日産 新型ノートの4つのグレードを徹底比較!全グレードが電気自動車「e-POWER」化されるなか、注目のグレードは!?

2020年11月24日、日産を代表するコンパクトカーの1つ日産 ノートのフルモデルチェンジが発表され、初代から数えて3代目となる新型ノートとなりました。
すでに日産公式Webサイトではグレードが発表されていますが、今回はそんな新型ノートの各グレードについて紹介していきます。
日産 新型ノート S【価格:202万9500円】
日産 新型ノートのエントリーグレードに位置づけられたモデルが「S」です。
フルモデルチェンジ前の2代目ノートではガソリンエンジンモデルに加えて、日産独自の電動パワートレインを搭載した「e-POWER」がラインナップされていましたが、新型ノートでは全グレードが「e-POWER」搭載モデルとなっています。
「S」に搭載されたパワーユニットは上位グレードと同様の1,2L 直列3気筒のHR12DE型エンジンとEM47型モーターを組み合わせたもので、燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで28.4km/Lを達成しています。
エントリーグレードではあるもののオプションが充実し、上位グレードの「F」ではオプション装備できないインテリジェントキーやインテリジェントルームミラー、後側方衝突防止支援システム、後側方車両検知警報、後退時車両検知警報などの安全装備もラインナップされています。
価格は202万9500円で、現在はFF(前輪駆動)のみラインナップされていますが、日産公式Webサイトでは「先行公開」として4WD(4輪駆動)モデル「S FOUR」の情報も公開されており、今後追加されることが予想されます。
日産 新型ノート F【価格:205万4800円】
「F」は、日産 新型ノートのスタンダードグレードにあたるモデルです。
パワーユニットはエントリーグレードの「S」と同様ですが、車重は「S」よりも30kg軽い1190kgとなり、結果として燃費性能も1.1km/L高い29.5km/Lを達成。これは新型ノートのなかでもっとも優れた数値です。
スタンダードグレードにふさわしく基本的な装備も充実していますが、一方で下位グレードの「S」と比較するとオプションで追加可能な装備が少なく、インテリジェントキーやインテリジェントルームミラーなども装備ができない仕様となっています。
また「S」では7色のボディーカラーが選択できましたが、「F」では5色と少なくなり、全体的に豪華さより燃費を重視したグレードであることが伺えます。
価格は「S」よりも2万5300円高い205万4800円となっています。