クルマの鍵は何種類あるのか?それぞれの特徴も詳しく解説!
更新日:2024.09.09

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車を運転する人なら、日常的に使うことになるクルマの鍵。
「鍵」と一言でくくってしまえば簡単ですが、実はいくつかの種類に分かれ、機能もそれぞれ異なっているのはご存知でしょうか。
スマートフォンですらクルマの鍵になってしまう現代、いったいどんな種類の鍵があるのでしょうか。それぞれの鍵の特徴を詳しく解説していきます。
「鍵」と一言でくくってしまえば簡単ですが、実はいくつかの種類に分かれ、機能もそれぞれ異なっているのはご存知でしょうか。
スマートフォンですらクルマの鍵になってしまう現代、いったいどんな種類の鍵があるのでしょうか。それぞれの鍵の特徴を詳しく解説していきます。
【波状の形状が大きな特徴】ウェーブキー
最初に紹介するのは、差し込む部分の金属に波状の掘削加工が施されているのが特徴なウェーブキーです。この特徴的な形状はクルマ専用のデザインというわけではなく、クルマの鍵や住宅の鍵など、さまざまな場面で使用されています。
現行モデルのクルマで、金属部分がむき出しになったウェーブキーのみを鍵として採用している車種はほぼありませんが、旧型のモデルではさほど珍しい物ではありません。田舎の両親が乗っていた軽トラの鍵がそのような鍵だったなぁと、懐かしい記憶が蘇った方も多いのではないでしょうか。
ウェーブキー自体は、金属部分に山と谷が掘られたギザギザ模様の鍵よりも防犯性が高いのが特徴で、工具を使った悪質なピッキングや、鍵以外を用いた外部からの解錠に対してある程度の安全性を保持しているのも大きな長所です。
また、万が一無くしてしまった場合でも、クルマの鍵を専門としている業者であればすぐに製作してくれるのもメリットのひとつといえます。
現行モデルのクルマで、金属部分がむき出しになったウェーブキーのみを鍵として採用している車種はほぼありませんが、旧型のモデルではさほど珍しい物ではありません。田舎の両親が乗っていた軽トラの鍵がそのような鍵だったなぁと、懐かしい記憶が蘇った方も多いのではないでしょうか。
ウェーブキー自体は、金属部分に山と谷が掘られたギザギザ模様の鍵よりも防犯性が高いのが特徴で、工具を使った悪質なピッキングや、鍵以外を用いた外部からの解錠に対してある程度の安全性を保持しているのも大きな長所です。
また、万が一無くしてしまった場合でも、クルマの鍵を専門としている業者であればすぐに製作してくれるのもメリットのひとつといえます。
【ボタンをワンプッシュするだけでドアを開閉】リモコンキー
リモコンキーは、ウェーブキーとドアの開閉機能を持ったリモコンを組み合わせた鍵を指します。
ウェーブキーは鍵穴に鍵を刺し、回すことでドアの鍵の開閉を行わなければなりませんでしたが、リモコンキーの場合はリモコン部分のボタンをワンプッシュするだけでドアの鍵の開閉が可能です。ドアの鍵穴に鍵を差し込んで回さなければクルマに乗り込めないという、面倒ごとからは開放されたのです。
ただし、エンジンを始動させるにはウェーブキーと同じく、キーシリンダーに鍵を刺して回す行程を踏む必要があるので注意しましょう。
このリモコンキーを初めて採用した国産車は、1985年にデビューしたホンダの3代目アコードと2代目ビガーで、いわゆるキーレスエントリーと言われる技術を搭載していたのは、両モデルの最上級グレードだった2.0Siでした。
ウェーブキーは鍵穴に鍵を刺し、回すことでドアの鍵の開閉を行わなければなりませんでしたが、リモコンキーの場合はリモコン部分のボタンをワンプッシュするだけでドアの鍵の開閉が可能です。ドアの鍵穴に鍵を差し込んで回さなければクルマに乗り込めないという、面倒ごとからは開放されたのです。
ただし、エンジンを始動させるにはウェーブキーと同じく、キーシリンダーに鍵を刺して回す行程を踏む必要があるので注意しましょう。
このリモコンキーを初めて採用した国産車は、1985年にデビューしたホンダの3代目アコードと2代目ビガーで、いわゆるキーレスエントリーと言われる技術を搭載していたのは、両モデルの最上級グレードだった2.0Siでした。
【ドアの開閉も始動もおまかせ】スマートキー
恐らく現行モデルのほとんどに採用されている鍵の方式が、このスマートキーでしょう。
リモコンキーの機能を大幅にパワーアップさせた鍵で、クルマの鍵を携帯したままドアノブに触るだけで、ドアの鍵の開閉ができるようになりました。さらに、ドアの鍵の開け閉めだけではなく、ボタンを押すだけで始動できる所謂プッシュスタートと呼ばれる機能が新たに搭載され、これはスマートキー独自のものなのです。
スマートキーは、メーカーによって名前が違うのも大きな特徴です。例えば、トヨタではスマートキーやスマートエントリー、日産ではインテリジェントキー、マツダではアドバンスドキーと呼称されています。
スマートキーを初めて搭載したのは、2000年にデビューした3代目セルシオです。トヨタが誇る伝説的なフラッグシップモデルだったセルシオですが、オプションという形でスマートキーを採用していました。
しかし、現代のようにプッシュスタートでエンジンを始動させることはできず、鍵を差し込む必要はないものの、「凹」のような形状をしたパネルを回してエンジンを始動させる方式となっていました。
リモコンキーの機能を大幅にパワーアップさせた鍵で、クルマの鍵を携帯したままドアノブに触るだけで、ドアの鍵の開閉ができるようになりました。さらに、ドアの鍵の開け閉めだけではなく、ボタンを押すだけで始動できる所謂プッシュスタートと呼ばれる機能が新たに搭載され、これはスマートキー独自のものなのです。
スマートキーは、メーカーによって名前が違うのも大きな特徴です。例えば、トヨタではスマートキーやスマートエントリー、日産ではインテリジェントキー、マツダではアドバンスドキーと呼称されています。
スマートキーを初めて搭載したのは、2000年にデビューした3代目セルシオです。トヨタが誇る伝説的なフラッグシップモデルだったセルシオですが、オプションという形でスマートキーを採用していました。
しかし、現代のようにプッシュスタートでエンジンを始動させることはできず、鍵を差し込む必要はないものの、「凹」のような形状をしたパネルを回してエンジンを始動させる方式となっていました。
金属の無垢材を削りだしただけの鍵に始まり、もはや鍵を差し込む必要すらなくなったクルマの鍵。
現在では、スライドドアを操作できたり、遠隔でエンジンを始動させることができる鍵や、液晶を搭載することで車の状態を見ることができる鍵なども存在するほど、技術が進歩しています。
今後どのような鍵が登場するのか、楽しみにするのも良いでしょう。
※2021年6月現在
現在では、スライドドアを操作できたり、遠隔でエンジンを始動させることができる鍵や、液晶を搭載することで車の状態を見ることができる鍵なども存在するほど、技術が進歩しています。
今後どのような鍵が登場するのか、楽しみにするのも良いでしょう。
※2021年6月現在