【プロ解説】RAV4のエンジンやパワートレーン等のスペックを徹底解説!!注目は4WDシステムだ!

トヨタ RAV4 HV G

トヨタのクルマ構造改革である「TNGA」思想に基づいた新開発のエンジンをRAV4は採用しています。ダイナミックフォースと名付けられたガソリンエンジンは、最大熱効率40%を実現しました。それでは、RAV4に搭載されているエンジンやミッション、そして4WDシステムを紹介しましょう。

文/写真・萩原文博

Chapter
トヨタ RAV4は最大熱効率40%を実現したエンジンを搭載
トヨタ RAV4のトランスミッションは燃費とスポーティな走りを両立
トヨタ RAV4の4WDシステムは3種類存在
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トヨタ RAV4は最大熱効率40%を実現したエンジンを搭載

RAV4にはガソリンエンジンとハイブリッド、2種類のパワートレーンが搭載されています。まずはベーシックなガソリンエンジンから紹介しましょう。トヨタのクルマ構造改革である「TNGA」思想に基づいて開発された2L直列4気筒ダイナミックフォースエンジンは、最高出力171psそしてWLTCモード燃費15.2~15.8km/Lという優れた動力性能と燃費性能を両立しているのが特徴です。

マルチホール直噴インジェクションと呼ばれる燃料噴射装置や、ロングストローク化などにより燃焼の高速化を実現。さらに吸気バルブの開閉タイミングを最適制御するVVT-iEを採用し、レスポンスを向上させました。また、排気・冷却・機械作動時におけるエネルギーロスを低減させることで、最大熱効率は40%に到達。その結果、全域でのトルクアップと燃費向上を高次元で両立させることができました。

一方のハイブリッド車にも「TNGA」思想に基づき、高い燃焼効率、高出力を両立した2.5L直列4気筒ダイナミックフォースエンジンを採用したハイブリッドシステムを搭載。システム合計出力は2WD車が218ps、4WD車は222psを発生し、WLTCモード燃費は20.6~21.4km/Lとなっていて、高出力と低燃費の両立を実現しています。

核となる2.5L直列4気筒ダイナミックフォースエンジンは基本構造を刷新。高圧縮比・ロングストローク化、そしてタンブル流強化と吸気量アップを両立する高効率吸気ポート、直噴インジェクタにより高速で安定した燃焼を実現。さらに吸気バルブの開閉タイミングをVVT-iEを採用し、レスポンスを向上。その結果、最大熱効率は41%に到達しています。ガソリンエンジングレードとハイブリッドグレード、両者共にガソリンエンジンの中でトップレベルの最大熱効率を実現しています。

トヨタ RAV4のトランスミッションは燃費とスポーティな走りを両立

2L直列4気筒ガソリンエンジンに採用されているトランスミッションは、ダイレクトシフトCVTで10速のシーケンシャルシフトマチック機構が付いています。従来のCVTに発進用ギアを追加し、発進から高速域まで力強くダイレクトな走りと低燃費を実現。また、マニュアル感覚のシフトチェンジが楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックやスポーツモードなどにより、スポーティな走りも楽しむことが可能です。

そして2.5Lエンジンのハイブリッドシステムには、電気式無段変速機+6速シーケンシャルシフトマチックを採用しています。シフトポジションを「S」に入れるとマニュアル感覚でシフトチェンジが楽しめるシーケンシャルシフトマチック機構を備えており、ハイブリッド車でもスポーティな走りを堪能できます。

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トヨタ RAV4の4WDシステムは3種類存在

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博