トヨタのコンパクトカー、ヤリスクロスを詳しく解説【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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ヤリスクロスは、2020年2月から販売を開始したコンパクトカー、ヤリスの派生モデルで、ヤリスシリーズらしい「軽快な走り」「先進の安全・安心技術」「低燃費」を受け継ぎつつ、これからの時代に求められる利便性にとどまらない新たな価値を追求したコンパクトSUVのプロによる徹底解説です。
文・写真/萩原 文博
文・写真/萩原 文博
ヤリスの室内は考え抜かれている
トヨタのSUVラインアップに8番目のモデルとして追加されたのが、2020年8月31日に登場したヤリスクロスです。
ヤリスと同じコンパクトカー向けのGA-Bプラットフォームを採用したボディサイズは、全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mmで、ライズとC-HRの中間に位置します。
4,180mmという短い全長ながら、ラゲッジ容量は390Lを確保(デッキボード下段時)し、9.5インチのゴルフバッグなら2個収納可能です。さらに一部グレードには、6:4分割アジャスタブルデッキボードをトヨタのコンパクトSUVとして初採用。4:2:4分割リアシートとの組み合わせにより、ラゲージスペースの多彩なアレンジが可能となっています。
またラゲッジのハッチゲートは、スマートキーを携帯していれば、リアバンパー下に足を出し入れするだけで、自動開閉が可能なハンズフリーパワーバックドアを装備しており、荷物で手がふさがっている状態でも、ハッチゲートを開閉することが可能となっています
ヤリスと同じコンパクトカー向けのGA-Bプラットフォームを採用したボディサイズは、全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mmで、ライズとC-HRの中間に位置します。
4,180mmという短い全長ながら、ラゲッジ容量は390Lを確保(デッキボード下段時)し、9.5インチのゴルフバッグなら2個収納可能です。さらに一部グレードには、6:4分割アジャスタブルデッキボードをトヨタのコンパクトSUVとして初採用。4:2:4分割リアシートとの組み合わせにより、ラゲージスペースの多彩なアレンジが可能となっています。
またラゲッジのハッチゲートは、スマートキーを携帯していれば、リアバンパー下に足を出し入れするだけで、自動開閉が可能なハンズフリーパワーバックドアを装備しており、荷物で手がふさがっている状態でも、ハッチゲートを開閉することが可能となっています
ヤリスクロスは2種類のパワートレインに駆動方式も2種類
ヤリスクロスのパワートレインは、最高出力88kW(120ps)/6,600rpm、最大トルク145Nm/4,800~5,200rpmをそれぞれ発生する1.5L直列3気筒DOHCエンジンと、システム出力85kW(116ps)を発生する1.5Lガソリン+モーターのハイブリッドシステムで、駆動方式はガソリン車、ハイブリッド車ともに2WDと4WDが用意されます。
4WDモデルには、ガソリン車に3つのモードから選択できるマルチテレインセレクトなどの機能を搭載したダイナミックトルクコントロール4WDシステム。ハイブリッド車には、E-Fourと呼ばれる電気式4WDシステムを採用。ハイブリッド車で4WDを選べるコンパクトSUVは、貴重な存在ですね。
燃費性能はWLTCモードで2WD車が18.8~30.8km/L、4WD車は17.4~28.7km/Lとクラストップの性能を実現しています。
4WDモデルには、ガソリン車に3つのモードから選択できるマルチテレインセレクトなどの機能を搭載したダイナミックトルクコントロール4WDシステム。ハイブリッド車には、E-Fourと呼ばれる電気式4WDシステムを採用。ハイブリッド車で4WDを選べるコンパクトSUVは、貴重な存在ですね。
燃費性能はWLTCモードで2WD車が18.8~30.8km/L、4WD車は17.4~28.7km/Lとクラストップの性能を実現しています。
ヤリスクロスは先進の運転支援システムを採用して高い安全性を誇る
運転支援システムは、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備(X“B パッケージ”を除く)します。
全車速追従機能付のレーダークルーズコントロール、アダプティブハイビームシステム(AHS)をはじめ、駐車操作をアシストする高度運転支援[トヨタチームメイト(アドバンストパーク)]をヤリスに続き採用するなど、トヨタの最新技術を数多く搭載しているのが特徴です。
また、最新のコネクティッドサービスとして、ディスプレイオーディオおよびDCM(車載通信機)を標準装備。SmartDeviceLink(SDL)やApple CarPlay/Android Auto などスマートフォンと連携した機能により、利便性を向上しました。
グレード展開は、下からX、G、Zの3つで、ガソリン車にのみ廉価版にあたるX“B”パッケージが用意されています。
全車速追従機能付のレーダークルーズコントロール、アダプティブハイビームシステム(AHS)をはじめ、駐車操作をアシストする高度運転支援[トヨタチームメイト(アドバンストパーク)]をヤリスに続き採用するなど、トヨタの最新技術を数多く搭載しているのが特徴です。
また、最新のコネクティッドサービスとして、ディスプレイオーディオおよびDCM(車載通信機)を標準装備。SmartDeviceLink(SDL)やApple CarPlay/Android Auto などスマートフォンと連携した機能により、利便性を向上しました。
グレード展開は、下からX、G、Zの3つで、ガソリン車にのみ廉価版にあたるX“B”パッケージが用意されています。
ヤリスクロスは、ボディサイズ、走行性能、安全装備など、どの角度から見ても欠点がなく、売れる理由しか見当たりません。その証拠に、2021年は1,2月で見事にユーザーのハートをキャッチして、新車販売台数のトップとなりました。
2020年に登場したばかりのフレッシュなモデルですが、納車までの期間が長期化していることだけが気になるところでしょう。
2020年に登場したばかりのフレッシュなモデルですが、納車までの期間が長期化していることだけが気になるところでしょう。