ダイハツ 10代目ハイゼット トラック(3BD-S500P/3BD-S510P型)の4つのグレードを徹底比較!注目のグレードはこれだ!

ダイハツ 10代目ハイゼット トラック

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ダイハツ 10代目ハイゼット トラック(3BD-S500P/3BD-S510P型)は大きく分けると4つのグレードが用意されていますが、その中でもトランスミッションが5MTと4ATだったり、FR(後輪駆動)とパートタイム4WD(4輪駆動)の駆動方式で分けられたり、スマートアシストⅢtが搭載されていたりと、数多くのモデルに分岐します。

まず燃費においては、駆動方式ごとで分けることができ、WLTCモードで、FRが15.3km/L、パートタイム4WDが13.2Lとなっています。

そして“SA Ⅲt”とついているモデルは、衝突回避支援システムの“スマートアシストⅢt”が搭載されており、それと合わせて、UVカットガラスがUV&IRカットガラスに、ハロゲンヘッドランプがLEDヘッドランプへと変更されているほか、運転席のバニティミラーが標準装備となっています。それ以外のグレードごとの違いは下記にてご紹介していきます。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
ダイハツ 10代目ハイゼット トラック グレード別比較表
ダイハツ 10代目ハイゼット トラックのグレード:スタンダード【価格:69万3,000円~】
ダイハツ 10代目ハイゼット トラックのグレード: ハイルーフ【価格:86万3,500円~】
ダイハツ 10代目ハイゼット トラックのグレード:エクストラ “SA Ⅲt”【価格:106万1,500円~】
ダイハツ 10代目ハイゼット トラックのグレード:ジャンボ【価格:111万6,500円~】

ダイハツ 10代目ハイゼット トラック グレード別比較表

項目 スタンダード ハイルーフ エクストラ ジャンボ
型式 3BD-S500P 3BD-S500P 3BD-S500P 3BD-S500P
新車価格 102.3万円 104万円 118.8万円 109.5万円
中古車価格 13〜475.5万円 13〜475.5万円 13〜475.5万円 13〜475.5万円
販売開始年月 2021年12月20日 2021年12月20日 2021年12月20日 2021年12月
車両重量 800kg 800kg 810kg 820kg
乗車定員 2名 2名 2名 2名
ドア数 2ドア 2ドア 2ドア 2ドア
排気量 658cc 658cc 658cc 658cc
駆動方式 リア リア リア FR
燃料 無鉛 無鉛 無鉛 ガソリン
燃費 16.5km/L 16.5km/L 16.5km/L 15.6km/L
トランスミッション CVT CVT CVT 5段変速マニュアルフロアシフト
ハンドル
全長×全幅×全高 3,395mm×1,475mm×1,780mm 3,395mm×1,475mm×1,885mm 3,395mm×1,475mm×1,780mm 3,395mm×1,475mm×1,885mm
最小回転半径 3,600mm 3,600mm 3,600mm 3,600mm
前輪サイズ 145/80R3 145/80R3 145/80R3 145/80R12 80/78N LT
後輪サイズ 145/80R3 145/80R3 145/80R3 145/80R12 80/78N LT
福祉車両 - - - -

ダイハツ 10代目ハイゼット トラックのグレード:スタンダード【価格:69万3,000円~】

「スタンダード 」はエントリーモデルとなっていますが、「スタンダード」のほかに、「スタンダード“SA Ⅲt”」、「スタンダード “エアコン・パワステレス”」と、「スタンダード“農用スペシャル”」が用意されています。

「スタンダード “エアコン・パワステレス”」はその名の通り、エアコンとパワーステアリング機能と、助手席のサンバイザーが搭載されていないモデルとなります。駆動方式は「スタンダード」と同様のFRとパートタイム4WD(以下、4WD)、トランスミッションは5MTと4ATに分かれた計4パターンが用意されています。

「スタンダード“農用スペシャル”」は4WDの5MTのみとなっていますが、Hi-Loモード切替機構付きとなっており、スイッチひとつで2WDと4WDの切り替えができます。

