【プロ解説】三菱 エクリプスクロスのインテリア(内装)と荷室を徹底解説!!

三菱 エクリプスクロスPHEV

スタイリッシュなクーペスタイルを採用しているエクリプスクロスですが、SUVフォルムを損なうことなく、居住空間と荷室の実用性を確保しているのが特徴です。

2020年12月のマイナーチェンジで小変更が行われていますが、ここではエクリプスクロスの内装と荷室の特徴そしてマイナーチェンジの変更点について紹介します。

文・写真/萩原 文博

Chapter
インパネの特徴
運転席のレビュー
助手席の快適性について
後部座席の広さや快適性について
荷室の広さについて

インパネの特徴

エクリプスクロスのインストルメントパネルは、立体的なシルバー加飾を大胆に配しているのが特徴です。

車両感覚の掴みやすさと前方の見やすさを両立した水平基調のデザインを採用しています。

低くラウンドした形状の上部と下部を高輝度のシルバーオーナメントで分割することで、インストルメントパネルを薄く見せ、軽快感や開放感を実現しています。

またセンターコンソールは、インストルメントパネルをしっかりとささえるワイドな形状とすることで、上質感と安定感を表現。

また高輝度シルバーのオーナメントと同色のインナーハンドルによってタイト感のあるコックピットを形成。

ダイナミックさやSUVらしい力強さを感じられるインテリアとなっています。

運転席のレビュー

運転席は高いヒップポイントを採用し、見晴らしの良さが特徴となっています。

高級感と高機能感のあるコクピットは、アウトランダーのハイコントラストメーターをベースに液晶ディスプレイを一部改良しています。

オープニングアニメーションやS-AWCインジケーター(4WD車)、ECOスコアの見栄えを向上させており、高級感や高機能感をアップさせています。

また、PHEVモデルでは、ハイコントラストメーターの左側にパワーメーターを装備し、モーターとエンジンの状況を視覚的に見ることができます。

さらにEV出力量表示内に指針をキープする運転することで、クリーンなEV走行を用意に行うことが可能です。

ブラックとシルバーのモノトーン仕上げのインテリアは、エアストレッドベゼル、大型ディスプレイの縁取りなどをピアノブラックに変更。

さらに高輝度シルバーのオーナメントとのコントラストを鮮明にすることで、カラーコーディネイトによる洗練されたスポーティ感を強調しています。

また、インストルメントパネル上部やドアトリムなどの各部にカーボン柄やピアノブラックといった異なる素材感の加飾パネルを配して、マテリアルによるコントラストにもこだわっています

助手席の快適性について

スエード調素材と合成皮革を使用したスポーティなコンビネーションシートには運転席パワーシートに加えて、前席シートヒーターを標準装備しています。

オプション装備の本革シートはブラックとライトグレーの2色を用意。

こちらは助手席もパワーシートとなり、リアにもシートヒーターが追加され快適に移動することができます。

助手席のグローブボックスは小物の仕分けに便利な2段タイプとしました。

またインストルメントパネルセンター下部には、スマートフォントレイを装備。

底敷きラバーマットや夜間照明を備え、上部にはUSBポートやアクセサリーソケットがあり、スマートフォンなどの接続や充電が可能です。

後部座席の広さや快適性について

全長が+140mmとなったことで、室内長も1,890mmと20mm長くなりました。

これにより前後の乗員間距離が拡大され、後席のひざ周りのスペースが拡大しています。

さらに、6:4の分割可倒式リアシートには、200mmのロングスライドと9段階のリクライング機構を採用し、くつろいで移動することができます。

そしてエクリプスクロスはサイドシル部の幅を狭めるために、ガーニッシュをドア側に装着。

ヒップポイントからサイドシルまでの距離を短くすることで、良好な乗降性を実現しています。

さらにドア側に装着したガーニッシュが、サイドシル部を覆う構造とすることで、乗降時に裾などが汚れることも防止するなど高いホスピタリエティも実現しています。

荷室の広さについて

エクリプスクロスは全長4,545mmのコンパクトで扱いやすいボディサイズながら、ラゲッジスペースは5人乗車時で405L(PHEV車は359L)を確保しています。

9インチのゴルフバッグならば、横積みでガソリン車は4個、PHEV車は3個積載可能となっています。

さらに6:4の分割可倒式リアシートを倒せば、大容量のラゲッジスペースが出現。

また、荷室床下には使い勝手の良いラゲッジアンダーボックスを設置しています。

スタイリッシュなクーペスタイルながら、後席は200mmのロングスライド&9段階のリクライニング機構を採用し、大人が座っても余裕タップリの空間を確保しています。

さらに、マイナーチェンジでシート表皮をグレードアップするなど質感の向上も図っているのが特徴です。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博