新型センチュリーが販売開始|鳳凰と共に、品格と匠の技を継承
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
センチュリーと言えば、公用車御用達のトヨタの最高級車です。そのセンチュリーが新型となって帰ってきました。気になるスペックや価格、特徴をみてみましょう!
3代目となった新型センチュリー
2018年6月22日、ついに新型センチュリーが発売になりました。このフルモデルチェンジによって、1967年に初代センチュリーが発売されて以来、50年以上の歴史を持つセンチュリーシリーズに、新たな歴史が刻まれたことになります。
センチュリーは、トヨタ自動車の生みの親である豊田佐吉の生誕100周年を記念して発売されたモデルでした。その初代から現在にいたるまで、トヨタ自動車を代表する高級車、ないしは国産車を代表する高級車として君臨してきました。
センチュリーは、トヨタ自動車の生みの親である豊田佐吉の生誕100周年を記念して発売されたモデルでした。その初代から現在にいたるまで、トヨタ自動車を代表する高級車、ないしは国産車を代表する高級車として君臨してきました。
新型センチュリーのスペック
気になる新型センチュリーのスペックを紹介します。
まずボディサイズは、全長5,335mm×全幅1,930mm×全高1,505mmとされました。
これは、現在、公用車でも多く使われているレクサス LS(全長5,235mm×全幅1,900mm×全高1,450mm)や先代センチュリー(全長5,270mm×全幅1,890mm×全高1,475mm)よりも、ひと回り大きく、さらに車両重量は先代の2,000kgに対して2,370kgと、サイズ、車両重量ともにシリーズ最大です。
まずボディサイズは、全長5,335mm×全幅1,930mm×全高1,505mmとされました。
これは、現在、公用車でも多く使われているレクサス LS(全長5,235mm×全幅1,900mm×全高1,450mm)や先代センチュリー(全長5,270mm×全幅1,890mm×全高1,475mm)よりも、ひと回り大きく、さらに車両重量は先代の2,000kgに対して2,370kgと、サイズ、車両重量ともにシリーズ最大です。
パワーユニットは、先代のレクサス LS600hに搭載されていたものをベースとして、センチュリー用にリファインされたV型8気筒5.0Lのハイブリッドです。
最高出力280kW(381ps)/6,200rpm、最大トルク510Nm(52.0kgm)/4,000rpmの2UR-FSEエンジンと、最高出力165kW(224ps)、最大トルク300Nm(30.6kgm)を発生するモーターを組み合わせたシステムの出力は、317kW(431ps)となっています。
トヨタの誇る2段変速式リダクション機構THS-Ⅱを採用したシステムと、電機式無断変速機が採用され、2トンをゆうに上回るボディでありながら、燃費は13.6km/L(JC08モード)というなかなかの数字をマークします。
サスペンション形式は、前後マルチリンクに変更。AVS機能付き電子制御エアサスペンションと組み合わせることで、ショーファードリブンにふさわしいなめらかな乗り心地を実現しています。
最高出力280kW(381ps)/6,200rpm、最大トルク510Nm(52.0kgm)/4,000rpmの2UR-FSEエンジンと、最高出力165kW(224ps)、最大トルク300Nm(30.6kgm)を発生するモーターを組み合わせたシステムの出力は、317kW(431ps)となっています。
トヨタの誇る2段変速式リダクション機構THS-Ⅱを採用したシステムと、電機式無断変速機が採用され、2トンをゆうに上回るボディでありながら、燃費は13.6km/L(JC08モード)というなかなかの数字をマークします。
サスペンション形式は、前後マルチリンクに変更。AVS機能付き電子制御エアサスペンションと組み合わせることで、ショーファードリブンにふさわしいなめらかな乗り心地を実現しています。
匠の技が光る新型センチュリー
日本らしさが詰まった車と言われているセンチュリー。3代目にあたる新型センチュリーも同様に日本的美しさと備えており、さらに随所に匠の技が光っています。
そのひとつが、ショルダー部に施された面処理技法で、あたかも透き通るような1本の線が存在しているように見えます。これは、平安時代の屏障具(へいしょうぐ)の柱にあしらわれた面処理のやり方で、「几帳面」と呼ばれるものだそうです。
またボディの施された新開発のボディカラー「エターナルブラック(神威)」は、漆黒感を高める黒染料入りのカラークリアなど7層もの塗装に、流水の中で微細な凹凸を修正する「水研ぎ」を3度実施。その後に”鏡面仕上げ”を施したもので、漆黒の艶やかさを追求しています。
そして極め付けは、伝統的に採用されている鳳凰エンブレム。新型では、初代当時の手彫り技術を継承しながら現代技術を組み合わせることで、さらに進化したエンブレムとなっているのです。
そのひとつが、ショルダー部に施された面処理技法で、あたかも透き通るような1本の線が存在しているように見えます。これは、平安時代の屏障具(へいしょうぐ)の柱にあしらわれた面処理のやり方で、「几帳面」と呼ばれるものだそうです。
またボディの施された新開発のボディカラー「エターナルブラック(神威)」は、漆黒感を高める黒染料入りのカラークリアなど7層もの塗装に、流水の中で微細な凹凸を修正する「水研ぎ」を3度実施。その後に”鏡面仕上げ”を施したもので、漆黒の艶やかさを追求しています。
そして極め付けは、伝統的に採用されている鳳凰エンブレム。新型では、初代当時の手彫り技術を継承しながら現代技術を組み合わせることで、さらに進化したエンブレムとなっているのです。
ボディサイズや価格、さらに随所に見られる匠の技の数々、新型センチュリーは初代、2代目センチュリーを超える十分なスペックを備えた高級車となっています。これぞまさに日本を代表する高級車です。