ジャガーXFスポーツブレークを試乗レビュー!良い点や改善点などを徹底評価【プロ解説】
更新日:2024.12.09

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スタイリッシュな外観デザインと高い積載能力を両立したジャガーXFスポーツブレークに試乗し、良いところと改善点はどこなのかを探ってみました。
今回試乗したのは2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載した4WD車のR-SPORT 20d AWD車で、車両本体価格は809万円です。
文・写真/萩原 文博
今回試乗したのは2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載した4WD車のR-SPORT 20d AWD車で、車両本体価格は809万円です。
文・写真/萩原 文博
ジャガー XFスポーツブレーク試乗モデルのスペック表
ジャガー XFスポーツブレイク(Rスポーツ 2.0L D180 ディーゼル 4WD) | |
---|---|
新車価格 | 794万円 |
中古車価格 | 227.6〜399万円 |
ボディタイプ | ステーションワゴン |
全高 | 1,495mm |
全幅 | 1,880mm |
全長 | 4,965mm |
燃費 | 15km/L |
燃料 | ディーゼル |
車両重量 | 1,880kg |
ドア数 | 5ドア |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,999cc |
駆動方式 | 4X4 |
トランスミッション | マニュアルモード付AT |
ハンドル | 右 |
最小回転半径 | 5,600mm |
前輪サイズ | 245/40R12 |
後輪サイズ | 245/40R12 |
ジャガーXFスポーツブレークはスムーズな加速と安定感のある走りが魅力
低回転域で最大トルクを発生するディーゼルターボ搭載車に4WDを採用するケースは増えており、今回試乗したXFスポーツブレークも、まさにこのトレンドを踏襲したモデルです。
搭載されている2L直列4気筒ディーゼルターボは最高出力180ps、最大トルク430Nmを発生し、1,880kgの車体をスムーズに加速させます。
トルクベクタリングバイブレーキという電子デバイスによりアンダーステアを抑えてくれるだけでなく、ステアリング操作に対して忠実な動きをしてくれるので、操縦していて楽しいクルマに仕立てられています。
タイヤが路面をしっかりと捉えて吸い付くような安定感を生み出しており、スポーツカーのような安定した走りも実現してくれます。
搭載されている2L直列4気筒ディーゼルターボは最高出力180ps、最大トルク430Nmを発生し、1,880kgの車体をスムーズに加速させます。
トルクベクタリングバイブレーキという電子デバイスによりアンダーステアを抑えてくれるだけでなく、ステアリング操作に対して忠実な動きをしてくれるので、操縦していて楽しいクルマに仕立てられています。
タイヤが路面をしっかりと捉えて吸い付くような安定感を生み出しており、スポーツカーのような安定した走りも実現してくれます。
ジャガーXFスポーツブレークのラゲッジルームは、広いだけでなく使いやすく設計されている
ジャガーXFスポーツブレークの美点の1つが、使いやすいラゲッジルームです。
5人乗車時で510L、リアシートを全て倒すと1700Lまで拡大する容量が魅力です。
それだけでなく、使いやすいように床面はフラットに、側面は全く出っ張りがなく直線で構成されています。
ラゲッジルームの側面にはリアシートを倒すレバーなどが設置されていますが、出っ張りがないためデッドスペースがなく、荷物をキレイに積むことが可能です。
また、床の左右にはレールが設置されていて、オプション設定されているパーツを組み合わせると多彩なアレンジも可能となります。
5人乗車時で510L、リアシートを全て倒すと1700Lまで拡大する容量が魅力です。
それだけでなく、使いやすいように床面はフラットに、側面は全く出っ張りがなく直線で構成されています。
ラゲッジルームの側面にはリアシートを倒すレバーなどが設置されていますが、出っ張りがないためデッドスペースがなく、荷物をキレイに積むことが可能です。
また、床の左右にはレールが設置されていて、オプション設定されているパーツを組み合わせると多彩なアレンジも可能となります。
ジャガーXFスポーツブレークのリアサスペンションは、乗員にも荷物にも優しい乗り心地を実現
ジャガーXFスポーツブレークは、多くの荷物を積んで走行することを想定して、セルフレベリング機能付きリアサスペンションを採用しています。
これは、リアサスペンションのエアスプリングに自動的にエアを送り込み、リアの車高を上げてシャシーを水平に保つ機能です。
このサスペンションのおかげで非常に乗り心地も良い上、前後左右のクルマの揺れもおさえてくれるため、快適に移動できます。
人だけでなく、大切な荷物にも優しい乗り心地を実現しているのです。
これは、リアサスペンションのエアスプリングに自動的にエアを送り込み、リアの車高を上げてシャシーを水平に保つ機能です。
このサスペンションのおかげで非常に乗り心地も良い上、前後左右のクルマの揺れもおさえてくれるため、快適に移動できます。
人だけでなく、大切な荷物にも優しい乗り心地を実現しているのです。
ジャガーXFスポーツブレークはスマートフォンと接続できるコネクティビティ機能も充実
インフォメーションシステムのInControl Touch Proには、オプションで通信機能を新たに導入することができます。
スマートフォンのアプリを介して、車両から離れた場所でドアのロックや解除、エアコンの操作、走行履歴や車両状態を確認したり、緊急時にはスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールに繋ぐことが可能となっています。
スマートフォンのアプリを介して、車両から離れた場所でドアのロックや解除、エアコンの操作、走行履歴や車両状態を確認したり、緊急時にはスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールに繋ぐことが可能となっています。
ジャガーXFスポーツブレークの改善点は?
XFスポーツブレークの魅力の一つである、手を動かすことでサンルーフの開閉可能なジャスチャーコントロールの反応が過敏なことが挙げられます。
操作するつもりがなくても車内での身動きによって反応してしまうことが何度かありました。
加えて、車両本体価格809万円という価格帯にも関わらず、運転支援機能のブラインドスポットモニター&リバーストラフィックディテクションをはじめ、360°サラウンドカメラ、360°パーキングエイドなどがオプションとなっていることです。
360°サラウンドカメラはライバル車では標準装備となっていますので、この点は物足りないと感じる方も多いのではないでしょうか。
操作するつもりがなくても車内での身動きによって反応してしまうことが何度かありました。
加えて、車両本体価格809万円という価格帯にも関わらず、運転支援機能のブラインドスポットモニター&リバーストラフィックディテクションをはじめ、360°サラウンドカメラ、360°パーキングエイドなどがオプションとなっていることです。
360°サラウンドカメラはライバル車では標準装備となっていますので、この点は物足りないと感じる方も多いのではないでしょうか。
実際に試乗して感じた改善点は、ジェスチャーコントロールの反応が過敏であることと、運転支援システムの一部がオプションとなっていることでした。
逆に言うと、それ以外の乗り心地や実用性、エクステリアには全く不満が出ない素晴らしい完成度と言えます。
逆に言うと、それ以外の乗り心地や実用性、エクステリアには全く不満が出ない素晴らしい完成度と言えます。