フロントガラス上部にある青や緑のグラデーション…その理由とは?

フロントガラス

フロントガラスの上部が、青や緑でグラデーションになっているのはなぜでしょう。現在では少なくなっていますが、過去には多くの車種でフロントガラスの上部に色が付けられていました。今回は、フロントガラスに施されたグラデーションの謎に迫ります。

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最大の目的は日よけ
後付けは可能なのか?

最大の目的は日よけ

フロントガラスの上部に色が付けられている最大の目的は遮光のため。

ガラスの横幅一杯に伸びた青や緑のグラデーションが、運転席や助手席の乗員にサングラスのような効果をもたらすのです。

このグラデーションカラーはメーカーによって呼び方が異なり、例えばトヨタと日産ではトップシェード、ホンダではハーフシェードと呼称しています。

サンバイザーを使うことなく遮光ができる上、フロントガラスの鮮やかなグラデーションはひと昔前はスポーツグレードや上級グレードの証だったこともあります。

後付けは可能なのか?

過去には憧れの装備の1つであったトップシェードも、現在では採用しているモデルは徐々に数を減らしています。

その理由として挙げられるのが、視認性の問題や先進安全装備の進化です。フロントガラスにカメラやセンサー類が装備されることが増え、それらの動きを邪魔してしまう可能性があるシェードは採用されることが少なくなっています。

しかし、純正としてシェードの設定がないモデルでも、後付けでシェードを装備することは可能です。車検にも対応している物もあるので、後付けでシェードを装着したければ信頼できる専門店に依頼するのが良いでしょう。

一方、カー用品店などで色付きのフィルムを購入して自分で施行する方法もあります。ただし、透過率等の関係で車検に影響がある可能性もあるので、購入の際には十分に確認しましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道