ダイハツ 10代目ハイゼット トラック(S500P/S510P型)のインパネは機能が充実

ダイハツ ハイゼット トラックの源流は1957年に発売された三輪トラックであるダイハツ ミゼットです。小回りの利く車体で人気が出て、配送業で重宝された1台でした。その後、1960年にダイハツ 初代ハイゼット トラックが発売されます。

ダイハツ工業として初めての軽四輪自動車であり、斬新なデザインが人気となりました。初代ハイゼット トラックはボンネットタイプでしたが、1964年に発売された2代目ハイゼット トラックからはエンジンの上に運転席があるキャブトラックとなっています。

その後、時代に合わせてモデルチェンジを繰り返してきたダイハツ ハイゼット トラック。2021年2月現在、市場で発売されているのはダイハツ 10代目ハイゼット トラックです。冒頭で述べたように軽トラックで初めて衝突回避支援システムを搭載し、農業女子プロジェクトに参画するなど、軽トラック業界のリーダーとして君臨しています。

ダイハツ 10代目ハイゼット トラックの車内に乗り込むと、機能的なインパネが目に入ります。インパネ中央部には7インチのカーナビを設置できるようになっており、知らない道の走行でも安心です。もちろんエアコンの吹き出し口や調整機構、AM/FMラジオも搭載されています。軽トラックですが、快適性も良好な1台と言えるでしょう。

10代目ハイゼット トラックに内蔵されたエアコンは、オプションでフィルター仕様を変更可能です。農業女子プロジェクトに参画していることもあり、コラーゲンとビタミンCが放出されるフィルターがあります。これは軽トラック業界初めてのオプションであり、常に業界をリードするダイハツ ハイゼット トラックならではといえるでしょう。

10代目ハイゼット トラックの運転席側インパネにはアナログ式のスピードメーターが搭載され、スピードメーターの右側にはガソリン残量が分かるメーターが設置されています。

インパネ中央部下部にはシガーソケット、4WD(4輪駆動)への切り替えボタンやスマートアシストのON・OFFができるボタンがあり、ワンタッチで色々な機能を操作することが可能です。

10代目ハイゼット トラックのインパネにこだわりたいという人は、高級感のありウッド調のインパネにオプションで変更することもできます。シンプルな軽トラックをおしゃれにしたいという人にはおすすめのオプションです。

ダイハツ 10代目ハイゼット トラックのインパネには収納機能が随所に散りばめられています。農業や漁業で使われることが多い軽トラックですので、収納機能が豊富にあることは嬉しいポイントです。

助手席側のインパネにはA4サイズのファイルが格納できる大型グローブボックスの他に、インパネアッパーポケットと助手席トレイがあります。

インパネアッパーポケットはティッシュボックス、助手席トレイは軍手や手袋などの小物を置くのに適しているといえるでしょう。グローブボックスの近くにはショッピングフックが設置されています。袋を吊り下げて、ゴミ袋として使うにはおすすめです。

運転席側のインパネも収納機能が豊富にあります。右側にはカップホルダーが設置され、その下部にはポケット、さらに運転席左側にもポケットがあります。ポケット部にはタバコや財布などが収納できるようになっており、使い勝手は抜群です。

ダイハツ 10代目ハイゼット トラックのインパネ周りについて確認してきました。標準装備でも収納機能が豊富にあり、とても使いやすいインパネに仕上がっています。さらに自分好みにしたいという人には、様々なオプションが用意されているのも嬉しいポイントです。

農業女子プロジェクトに参画していることもあり、女性目線でのオプションがあるのも特徴といえるでしょう。インパネの使い勝手にもこだわった10代目ハイゼット トラックをあなたも体験してみませんか？

※ 2021年3月現在