トヨタ 3代目センチュリーの車内の収納機能は利便性が抜群！

まずはトヨタ センチュリーのフロントシート(前席)の収納からみていきましょう。

フロントシートには、ドアポケット・グローブボックス・小物入れ・コインホルダー・カップホルダー・コンソールボックスがついています。車幅灯点灯時には、グローブボックス・コインホルダー・コンソールボックスのランプが点灯する仕組みになっているのが特徴です。

運転席と助手席の両側から開けることができるコンソールボックスは、フタの裏側にペンを取り付ける工夫も施されています。

コンソールボックスのフタを開けると、AC100Vで最大消費電力100W以下の電気製品を使える電源も装備されています。ボックスの中に隠されているので、車内のデザイン性も損ないません。

小物入れは、天井のルームランプ付近にあるボタンをワンタッチするだけで開けられ、使い勝手の良い仕様といえるでしょう。

トヨタ センチュリーのリアシート(後席)の収納はどうなっているのでしょうか。

リアシートのアームレストは、レバーを引いて手前に倒すことで出現します。このアームレストには、書類のサインなどに使用できるライティングテーブルが設置されています。格納式のテーブルのため邪魔になることはありません。

アームレストにはそのほかにも、カップホルダーや小物入れが装備されています。アームレストの奥にはマガジンラックがついており、リアシートから簡単に取り出すことができるため、ゆったりとした移動時間を過ごせるでしょう。

コンソール背面にあるフタを開けると、AC100Vで最大消費電力100W以下の電気製品を使える電源がついています。さらに、もう一つのフタを押すと出現するのが小物入れです。どちらも車幅灯点灯時にはランプが点灯するので、電源の差し込み口や入れておいた小物を見つけやすくなること間違いありません。

運転席の背面には、タブレットや雑誌、新聞などを収納できるシートバックポケットがついています。左右のセンターピラー下部には靴べら差しがあり、ショーファーカーならではの細やかな工夫が施されているのが特徴です。

トヨタ センチュリーのラゲッジルーム(荷室)の収納はどうなっているのでしょうか。

ラゲッジルームのは、ラゲッジルーム長895mm、ラゲッジルーム幅1,590mm、ラゲッジルーム高510mmとなっており、十分な広さを確保しています。

容量としては、スペアタイヤ非装着車の場合は484Lです。これは、ゴルフバッグの形状にもよりますが、9.5インチのゴルフバッグを4個収納でき、大きなおもてなしにも備えられるでしょう。スペアタイヤ装着車の場合、容量は431Lです。

ラゲッジルームに標準装備されているものとして、LEDランプ・デッキフック4個・買い物フック2個・収納ボックス・毛ばたき・傘ケースなどがあります。

また、ネットタイプのラゲッジホールドベルトもついています。床上の固定用フックを引き上げてこのネットを固定用フックにかけることで、荷物を固定できる仕様です。床上の固定フックを引き上げ、このネットを固定用フックにかけてから上部にある買い物フックにかけることで、トランク内を仕切ることも可能なため、あらゆるシーンに合わせて使い分けられるでしょう。

ここからはオプションになりますが、ラゲッジルームにぴったりとフィットするラゲッジマットを販売しており、荷物を汚れや傷から守ることができます。

ラゲッジルームに収納できる車載防災セットも利便性に優れたオプション品です。持ち運びが簡単なリュックタイプの搭載ケースに、レインコートや給水袋、アルミブランケットなど、全12アイテムが入っています。

この防災セットの優れた点は、ラゲッジルームにフィットする形状だけではありません。急加速や急ブレーキ時でも搭載ケースがずれにくいようマジックテープがついているため、ラゲッジルームにしっかりと固定できます。これにより、荷物を傷つけてしまう心配も軽減し、万が一の災害にも備えられます。

今回は、トヨタ センチュリーの収納機能について紹介しました。

リアシートのアームレストに施された収納機能や、靴べら差し、ラゲッジルームに入れた荷物を傷つけないための工夫などは素晴らしいの一言です。

センチュリーは、エクステリアやインテリアの美しさだけでなく、利便性抜群の収納機能も備えたクルマといえるでしょう。

※2021年6月現在