BMW 7代目3シリーズに見られる11個の長所を紹介!

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今回は、BMW 7代目3シリーズ(3BA-5F20・3DA-5V20・3LA-5X20・3BA-5U30)の長所について紹介します。7代目3シリーズは、1975年に販売を開始してから、日本だけでなく世界中で高く評価されており、数多く用意されているBMWのモデルの中でも、人気の高いモデルです。

なぜこれだけ高い人気を誇っているのか、7代目3シリーズの長所となる部分はどんなところにあるのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
1.BMW 7代目3シリーズは豊富なラインナップが強み!
2.BMW 7代目3シリーズのガソリンエンジンは加速力が優れている!
3.BMW 7代目3シリーズのプラグインハイブリッドは走行換算距離に注目!
4.BMW 7代目3シリーズのディーゼルエンジンは軽やかな走り!
5.BMW 7代目3シリーズの6気筒ガソリンエンジンはスポーツ走行で光る!
6.BMW 7代目3シリーズの心地の良い走行性能!
7.BMW 7代目3シリーズのサスペンションはグレードに合わせた作り!
8.BMW 7代目3シリーズは最新のコネクティビティを搭載!
9.BMW 7代目3シリーズはクルマと会話できる!?
10.BMW 7代目3シリーズは先進の安全機能を備える!
11.BMW 7代目3シリーズは運転支援システムも搭載!

1.BMW 7代目3シリーズは豊富なラインナップが強み!

7代目3シリーズでは、エンジンやシートなどの装備が異なる豊富なラインアップが用意されており、それぞれに良さが違い、自分の好きな乗り心地に合わせて選択することができます。
2.0L直列4気筒DOHCガソリンエンジンと2.0L直列4気筒DOHCガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド、2.0L直列4気筒DOHCディーゼルエンジン、2.0L直列6気筒DOHCガソリンエンジンの4種類が用意されており、一番多くのモデルで採用されているのが、2.0L直列4気筒DOHCガソリンエンジンです。

2.BMW 7代目3シリーズのガソリンエンジンは加速力が優れている!

ガソリンエンジンは、320iと330iに搭載され、320iの最高出力は135kW(184PS)/5,000rpm、最大トルクが300Nm(30.6kgm)/1,350~4,000rpmとなっています。

一方で、330iの最高出力は190kW(258PS)/5,000rpm、最大トルクが400Nm(40.8kgm)/1,550~4,400rpm。若干の違いはありますが、どちらもいかなる回転域で大きなトルクを発揮してくれるので、走り出しからすぐに力強い加速力を感じることができるようになっています。

3.BMW 7代目3シリーズのプラグインハイブリッドは走行換算距離に注目!

ガソリンエンジンと電気モーターを搭載しているのが330eです。ガソリンエンジンの最高出力と最大トルクは、320iと変わりません。

電気モーターの最高出力は、83kW(113PS)/3,170rpm、最大トルクが250Nm(25.5kgm)/3,170rpmとなっており、この電気モーターが搭載されている分、同じガソリンエンジンを搭載している320iと330iよりも車両は重たくなります。

通常では、重さが増すと走ったときの力強さなどが減ってしまうなどで走行性能が落ちてしまいやすいます。しかし、330eは、力強いモーターアシストにより走行時の非力さは感じません。320iと330iのも負けないほどの心地良い走りを実現してくれます。

さらに、この電気モーターのみで走行することもでき、EV走行換算距離は、57.2km(JC08モード)となっているので、日常生活で利用する分には、ガソリンエンジンを使わなくても充分、走ることが可能です。

4.BMW 7代目3シリーズのディーゼルエンジンは軽やかな走り!

2.0L直列4気筒DOHCディーゼルエンジンは、320d xドライブに搭載されており、最高出力が140kW(190PS)/4,000rpm、最大トルクが400Nm(40.8kgm)/1,750~2,500rpmとなっています。

このディーゼルエンジンでは、低回転域だけでなく本来ディーゼルエンジンがあまり得意ではないとされる高回転域でも軽々と爽快な走り心地を実現しているのです。

それでも、燃費の良さはしっかり保たれており、ガソリンエンジンを搭載している320iでは15.6km/L(JC08モード燃費)となっているところ、320d xドライブでは18.9km/L(JC08モード燃費)となっています。ディーゼルエンジンの燃費の良さと広い回転域で発揮できる優れた走行性能を両立した仕様になっているのです。

5.BMW 7代目3シリーズの6気筒ガソリンエンジンはスポーツ走行で光る!

2.0L直列6気筒DOHCガソリンエンジンは、M340i xドライブに搭載されており、最高出力は285kW(387PS)/5,800rpm、最大トルクが500Nm(51.0kgm)/1,8000~5,000rpmとなっています。

4気筒のエンジンでも充分な力強さを感じますが、6気筒のエンジンでは、より力強く瞬発力のある走りを可能にしており、どのモデルよりもスポーツ走行を楽しむことができるようになっていることが特徴です。これだけ、豊富なラインアップになっているので、自分がしたい走行スタイルに合わせて選ぶことができます。

6.BMW 7代目3シリーズの心地の良い走行性能!

7代目3シリーズは、搭載されているそれぞれのエンジンで、心地良い走りを可能にしています。エンジンだけでなく、トランスミッションやサスペンションも走行性能に合わせて搭載されており、心地良い走りを提供します。

搭載されているトランスミッションは、快適なクルージングからダイナミックな走りまで、さまざまな走行スタイルに適応してくれる8速スポーツオートマチックトランスミッションです。

シフトチェンジは、セレクターレバーまたは、ステアリングホイールに装備されているシフトパドルのどちらでも行えるようになっています。セッティングを変更することにより、極めて迅速なエンジン回転数の調整と最短のシフト時間を実現。より爽快な走りを楽しむことができるようになっています。

7.BMW 7代目3シリーズのサスペンションはグレードに合わせた作り!