装備としては、「スタンダード “エアコン・パワステレス”」にエアコンとパワーステアリング機能を搭載し、大型荷台作業灯に4枚のリアリーフスプリング、スーパーデフロックといった装備が追加されています。

そして、「スタンダード」と「スタンダード“農用スペシャル”」には、“SA Ⅲt”が搭載されたモデルが用意してあります。

価格はもっとも安価なのが 「スタンダード“エアコン・パワステレス”」の69万3,000円~で、「スタンダード」が84万7,000円~、「スタンダード“農用スペシャル”」は102万8,500円~で、「スタンダード“SA Ⅲt”」は91万8,500円~と設定されています。

ダイハツ 10代目ハイゼット トラックのグレード: ハイルーフ【価格:86万3,500円~】

「ハイルーフ」は基本装備は「スタンダード 」と変わりませんが、全高が高くなっているという特徴があります。「スタンダード」が全高1,780mmに対して「ハイルーフ」は1,885mmと、105mmも高くなっており、室内高さも90mm高くなっているので、大柄な方やヘルメットを被ったままでもゆとりがあります。
駆動方式は「スタンダード」と同様にFRと4WD、トランスミッションは5MTと4ATに分かれた計4パターンが用意されており、“SA Ⅲt”搭載車も用意されています。

価格は「ハイルーフ」が86万3,500円~で、「ハイルーフ“SA Ⅲt”」は93万5,000円~となっており、双方とも「スタンダード」より1万6,500円高く設定されています。

ダイハツ 10代目ハイゼット トラックのグレード:エクストラ “SA Ⅲt”【価格:106万1,500円~】

「エクストラ “SA Ⅲt”」は、 “SA Ⅲt”搭載車のみとなっています。「スタンダード」の上位モデルのような位置付けとなり、いくつかの装備が追加されています。

エクステリアでは、メッキフロントグリルや、格納式テールゲートチェーンが装備され、ドアアウターハンドルがホワイト/シルバーに変更になり、リアウィンドウにはスモークドガラスが標準装備されます。

「スタンダード“農用スペシャル”」と同様に、Hi-Loモード切替機構や、大型荷台作業灯にリアリーフスプリング、スーパーデフロックの装備がされています。
インテリアでは、シート表皮が撥水加工のフルファブリック仕様となっており、ステアリングホイールにメッキオーナメントが付き、乗降グリップが大型タイプになります。そしてオーディオレス仕様となり、10cmフロントスピーカーが付きます。

快適装備として、運転席挟み込み防止機構付きのパワーウインドウや、キーレスエントリー、パワードアロック機能が搭載されます。

価格は106万1,500円~となっており、「スタンダード“SA Ⅲt”」よりも14万3,000円高く設定されています。

ダイハツ 10代目ハイゼット トラックのグレード:ジャンボ【価格:111万6,500円~】

「ジャンボ」は、荷台の長さが1,650mmとなっており、そのほかのグレードが1,940mmなので、290mm短くなっています。これにより、運転席にゆとりができ、シートがリクライニングできるようになり、合わせて助手席も100mmのシートスライド機能とリクライニング機能が備わります。
基本装備は「エクストラ “SA Ⅲt”」をベースとしており、それに加え、クォーターウインドウもスモークドガラスとなります。そのほかでは、リアフロアカーペットとユースフルナットが装備されています。駆動方式は「スタンダード」と同様に計4パターンが用意されています。

価格は「ジャンボ」が111万6,500円~で「スタンダード」より26万9,500円高く、「ジャンボ“SA Ⅲt”」は117万7,000円~で25万8,500円高く設定されています。
ダイハツ 10代目ハイゼット トラックは、多数のモデルが用意されており、一見、選択が難しいように見えますが、標準ルーフ/ハイルーフの選択、FR/4WDの選択、 “SA Ⅲt”の有無選択とひとつずつ選択していくことで、自身にあったモデルを見つけることがでしょう。

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