スバル 5代目フォレスターのリアシートは実用的な機能が搭載(5AA-SKE/4BA-SK5型)

フォレスター

スバル 5代目フォレスター(5AA-SKE/4BA-SK5型)は、縦置き水平対向エンジンと四輪駆動を組み合わせたシンメトリカルAWD(全輪駆動)採用のクロスオーバーSUVです。

SUVとしての悪路走破性を発揮しながら、タウンユースでの使い勝手も考慮された走行性能が特徴の5代目フォレスター。

ミドルサイズSUVとして、室内の居住性や使い勝手も気になるところです。今回は5代目フォレスターのリアシート(後席)にフォーカスしながら、その魅力を紹介します。

Chapter
スバル 5代目フォレスターの歴史を振り返る
スバル 5代目フォレスターの基本スペックをチェック!
スバル 5代目フォレスターの室内とリアシートの居住性は?
スバル 5代目フォレスターのリアシートの機能をチェック!
スバル 5代目フォレスターのリアシートをシートアレンジすることでラゲッジルームを拡張!
スバル 5代目フォレスターは先進の安全装備を搭載!

スバル 5代目フォレスターの歴史を振り返る

スバル フォレスターの歴史の始まりは1997年で、発売当初は2.0Lターボのみの設定でした。

2000年にはマイナーチェンジが行われ、エクステリア(外装)やインテリア(内装)を改良、燃費の向上が施されました。

2002年には2代目が発売され、初代に比べて10〜30kgの軽量化に成功しました。

2005年にはフルモデルチェンジ並みのマイナーチェンジが行われ、全車に4輪ディスクブレーキを搭載しました。

そして2007年に3代目が発売され、3代目フォレスターは2代目よりも車高を高くし、よりクロスオーバーSUVらしく堂々としたデザインになっています。

2010年にはマイナーチェンジを実施、エンジンには新世代BOXERエンジンが採用され、基本性能が向上し、さらに優れた走破性を実現しました。

2012年には4代目が発売されました。

4代目には今まで装備されなかったスバル独自の運転支援システムであるアイサイトが標準装備されたグレードも用意されました。

2015年には大幅改良が実施され、エクステリアはワイド感のあるフロントグリル・バンパーを採用し、SUVらしい力強さが向上しました。

そして2018年に現行モデルである5代目フォレスターが発売されました。

スバル 5代目フォレスターの基本スペックをチェック!

スバル フォレスターには、「Touring」・「X-BREAK」・「Advance」・「SPORT」の4つのグレードがラインアップされています。

フォレスターのボディサイズですが、全グレード共通で全長は4,625mm、全幅は1,815mmとなっています。全高については「Touring」・「Advance」・「SPORT」が1,715mm、「X-BREAK」が1,730mmです。

ホイールベースは2,670mm、最小回転半径が5.4mと、コンパクトSUVより一回り大きいサイズ感になっています。

フォレスターはミドルサイズのボディを牽引する、卓越した走行性能を発揮するシンメトリカルAWDと、その走破性をさらに高めるX-MODEを搭載しています。

シンメトリカルAWDは、水平対向エンジンと左右対称のパワートレインで構成されたスバル独自のAWDシステムです。重心位置が低く、前後左右の重量バランスに優れた構造が特徴。あらゆるシーンにおいて安定した走りを提供します。

X-MODEは、4輪の駆動力や制動力などを適切にコントロール。状態の悪い道においてスムースな走破性を発揮します。

X-MODEは2つのモードを用意。雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する時はSNOW・DIRTモード、深雪やぬかるみといったタイヤが埋まってしまうような道では、DEEP SNOW・MUDモードを設定可能です。

動力の要となるエンジンは、2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)と、1.8L DOHC 直噴ターボ“DIT”の2種類をラインナップ。

「Touring」・「X-BREAK」・「Advance」に搭載された2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)は、効率を高めた2.0L直噴エンジンと、コンパクトで高性能なモーターとバッテリーをシンメトリカルAWDレイアウトに統合。

各部の最適化と燃費の向上を追求して、アクセルをひと踏みした瞬間からスムースに加速する軽快な走りを楽しめます。ブレーキングの質感にもこだわり、ストップ&ゴーが多いタウンユースでの扱いやすさにも磨きをかけています。

「SPORT」には、新開発の1.8L 直噴ターボエンジンが搭載されています。普段使いを重視して、極低回転域から扱いやすい太いトルクを発揮。少ない燃料で多くのエネルギーを生み出す最新のリーン燃焼技術の採用によって、優れた環境性能を実現しています。

スバル 5代目フォレスターの室内とリアシートの居住性は?