320iや320d xドライブ、330iで用意されているMスポーツタイプでは、Mスポーツサスペンションを搭載。これは、短いサスペンションスプリングとハードにセッティングされたダンパーを組み合わせることによって生み出される高いトラクションと少ないボディーロールが安定かつ激しいスポーツ走行を可能にしてくれます

M340i xドライブで搭載されているのが、アダプティブMサスペンションです。サスペンションの特性を極めて俊敏なハンドリングを実現してくれるスポーツ走行から、快適なクルージングまで任意に調整することができます。

そのため、スポーツ走行に適した場面では、ドライビングダイナミクスの限界をさらに高めることができますし、ホイールの動きや路面の状況変化を常にセンサーが検知し、瞬時にダンパーの減衰力を電子制御することで、安全に高いパフォーマンスを楽しむことができるようになっているのです。

このようにそれぞれのモデルの走行性能に適したサスペンションなどを搭載することで、そのモデルの特徴を最大限活かし、走る楽しさを感じさせてくれます。

8.BMW 7代目3シリーズは最新のコネクティビティを搭載!

居心地の良い車内空間や快適な走りをアシストしてくれる最新のコネクティビティ機能が搭載されていることも、3シリーズの長所となるポイントです。

学習機能を備えたナビゲーションシステムを搭載したライブコックピット。これは、タッチパネル機能付の10.25インチのインフォメーションディスプレイとデジタル表示の12.3インチメーターパネルで構成されており、すべての情報がよりわかりやすく表示されるようになっています。

オペレーティングシステム7.0においては、操作の方法を個別に設定できるようになっているため、音声コントロールとタッチスクリーン、iドライブコントローラーを利用して、より直観的な操作が可能です。機能やサービスを直接選び、好みに合わせてシステム全体をカスタマイズすることもできるようになっています。

9.BMW 7代目3シリーズはクルマと会話できる!?

インテリジェントパーソナルアシスタントという、AI音声会話システムが搭載されており、従来よりも簡単にクルマとコミュニケーションをとることができる機能です。

利用する方のことを知り、学習し、常に情報のアップデートを図りながら、あらゆる状況において手助けをしてくれます。通常は「OK、BMW。」と呼びかけることで反応してくれますが、自分で設定した呼びかけの言葉でアシスタントを呼び出すこともできるのです。

さらに、問いかけた言葉があいまいな言葉でも意味をくみ取って反応してくれるので、自然に会話するように声をかけることで、地点情報の検索やナビゲーション、温度調節、ラジオ操作、天気予報の確認などの主要機能が操作でき、走行中でも煩わしい操作もなく、常に快適な空間をつくり出してくれます。

10.BMW 7代目3シリーズは先進の安全機能を備える!

7代目3シリーズでは、走る楽しさだけでなく、安全に走ることにも追求されており、先進の安全機能が搭載。ここでは、衝突回避システムに組み込まれている、衝突回避・被害軽減ブレーキや前車接近警報機能、後車衝突警告機能、レーンチェンジウォーニングを紹介します。

衝突回避・被害軽減ブレーキは、先行車や歩行者との衝突を回避し被害の軽減を図ってくれる機能です。ステアリングやブレーキの操作で、ドライバーによる事故回避のための行動がないまま衝突が不可避と判断した場合には、システムが自動的にブレーキをかけます。

ブレーキによって衝突が回避できないとドライバーが判断し、ステアリングでの回避動作に入った場合には、システムが周囲の状況を判断し、ステアリングの操作力にも介入してくれます。

前車接近警報機能は、先行車との接近度合いを検知して注意喚起する機能です。常に前方をモニターしており、先行車に接近すると、まず予備警告として、メーターおよびヘッドアップディスプレイの警告灯で注意を喚起してくれます。

急速に接近した場合には、緊急警告が作動し、警告音を発して衝突を避けるように強く促すとともに、システムがあらかじめブレーキ圧を高めます。それにより、ドライバーのブレーキ操作のときには瞬時に最大の制動力を発揮できるよう備えていてくれるのです。

後方の車両に対しては、後車衝突警告機能というものがあり、後続車が接近しすぎた場合に、ハザードランプを点滅して後続車に警告してくれます。

レーンチェンジウォーニングは、リアバンパーに組み込まれたセンサーが、ドライバーから死角になる左右後方の車両や追い越し車線上を急接近してくる車両を確認し、ドアミラー内側のインジケーターを点灯させ、ドライバーに警告してくれる機能です。

11.BMW 7代目3シリーズは運転支援システムも搭載!

7代目3シリーズには、運転支援システムも数多く搭載されており、ACC/アクティブクルーズコントロールハンズオフアシストなどの機能があります。

ACC/アクティブクルーズコントロールは、ドライバーが任意に設定した速度をベースに、先行車との車間距離を維持しながら自動で加減速を行い、高速走行をサポートしてくれる機能です。ストップ&ゴー機能もついているので、車両の停止や再加減速も自動で行ってきれるので、渋滞時の運転負荷を軽減してくれます。

これらの機能やこれ以外にも搭載されている機能が、3シリーズでは、ほとんどのモデルで標準装備されているので、どのモデルでも安全にドライブを楽しむことができることも魅力的なポイントです。
7代目3シリーズには、好みに合わせて選ぶことのできる豊富なラインアップが用意されていることや、AI音声会話システムなどの最新のコネクティビティ機能、さまざまな場面で活躍してくれる安全機能などの機能や装備が充実しています。

これだけ充実した仕様になっているので、1度乗ってみるだけでも、BMWの中でも高い人気があるということを納得できるものとなっているでしょう。
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