機能美と快適性を兼ね備え取り回しもラクラク!トヨタ 9代目200系ランドクルーザーのインパネを紹介!(3BA-URJ202W-GNTVK/GNTAK/GNTAK-G/GMTNK型)

ランドクルーザー

トヨタ 9代目200系ランドクルーザー(3BA-URJ202W-GNTVK/GNTAK/GNTAK-G/GMTNK型)は、2007年に登場して以降、2011年と2015年にマイナーチェンジを経るなど改良が加えられ続けてきたクルマです。

都市やハイウェイのみならず、砂漠やジャングルまで力強く疾走する性能を持ちながら、広く快適かつ高い収納性を持つラゲッジルーム(荷室)など、総合力に優れたモデルであることが再認識されています。

そこで今回は、様々な人々のライフスタイルに合致するオフローダーである200系ランドクルーザーのインパネ機能をピックアップ。

長く愛され続けるその人気の秘密を、徹底解剖していきましょう。

Chapter
トヨタ 9代目200系ランドクルーザーの特徴とは?
トヨタ 9代目200系ランドクルーザーのインパネはトヨタ技術の結晶!
トヨタ 9代目200系ランドクルーザーのインパネに盛り込まれた、同乗者へのきめ細かい配慮とは?
トヨタ 9代目200系ランドクルーザーのフロントシート回りに用意された豊富なオプションの数々

トヨタ 9代目200系ランドクルーザーの特徴とは?

トヨタ 9代目200系ランドクルーザーは、トヨタで最長の歴史を持つランドクルーザーの旗艦として2007年に登場し、世界中で評価されてきました。

4.6L のV8エンジンによる最高出力は318PS、最大トルクは46.9kgf/mとそのパワーユニットの持つ力は全ての道を走破出来ると言っても良い性能を持っているのが特徴です。

6 Super ECTとシーケンシャルシフトマチック駆動輪に余すことなくパワーを伝えることで燃費向上も計られているのです。

また、マルチテレインセレクトは駆動力を路面状況に応じて4輪に対し最適分配するので、4WD(4輪駆動)としての最高のパフォーマンスを発揮することにも成功しています。

マルチテレインセレクトのモードセレクタースイッチは5つのモードから選択可能で、オフロードの激しい凹凸や滑りやすい路面でも、走破性を一段と向上させてくれるでしょう。

オフロード走行のサポート機能も数多く搭載されており、車両周囲の状況確認を4つのカメラがサポートしてくれるマルチテレインモニターもそのひとつ。

フロント・サイド・左右・リアの搭載カメラ映像を切り替えれば、ドライバーの死角になりがちな車両周辺の路面状況を確認することが可能で、アンダーフロアビュー、フロントビュー回転表示といったモードが用意されています。

ランドクルーザーのSUVとしての総合性能を高めている技術も多数盛り込まれているのも魅力です。

その代表として挙げられるのが、オフロードでの走行時にアクセルやブレーキを操作することなく、ステアリング操作による極低速走行を実現するクロールコントロール

その他にも、切り返しが必要となるタイトなコーナーで回頭性を高め、切り返しの回数を低減するターンアシスト機能や、スリップを検知すると空転した車輪以外に駆動力を配分して安定走行を可能にするアクティブトラクションコントロールが搭載されています。

これらの機能を持つランドクルーザーは、当然オフロードを走破するための基本性能も優秀です。

ねじり剛性や曲げ剛性に優れるラダーフレームを採用し、オフロードでの振動伝達やロードノイズの低減を図っているほか、優れた接地性を持つフロントのコイルスプリング式ハイマウント・ダブルウィッシュボーンとリアのトレーリングリンク式サスペンションを採用。

これらの技術によって、ランドクルーザーは登坂能力45°、最大渡河性能700mmを実現しているのです。

このようにランドクルーザーは、基本性能やパワーユニットのみならず先進技術、操作性についてもまだまだ高いポテンシャルを持つオフローダーといえるでしょう。

トヨタ 9代目200系ランドクルーザーのインパネはトヨタ技術の結晶!

トヨタ ランドクルーザーのコクピットは、トヨタが美しさや上質感だけでは得られない満足感を追求した結果として、機能美に溢れる空間に仕上がっています。

インパネにはひと目でクルマの状況を把握できる6眼メーターが採用されており、スピードメーター、タコメーター、燃料計、電圧計、油圧計そして水温計と様々な車両情報を表示。

過酷な状況を走る機会もあるSUVの操作に対応出来るようになっているのです。

中央には4.2インチTFTカラーのマルチインフォメーションディスプレイが配置され、走行状態などオフロード走破時に必要な情報を表示。

それだけでなく、燃費や航続可能距離など多彩なインフォメーションを運転状況やナビ画面と連動してドライバーに伝えてくれます。

インパネ周辺には4WDの性能を最大限に引き出すマルチテレインセレクトのモードセレクタースイッチが配置され、5つのモードに応じてブレーキ油圧制御を切り替えることで駆動力を4輪に最適分配。

またサスペンションを制御する車高調整スイッチは、通常走行時のノーマルモード、乗降時に配慮したローモード、オフロード走行時のハイモードと、状況に応じた3つのポジションが選択可能です。