スバル フォレスターの室内と、リアシートの居住性についてチェックしていきましょう。フォレスターの室内は、ミドルサイズSUVらしい広々とした居住空間が確保されています。

フォレスターは、新たなプラットフォームの採用と室内構造の見直しにより、フロントシート(前席)とリアシートの左右席間や肩周り、足元に十分なゆとりを確保しています。

特にリアシートは前席との間隔を広げたことで、より広々とした足元スペースを実現。ゆとりある居住空間で、ドライバーはもちろん、クルマに乗るすべての人に快適なスペースを提供しています。

気になる室内サイズの確認です。全グレード共通で室内幅は1,545mm、室内高は1,270mmとなっています。室内長に関しては、「Touring」・「X-BREAK」は2,110mm、「Advance」・「SPORT」は2,100mmです。

多様なライフスタイルに応えるべく、グレードのキャラクターに合わせてシートの材質を厳選しています。「Touring」はファブリック/トリコット+合成皮革(シルバーステッチ)、「X-BREAK」は撥水ファブリック/合成皮革(レッドオレンジステッチ、タグ付)を採用。

「Advance」はファブリック/トリコット+合成皮革シート(シルバーステッチ)だけでなく、オプションで本革を装備可能。「SPORT」は東レ株式会社の登録商標となるウルトラスエード®/本革を採用しています。

フロントシートにはシートヒーター機能を標準装備。「Advance」・「SPORT」の運転席と助手席には8ウェイパワーシート機能、運転席にはシートポジションメモリー機能が装備され、室内の快適性を高めています。

スバル 5代目フォレスターのリアシートの機能をチェック!

スバル 5代目フォレスターのリアシートには使い勝手の良い機能が装備されています。

寒い時期の快適性を確保するシートヒーター機能を「X-BREAK」・「Advance」・「SPORT」でリアシートに標準装備。「Touring」はオプション装備可能です。

フロントシートの背面には、3つに仕切られたバックポケットが備わっており、ちょっとした小物や雑誌などを収納するのに便利です。

現代では欠かせない、スマートフォンを充電可能なUSB電源も標準装備されており、リアシート周りの利便性を高めています。

スバル 5代目フォレスターのリアシートをシートアレンジすることでラゲッジルームを拡張!

スバル 5代目フォレスターのリアシートは6:4分割可倒式を採用しており、積載状況に応じてシートアレンジが可能です。

アレンジ方法も簡単で、ラゲッジルーム(荷室)のスイッチひとつで簡単に格納可能なので力が弱い方でもスムーズに操作できます。

さらにシートアレンジをしてもリアシートとラゲッジルームの間の嫌な溝はなく、段差の少ないフラットな空間を作り出せるので車内泊も快適に行えます。

他にもカーゴサイドフックやカーゴフックなどの機能的な装備が搭載されています。

フォレスターのラゲッジルームは、リアシートのシートアレンジをすることでますます利便性が増すことがわかりました。

スバル 5代目フォレスターは先進の安全装備を搭載!

スバル フォレスターはリアシートの実用性だけでなく、クルマ選びに大切な安全装備が充実しています。

4代目から搭載された、スバル独自の運転支援機能であるアイサイトはさらなる進化を遂げており、安全な運転をサポートします。

後退時ブレーキアシストは後退時に、リア部分に装着されたソナーセンサーが障害物を検知します。

衝突の危険性があれば警報音と警告表示で注意を促し、必要な場合には自動でブレーキ操作し、衝突回避・衝突被害を軽減します。

プリクラッシュブレーキは前方のクルマや歩行者・障害物を検知し、衝突のおそれがある場合に警告・ブレーキ操作をサポートすることで衝突回避・被害軽減に寄与します。

青信号お知らせ機能は停車中、青信号に切り替わってもクルマが一定時間動かない場合に音や表示でドライバーに知らせる機能です。

アクティブレーンキープは高速道路や自動車専用道路の走行時に、車体に搭載されたステレオカメラで車線を検知し、クルマが車線から逸脱しないようにステアリング操作をサポートします。

他にもさまざまな安全装備が装備されており、ドライバーの運転によるストレス・疲労軽減に寄与します。

スバル フォレスターは、広い室内に高い居住性を持ったミドルサイズSUVです。

タウンユースを視野に入れた走行性能と、実用的で使い勝手の良いリアシートの機能を、ぜひ、試してみてください。

※2021年7月現在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道