スズキ 4代目スイフトの5グレードの違いは?話題の「XG」はこれだ!

スズキ スイフト XG

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スズキの主力コンパクトカーである、スズキ 4代目スイフトには5つのグレードが設定されていますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

そして、話題のグレード「XG」とはどのようなグレードなのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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スイフト XG 【価格:153万5,600円〜】
スイフト HYBRID MG 【価格:163万3,500円〜】
スイフト RS 【価格:178万2,000円〜】
スイフト HYBRID RS 【価格:187万9,900円〜】
スイフト HYBRID SZ 【価格:208万7,800円〜】

スイフト XG 【価格:153万5,600円〜】

「XG」はスイフトのベースグレードで、駆動方式としては2WD(2輪駆動)モデルと、フルタイム4WD(4輪駆動)モデルが設定されています。さらに、トランスミッションとしても5MT副変速機構付CVTの2つが設定されているのも特徴です。

5MTはギアの抵抗を減らすことで燃費性能を向上させ、低振動で静粛性も高めるとともに、軽快にきまるシフトフィーリングを実現しています。

副変速機構付CVTは、低中速走行時の力強い加速、高速走行時の伸びやかな加速を実現しながら燃費性能を向上させているのです。

エンジンとしては、熱効率を追求して優れた燃費性能と力強い走りを高次元で両立させた1.2L デュアルジェットエンジンが搭載されており、最高出力67kW(91PS)/6,000rpm、最大トルクは118Nm(12.8kgm)/4,400rpmを誇っています。
装備としては、電動格納式リモコンドアミラー運転席シートヒーターステアリングオーディオスイッチステアリングハンズフリースイッチマルチインフォメーションディスプレイなどが標準装備されています。

燃費はWLTCモードで2WDモデルのCVTが20.0km/L 、2WDモデルの5MTが21.8km/L 、フルタイム4WDモデルが18.8km/L です。

価格は、2WDモデルのCVTが154万円、2WDモデルの5MTが153万5,600円、フルタイム4WDモデルが169万7,300円と設定されています。

スイフト HYBRID MG 【価格:163万3,500円〜】

「HYBRID MG」は「XG」の上位グレードで、駆動方式としては2WDモデルとフルタイム4WDモデルが、トランスミッションとしては副変速機構付CVTが設定されています。

「HYBRID MG」にはハイブリッドシステムとして、減速エネルギーを利用して発電し、加速時にはモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドを採用しているのがポイントです。

マイルドハイブリッドでは、発電効率に優れたモーター機能付発電機により減速時のエネルギーを利用して発電し、アイドリングストップ車専用鉛バッテリーとリチウムイオンバッテリーに充電することで、加速時に電力を利用します。
標準装備として、エコクールステータスインフォメーションランプ、左右フロントフェンダー・バックドアへのマイルドハイブリッドエンブレムなどが備わっています。

燃費はWLTCモードで2WDモデルが21.0km/L 、フルタイム4WDモデルが19.6km/L です。

価格は2WDモデルが163万3,500円、フルタイム4WDモデルが179万800円で、どちらも「XG」より9万3,500円高く設定されています。

スイフト RS 【価格:178万2,000円〜】

「RS」は、トランスミッションとして5MTと副変速機構付CVTの2つが設定されている「HYBRID MG」の上位グレードです。

「RS」は走りをさらに愉しむためのグレードであるため、高速道路や長距離の日常的な走行のほか、速度レンジも高い欧州の道路環境でも快適に走行できるチューニングが施されています。

ショックアブソーバーを減衰力を硬めに設定し、上下動を抑えてクルマのボディコントロール性を高め、剛性を高めたタイヤで操舵時の応答性とリニアなグリップ感を向上させているのです。

電動パワーステアリングコントローラーは直進安定性や操舵感を重視し、ハンドル操作をより手応えのあるチューニングに設定しています。
標準装備として、本革巻ステアリングホイールパドルシフトエコドライブアシスト照明シルバーコンソールオーナメントなどが備わっています。

さらに、エクステリア(外装)にはレッドセンターガーニッシュのメッキフロントグリル、エアロ形状のフロントバンパーやリアバンパー、サイドアンダースポイラーなどが装備されているのも魅力です。

燃費はWLTCモードで2WDモデルのCVTが20.0km/L 、2WDモデルの5MTが21.8km/L 、フルタイム4WDモデルが18.8km/L となっています。

価格は2WDモデルのCVTが178万6,400円、フルタイム4WDモデルが194万3,700円で、どちらも「HYBRID MG」より15万2,900円高く、2WDモデルの5MTは178万2,000円に設定されています。

スイフト HYBRID RS 【価格:187万9,900円〜】

「HYBRID RS」は「RS」の上位グレードで、駆動方式としては2WDモデルとフルタイム4WDモデルが、トランスミッションとしては副変速機構付CVTが設定されています。

「HYBRID RS」では「HYBRID MG」同様、ハイブリッドシステムとしてマイルドハイブリッドが採用されています。

「RS」同様にショックアブソーバーやタイヤ、電動パワーステアリングコントローラーに欧州の道路環境でも快適に走れるチューニングが施されているのです。
また、エコクールステータスインフォメーションランプマイルドハイブリッドエンブレムが「RS」の装備に加えて標準装備として備わっています。

燃費はWLTCモードで2WDモデルが21.0km/L 、フルタイム4WDモデルが19.6km/L です。

価格は、2WDモデルが187万9,900円、フルタイム4WDモデルが203万7,200円で、「RS」より9万3,500円高く設定されています。

スイフト HYBRID SZ 【価格:208万7,800円〜】

「HYBRID SZ」はスイフトの最上位グレードで、駆動方式としては2WDモデルのみが設定されているのが大きな特徴です。

トランスミッションとしては、伝達効率に優れ、低燃費と力強い走りを可能にしたAGS(オートギアシフト)が設定されています。
また、ハイブリッドシステムとして、駆動・回生発電用モーターとAGSにより、低燃費と力強い走りを両立するハイブリッドを採用しています。

ハイブリッドでは、駆動・回生発電用モーターのみによるEV走行のほか、加速時にアクセルペダルを強く踏み込むことでエンジン出力にモーターモーター出力を上乗せして加速するのです。

装備としては、PTCヒーターハイブリッド専用メーターハイブリッド専用シフトノブなどが標準装備されています。

燃費はWLTCモードで23/0km/L で、価格は208万7,800円です。
スイフトには5つのグレードがありましたが、その中でも話題となっているグレード「XG」には2WDモデルのCVT、2WDモデルの5MT、フルタイム4WDモデルと、駆動方式やトランスミッションの異なる3つのモデルがあることがわかりました。

「XG」はベースグレードではありますが、燃費にも優れ、装備としても運転席シートヒーターが標準装備されているのは嬉しいポイントなのではないでしょうか。

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