【プロ解説】マツダCX-8をライバルとの違い等を徹底比較&解説!!ライバルはトヨタ ランドクルーザー?
更新日:2020.12.02

2017年にデビューした、マツダの国内最大のSUVモデルとなるのがCX-8です。ただ、大きなクルマというだけでなく、3列シートとすることで多人数乗車(MPV)としての側面も併せもっています。デビュー直後の2018年と、翌2019年と2年連続で「国内3列シートSUV」の販売ナンバー1を獲得。非常に高い人気を誇っています。
文・鈴木ケンイチ/写真・山田 真人
実はマツダ CX-8のライバルは少ない?
CX-8のライバルは何か? というと、実は、あまり多くのライバルが存在しません。3列シートを持つSUVは、三菱アウトランダーのガソリン・エンジン車、日産エクストレイルの一部グレード、そしてトヨタ・ランドクルーザーです。ちなみに、欧州車であればメルセデス・ベンツのGLBとGLE、ランドローバー・ディスカバリーなどが存在します。
ただし、アウトランダーとエクストレイル、GLBは、CX-8よりも小さく、ランドクルーザーとGLE、ディスカバリーはCX-8よりも幅がありすぎとなります。ライバルが少ないということも、2年連続での「3列シートSUVナンバー1の販売台数」の理由の一つと言えるでしょう。
マツダ CX-8のライバルはトヨタ ランドクルーザー?
そうしたライバルの中で、あえて1台を選ぶとすれば、国産車で3列シートの人気モデルであるトヨタ・ランドクルーザーではないでしょうか。CX-8がマツダの最上位SUVであれば、ランドクルーザーもトヨタの最上位SUVです。
実際にランドクルーザーの販売は、堅調で、ランドクルーザーとプラドを合わせれば、常に年間で2万台近くも売れているとか。ただし、ランドクルーザーは3列シートだけでなく2列シートもあるため、「3列シート」に限ると、CX-8の方が売れているというわけです。
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