておよそ20,000円ということがわかります。

日本では1000cc超1500cc以下の車に30,500円が課税されるため、モデルによってはイタリアも日本よりは自動車税が安いことが分かるのではないでしょうか。
自動車税は、国によってさまざまな考え方や金額が設定されていますが、日本の自動車税は、世界的にみても非常に高額な部類に入るといえるでしょう。

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