「農道のポルシェ」に「農道のフェラーリ」日本が誇る軽トラックたちを紹介
更新日:2024.09.09
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日本独自の文化でもあり、日本社会に欠かすことのできない"軽トラック"。現在販売されている主要3モデルと、軽トラック界の現状について見ていきましょう。
まずは現行の主要モデル3選
①ダイハツ ハイゼット
1960年に登場したハイゼットは、現行の軽トラックのなかで、もっとも長い歴史を持つ軽トラ界のレジェンドです。
2014年9月に、15年ぶりのフルモデルチェンジを遂げました。荷台の長さや走りのパワフルさ、快適性、コストパフォーマンスもさることながら、ハイゼットの大きな魅力となっているのがカラーリングの豊富さです。
2色から4色ほどのバリエーションが一般的な軽トラックにおいて、ハイゼットは8色のカラーバリエーションを備えています。
2014年9月に、15年ぶりのフルモデルチェンジを遂げました。荷台の長さや走りのパワフルさ、快適性、コストパフォーマンスもさることながら、ハイゼットの大きな魅力となっているのがカラーリングの豊富さです。
2色から4色ほどのバリエーションが一般的な軽トラックにおいて、ハイゼットは8色のカラーバリエーションを備えています。
②スズキ キャリイ
スズキの軽トラック、キャリイ。こちらも1961年に登場と歴史あるモデルです。
1971年から2009年まで39年連続で、国内販売のトラックの車名別年間販売台数1位に輝いた軽トラックを代表するキャリイは、2013年にフルモデルチェンジ、現在のモデルは12代目あたります。
ちなみに2010年以降、キャリイから車名別年間販売台数1位の座を奪っているのが、前述のダイハツ ハイゼットです。
1971年から2009年まで39年連続で、国内販売のトラックの車名別年間販売台数1位に輝いた軽トラックを代表するキャリイは、2013年にフルモデルチェンジ、現在のモデルは12代目あたります。
ちなみに2010年以降、キャリイから車名別年間販売台数1位の座を奪っているのが、前述のダイハツ ハイゼットです。
③ホンダ アクティ
ホンダが販売する軽トラック、アクティ。
エンジンをリアアクスルの前に搭載し、リアを駆動する、いわゆるミドシップ(MR)であるこのアクティは、「農道のフェラーリ」や「農道のNSX」との異名をもっています。
エンジンをリアアクスルの前に搭載し、リアを駆動する、いわゆるミドシップ(MR)であるこのアクティは、「農道のフェラーリ」や「農道のNSX」との異名をもっています。
軽トラックはOEM生産が多い
軽トラック全体としての特徴は、OEM生産が非常に多いということ。
ダイハツのハイゼットはトヨタ ピクシス、スバル サンバーの2モデルにOEM供給をしていて、3兄弟車となっています。さらにスズキ キャリイは、国内向けのマツダ スクラム、日産 クリッパー、三菱 ミニキャブへOEM供給をしています。
ダイハツのハイゼットはトヨタ ピクシス、スバル サンバーの2モデルにOEM供給をしていて、3兄弟車となっています。さらにスズキ キャリイは、国内向けのマツダ スクラム、日産 クリッパー、三菱 ミニキャブへOEM供給をしています。
OEM供給となった名車スバル サンバー
現在は、ダイハツ ハイゼットのOEM供給を受けているスバル サンバー。つまり、エンブレムを除いて基本的にはハイゼットということになります。
実はこのサンバー、OEM供給される以前、スバルが自社生産をしていた時には、リアエンジン・リア駆動のRR車であったことから、同様の駆動方式で有名なポルシェにちなんで「農道のポルシェ」と呼ばれていました。このサンバーに対して、アクティがフェラーリやNSXと呼ばれるようになったというのが定説です。
「農道の+スポーツカー」という呼び名は、軽トラックに違った魅力を与えているように思います。次に誕生する「農道の○○」が、何になるのか楽しみですね。
実はこのサンバー、OEM供給される以前、スバルが自社生産をしていた時には、リアエンジン・リア駆動のRR車であったことから、同様の駆動方式で有名なポルシェにちなんで「農道のポルシェ」と呼ばれていました。このサンバーに対して、アクティがフェラーリやNSXと呼ばれるようになったというのが定説です。
「農道の+スポーツカー」という呼び名は、軽トラックに違った魅力を与えているように思います。次に誕生する「農道の○○」が、何になるのか楽しみですね。