タイヤ交換の際に重要な「ジャッキアップポイント」の調べ方とは?
更新日:2024.09.09
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クルマのボディの側面やドアの下部(スカート)に逆三角形のマークがあることを知っていますか?
車種によっては、矢印の場合もあります。
普段は、それほど必要ではないマークですが、とても大事な役目を担っています。
車種によっては、矢印の場合もあります。
普段は、それほど必要ではないマークですが、とても大事な役目を担っています。
ジャッキアップポイントの調べ方はボディ側面の下部にあるマーク
洗車を念入りする方は気づいていると思いますが、前輪と後輪の間の車体の下部に、逆三角形もしくは矢印のマークを見つけることができます。
このマークは、車体をジャッキで持ち上げるときの、ジャッキアップポイントの場所を示しています。
逆三角形や矢印は、「この奥にジャッキアップポイントがありますよ」という意味です。
マークの奥をのぞき込むと、プレスラインに切り欠きがある箇所があり、そこがジャッキアップポイントになります。
ジャッキはこの切り欠きに合わせてセットします。
このマークは、車体をジャッキで持ち上げるときの、ジャッキアップポイントの場所を示しています。
逆三角形や矢印は、「この奥にジャッキアップポイントがありますよ」という意味です。
マークの奥をのぞき込むと、プレスラインに切り欠きがある箇所があり、そこがジャッキアップポイントになります。
ジャッキはこの切り欠きに合わせてセットします。
ジャッキアップポイントはどれほど重要?
自動車の車体は、軽自動車でも1トン弱、普通自動車は1.5トンほど。ミニバンやSUVになると、2トンを超えるものもあります。
車体の重さを支える強度がないところにジャッキを入れると、車体やプレスラインの変形につながる可能性があります。
また安定していないと、ジャッキが倒れ、危険な状況になる可能性もあります。
車体の重さを支える強度がないところにジャッキを入れると、車体やプレスラインの変形につながる可能性があります。
また安定していないと、ジャッキが倒れ、危険な状況になる可能性もあります。
ジャッキアップ時の事故例
国民生活センターに寄せられたジャッキに関する事故事例には、次のようなものがあるようです。
・車のタイヤ交換中にジャッキが倒れて車と地面に身体を挟まれてしまった
・パンク修理中にジャッキが車の重さに耐えられず曲がってしまった
・車の下で車体を点検中にジャッキが倒れてしまって車体の底部で頭部を打撲した
多くは打撲等で済んでいますが、死亡事例もあります。
特に、車の下にもぐって作業しているときにジャッキが倒れると、命に関わる事故につながってしまっています。
・車のタイヤ交換中にジャッキが倒れて車と地面に身体を挟まれてしまった
・パンク修理中にジャッキが車の重さに耐えられず曲がってしまった
・車の下で車体を点検中にジャッキが倒れてしまって車体の底部で頭部を打撲した
多くは打撲等で済んでいますが、死亡事例もあります。
特に、車の下にもぐって作業しているときにジャッキが倒れると、命に関わる事故につながってしまっています。
ジャッキを使用する際の注意点
普段、ジャッキアップをするのは「スタッドレスタイヤに交換するとき」もしくは「パンクしたタイヤを交換するとき」が、ほとんどではないでしょうか。
そんなとき、下記のことに注意して作業を行ってください。
そんなとき、下記のことに注意して作業を行ってください。
①クルマはなるべく水平な場所に停めてジャッキを安定させましょう
傾斜がある場所でジャッキを使うと、倒れたり、曲がってしまって、事故につながります。
また砂利道など、ジャッキが安定しない路面も避けましょう。
また砂利道など、ジャッキが安定しない路面も避けましょう。
②ジャッキアップポイントを確実に確認してジャッキを入れましょう
ジャッキアップポイントは、車体の重さがかかっても車体が損傷しないよう補強が施されています。
③ジャッキは車載のものを使いましょう
車体の重さは、車によって違うため、ジャッキもその車にあったものが搭載されています。
別の車のジャッキを使うのは、事故につながることがあります。
別の車のジャッキを使うのは、事故につながることがあります。
④ジャッキアップはジャッキを伸ばしきらずに使いましょう
高さが上がれば上がるほど、不安定な状態になります。
ジャッキアップ時、車体の下に身体を入れているときは、重大な事故が起こりやすくなっています。
車体の下に身体を潜り込ませるような場合は、ジャッキスタンドを使って車両を固定して作業を進めましょう。
これから、雪のシーズンを迎えます。もしも自身で作業を行う場合は、水平で硬い路面など、確実にジャッキが使える環境を確保したうえで、作業を進めてください!
車体の下に身体を潜り込ませるような場合は、ジャッキスタンドを使って車両を固定して作業を進めましょう。
これから、雪のシーズンを迎えます。もしも自身で作業を行う場合は、水平で硬い路面など、確実にジャッキが使える環境を確保したうえで、作業を進めてください!