さらに、シーンに合わせた5つの走行モードを選ぶことが出来るドライブモードセレクトスイッチも搭載されています。

これは標準状態のNORMALに加え、空調制御と駆動力を省エネ化したECO、しなやかな乗り心地を実現するCOMFORT、力強い走行に適したアクセルレスポンスを実現するSPORT S、さらにスポーティな走りを実現するSPORT S+から選ぶことが出来るもので、状況や気分にあった走りのテイストがドライビングの楽しさを高めてくれるのです。

もちろん、ドライバーが握るステアリングにもオーディオ、電話、ディスプレイ、レーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラートなどランドクルーザーを操作するためのスイッチが満載。

ランドクルーザーのインパネは、様々な情報を機能的・効率的に表示してドライバーをサポートしてくれるのです。

トヨタ 9代目200系ランドクルーザーのインパネに盛り込まれた、同乗者へのきめ細かい配慮とは?

トヨタ ランドクルーザーのインパネは、SUVとしての卓越した性能に関する情報を表示するだけではありません。

トヨタが「過酷な自然の中ではシェルターの安心感を、洗練された都会ではスイートルームの心地よさを」と謳っている通り、快適性に関する操作も担っています。

ランドクルーザーは前後左右独立温度コントロールフルオートエアコンを搭載しており、運転席と助手席の独立した温度コントロールに加えて、リアシート(後席)でも左右独立した温度コントロールが出来るのです。

エアコン吹出し口が天井から足元まで28ヶ所に設置されており、インパネに備わったフロントヒーターコントロールパネルで自由自在に調整可能。

他にも、フロントシート(前席)とセカンドシート左右席にシートヒーターを採用し、フロントシートヒーターコントロールスイッチで操作できるうえ、ステアリングにもヒーターが用意されているため寒い日のドライビングでも安心です。

また、快適なドライブを技術面から支える、安全性能に関するコントロールもインパネ周辺に多数備わっています。

Toyota Safety Senseによる4つの先進安全機能は「ぶつからないをサポート」「ついていくをサポート」「はみ出さないをサポート」「夜間の見やすさをサポート」と多岐に渡っており、それぞれコクピットにスイッチが備え付けられているのです。

前方の車両や歩行者をミリ波レーダーと単眼カメラで検出するプリクラッシュセーフティスイッチは、「ぶつからないをサポート」する機能専用のスイッチ。システムのオフや警報タイミングを変更する際は、このスイッチを押すと良いでしょう。

「ついていくをサポート」では適切な車間距離を保ちながら追従走行が出来るレーダークルーズコントロールスイッチ、「はみ出さないをサポート」では、車線の逸脱をブザーとディスプレイが警告してくれるレーンディパーチャーアラート。

そして、「夜間の見やすさをサポート」するオートマチックハイビームスイッチを搭載しています。

ランドクルーザーのインパネには、快適さと安心感を与えてくれる機能も多数用意されており、同乗者へ細やかな配慮が為されているといっても良いでしょう。

トヨタ 9代目200系ランドクルーザーのフロントシート回りに用意された豊富なオプションの数々

トヨタ ランドクルーザーのインパネと密接な関係にあるフロントシートの周辺には、オプションも豊富に取り揃えられています。

落ち着き感のあるウッド調の風合いが重厚感を演出するウッド調ステアリングをはじめ、レインクリアリングブルーミラーには太陽光を当てると、付着した汚れを化学的に分解し親水効果を回復させる機能も。

もちろんトヨタが誇る、T-Connectに対応したナビゲーションシステムも、9型VGAのT-Connect SDナビゲーションシステムDCMパッケージをはじめ複数用意されています。

T-Connectとは、トヨタが提唱する「クルマとつながる、未来のカタチ」を体現した最先端サービスです。

新しい道路情報を自動でダウンロードし更新する「マップオンデマンド」や、リアルタイムの走行情報やVICS等の外部情報を組み合わせた膨大なデータを用いて最適ルートをナビに配信する「ハイブリッドナビ」、専用のオペレーターが24時間365日カーライフをサポートしてくれる「オペレーターサービス」などを搭載しています。

また、オプションとしてドアの開閉に連動して足元を照らすLEDスマートフットライト、プラズマクラスターが車内を快適空間にしてくれるプラズマクラスター搭載LEDランプ、標準装備のバルブを高輝度LEDに交換し、車内にさらなる明るさをもたらすLEDバルブセットなど種類も豊富。

さらに、スマートキー一体タイプのリモートスタートを使えば、遠隔操作でエンジンを始動し、乗車する前に車内を温度を一定に保つことも。

多機能なインパネ回りを操作するドライバーの利便性を高めてくれるオプションが、ランドクルーザーのドライビングを豊かに演出してくれることでしょう。

今回は、トヨタ ランドクルーザーのインパネについて詳しく紹介しました。

さまざまな状況下を走破するために多彩な機能が備わったランドクルーザーのインパネは、ドライバーに安心感を与えてくれること間違いありません。

快適性や安全性を司るスイッチもインパネ周辺に揃えられており、ドライバーが同乗者の乗り心地に配慮するための操作が容易な点も魅力です。

使い勝手に優れたインパネは、ランドクルーザーの人気の理由のひとつであることは言うまでもないでしょう。

※2021年7月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道