新型レジェンドにも搭載!ホンダ センシング エリートって何?

ホンダ レジェンド

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ホンダ 新型レジェンドに搭載されたことで話題となったホンダ センシング エリート。

「Safety for Everyone」をコンセプトに、事故ゼロ社会の実現を目指して開発したホンダの先進安全技術です。

そんなホンダ センシング エリートはどのようなものなのでしょうか。徹底解説いたします。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
ホンダ センシング エリートは革新的なシステム
ホンダ センシング エリートには最新の運転支援機能が!
ホンダ センシング エリートの対応道路は?

ホンダ センシング エリートは革新的なシステム

ホンダ センシング エリートは、ホンダが長年続けてきた運転支援技術の研究の蓄積と、新たな創意工夫にが結実した革新のシステムです。約1,000万通りのシミュレーション検証や地球約32週分にあたる約130万kmもの高速道路での実証実験を重ねた信頼性の高いものとなっています。

センサーとしては、クルマやバイクなどの金属物やそれ以外の非金属物の検知・測距に優れたライダーセンサー、金属物の検知・測距に優れたレーダーセンサー、歩行者や車線、標識の形状認識に優れたカメラセンサー、近距離の障害物の検知に優れたソナーセンサーが備わっています。

これら4つのセンサーによって、自動車周辺360°の状況を高精度で把握します。

さらに、ナビ画面の左脇に近赤外線ライトを内蔵したドライバーモニタリングカメラを内蔵しています。ドライバーの顔の向きから目の開閉状況、動作の有無などを検知。システムからの操作要求に対応可能かどうかを確認しながらシステムを作動させます。

また、米国のGPSや日本の衛星測位システムなどの総称である全球測位衛星システムGNSSを活用しており、それぞれの人工衛星から発射される信号を受信して補正することで、自車の位置を高精度に特定します。

ホンダ センシング エリートには最新の運転支援機能が!

ホンダ センシング エリートには、ハンズオフ機能付車線内運転支援機能やハンズオフ機能付車線変更支援機能、ハンズオフ機能付高度車線変更支援機能、トラフィックジャムパイロットや緊急時停車支援機能といった数々の画期的機能を備えることで、交通死亡事故の9割の発生原因であるヒューマンエラーをなくします。

ハンズオフ機能付車線内運転支援機能は、システムがアクセルやブレーキ、ステアリングを操作するため、ハンズオフでも設定した車速を保って走行します。先行車がいる場合には一定の距離を保ったまま追従し、カーブ前後では加減速することで安心感のある運転支援を行います。

ハンズオフ機能付車線変更支援機能は、ハンズオフ機能付車線内運転支援機能で走行中にウィンカーを操作するとシステムが車線変更の可否を判断し、滑らかで安定感のある車線変更を行います。

ハンズオフ機能付高度車線変更支援機能は、車線変更に加え加減速や追い越し・車線復帰も行います。

トラフィックジャムパイロットは、ハンズオフ機能付車線内運転支援機能で走行中に渋滞に遭遇すると、システムがドライバーに代わって周辺を監視しながらクルマの操作を行います。ドライバーはその間、視線を外してテレビやDVDの視聴が可能です。

緊急時停車支援機能は、ドライバーがシステムからの操作要求に応じない場合、警告やシートベルトの振動で注意喚起を行います。それでも応じない場合にはハザードランプとホーンで周囲のクルマに警告しながら減速・路肩寄せ・停車を行います。

ホンダ センシング エリートの対応道路は?

ホンダ センシング エリートの作動には、道路の形や幅、勾配、車線を分ける区画線の色や標識などの高速道路や自動車専用道の様々な情報をcmレベルで記録した3次元の高精度地図が欠かせません。

そのため、ホンダ センシング エリートは全ての道路で利用できるわけではなく、限られた道路のみで利用できます。

ホンダ センシング エリートのホームページでは、ホンダ センシング エリートの対応した高速道路や自動車専用道の路線情報をエリア別に確認可能です。情報は随時更新されていくため、今後も対応道路は増加していくでしょう。

ホンダ センシング エリートを利用できる道路は日本全国に広がっているため、住んでいる地域問わず、ホンダ センシング エリート搭載車を所有している方はチェックしてみてください。
今回はホンダ センシング エリートについてご紹介しました。

ホンダ センシング エリートには、交通死亡事故の原因の9割を占めるヒューマンエラーをなくすための5つの画期的な機能が備わっています。

中でも、トラフィックジャムパイロットは高速道路渋滞時にシステムが代わりに運転操作を行う革新的なシステムです。

これらのシステムにより、国土交通省から自動運転レベル3の型式指定を取得しています。

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商品詳細