2ドアコンパクトスポーツカーであるアウディ 3代目TTクーペのリアシートを解説!

アウディ 3代目TTクーペ

伝統あるデザインと先進のテクノロジーを活かしたクルマとして高い注目を集める、アウディ 3代目TTクーペ。

今回は、コンパクトスポーツカーであるTTクーペの特徴とリアシート(後席)を中心にご紹介します。

Chapter
アウディ 3代目TTクーペとはどんなクルマ?
アウディ 3代目TTクーペのリアシートの実用性は?
アウディ 3代目TTクーペのリアシートの有効な活用法は?

アウディ 3代目TTクーペとはどんなクルマ?

アウディ 3代目TTクーペは、プラットフォームをフォルクスワーゲングループのMQBをベースにしたFWD(前輪駆動)または、FWDベースの4WD(4輪駆動)スタイルのコンパクトスポーツカーです。

FWDはグレード「40 TFSI」、4WDはグレード「45 TFSI クアトロ」と呼称されており、駆動形式以外にもスペックに多少の違いがあります。

ボディサイズについては、全長4,190mm×全幅1,830mm×全高1,380mm、ホイールベース2,505mmと両グレード共通になっています。

エンジンは2.0L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャーを両グレードとも搭載していますが、エンジン型式が異なり「40 TFSI」にはDKZ型、「45 TFSI クアトロ」にはDKT型を採用しています。

「40 TFSI」のDKZ型は最高出力145kW(197PS)/4,350~6,000rpm、最大トルク320Nm(32.6kgm)/1,500~4,200rpm、燃費13.7km/L(WLTCモード燃費)となっています。

「45 TFSI クアトロ」のDKT型は最高出力180kW(245PS)/5,000~6,700rpm、最大トルク370Nm(37.7kgm)/1,600~4,300rpm、燃費12.5km/L(WLTCモード燃費)で、DKT型エンジンの方が圧縮比が低いという特徴があります。

トランスミッションは7速Sトロニックを搭載し、サスペンション機構にはフロントにマクファーソンストラット式、リアにウィッシュボーン式を採用しているため、快適なスポーツ走行を楽しめます。

アウディ 3代目TTクーペのリアシートの実用性は?

アウディ 3代目TTクーペは、室内幅1,449mm、室内高は993mmとコンパクトスポーツカーらしいやや小ぶりなサイズ感となっています。

4ドアセダンほどのゆったりとした居住空間ではありませんが、4人乗車が可能な室内スペースを確保しています。

スポーツ走行に特化したイメージのあるTTクーペですが、リアシートの実用性はどのようになっているのでしょうか。

TTクーペは2ドアのため、当然ながらフロントシート(前席)を前に倒してからからリアシートへアクセスする必要があります。

リクライニング機能の無いリアシートはフロントシートとの距離が近く、リアシート座面からの室内高が858mmとややタイトなため、お子さんや小柄な方向けの乗車スペースと言えるかも知れません。

リアシートは乗る人を選びますが、2ドアスポーツカーとしてリアシートを確保している点は、緊急時にどうしても3名以上の乗車が必要になった場合に短距離であれば移動できることを考えると、TTクーペの利点と言えます。

また、乗車と言う本来の目的からは外れますが、フロントシートとの距離が近い点から、荷物置き場としての使用も検討できそうです。

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アウディ 3代目TTクーペのリアシートの有効な活用法は?

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道