メルセデス・ベンツ 4代目 Cクラスの機能性やデザイン性を高めるオプションをご紹介！

快適装備のオプションは、フロントシート(前席)に集中しています。

まず特徴的なのは、スポーツシートです。AMGモデルでは標準装備となっているものを、「C180 アバンギャルド」からオプションで付けることができるのでお得感があります。スポーツシートの特徴は、体をしっかりと包み込む形状です。

レーシングカーを思い浮かべるとわかりやすいのですが、レース用のシートのようにシート両端のショルダーが体を挟み込むように包んでくれます。他にも人体を支える設計が盛り込まれており、速度を出して走行する際や長距離ドライブの際には高い快適性を得ることが可能です。

「C180 アバンギャルド」のみ、シートヒーターもオプションで設定できます。こちらもAMGモデルでは標準装備されています。冬にはしっかり体を温めてくれるので、運転が楽になります。

これらのオプションはセダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレで共通です。

メルセデス・ベンツ CクラスのAMGモデルにはヘッドアップディスプレイをオプションで付けることができます。

ヘッドアップディスプレイとは、簡単に言えばボンネットの少し先に情報が見えるように表示される機能です。視線は目の前を捉えたまま運転に必要な情報を得ることができるため、より安全に運転することができます。

さらに、表示内容や表示場所、文字やアイコンの明るさなどを細かく調整可能です。基本的な表示内容はスピード、方角、目的地までの距離や到着予定時間等となっています。

快適性も高くなるので、長距離ドライブが多く集中力切れなどが心配ならつけても良いでしょう。

「C180 アバンギャルド」にオプション設定可能なベーシックパッケージには、キーレスゴーやパークトロニック、ドライブアウェイアシストが用意されています。

パークトロニックは、前後のバンパー付近にある障害物をセンサーが感知し、接近状況をインジケーターの表示やアラーム音で知らせてくれるという機能です。狭い場所での取り回しの際の安全性が高くなります。

ドライブアウェイアシストは、車両前後または後方約1km以内の障害物をセンサーが検知してくれる機能です。障害物を検知した際には、その方向に進むギアを選んでアクセルを踏んだとしても、2km/h以上の速度が出なくなります。そのうえ、アラーム音で警告してくれるため安全性が高くなるというものです。主に、誤発進を防ぐために使われます。

メルセデス・ベンツ Cクラスの「C180 アバンギャルド」には、AMGラインというパッケージオプションを付けることができます。このパッケージオプションをつけた場合、エクステリアとインテリアにさまざまな装備の追加や仕様変更をすることが可能です。

エクステリアでは、フロントスポイラー・サイド＆リアスカートに、AMGスタイリングパッケージが装備されます。これにより、前後バンパー付近のデザインがスポーティになるので、スポーティなクルマが好きな人にはおすすめです。

さらに、ホイールは18インチAMG5ツインスポークアルミホイールになるのが魅力的です。ツインスポークにより特徴的なシルエットになるだけでなく、18インチアルミホイールで走行性能の向上にも繋がります。

インテリアで特徴的なのは、レザーARTICOのAMGスポーツシートです。前述したような形状の人工皮革スポーツシートになり、長距離ドライブや速度を上げた走行でも疲れにくくなります。さらに、本革へのアップグレードも可能です。

ステアリングも、AMGスポーツステアリングに変わります。機能面はあまり変わりませんが、デザイン等がスポーティになるのが魅力的です。

そして、アクセル＆ブレーキペダルもラバースタッドの付いたステンレス製になり、よりスポーティな雰囲気が演出できます。

メルセデス・ベンツ Cクラスは機能面・デザイン面の追加や変更を行うパッケージオプションが用意されています。

自由に組み合わせるのが好きな人にはあまり向かないのかもしれませんが、最初からまとまったパッケージでお得にわかりやすくオプションを装備したいという人には向いているでしょう。

ただ、スポーティなデザインになるAMGラインについては好みもあります。まずは搭載車を試乗してみると良いのではないでしょうか。

※2021年5月現在