【プロ解説】ポルシェ カイエンターボの維持費を徹底解説!!

ポルシェカイエンターボ 萩原文博

今回試乗したカイエンターボの車両本体価格は1937万2222円。実際に乗るための諸費用や燃料代、保険料などは一体どれくらいかかるか調べてみました。搭載するエンジンは4Lという大排気量ですし、車両重量も2トンを超えるカイエンターボの税金などの維持費はどれくらい掛かるのでしょうか。今回は、カイエンターボの維持費を解説して行きます。

文/写真・萩原文博

Chapter
ポルシェ カイエンターボにかかる税金をチェック!重量税は?自動車税は?
ポルシェ カイエンターボにかかる任意保険料は?
ポルシェ カイエンターボにかかる燃料代は?カイエンターボはコスパ高い?!
ポルシェ カイエンターボにかかる車検費用をチェック!
ポルシェ カイエンターボにかかるメンテナンス費用は高い?
総額2500万円? 550馬力【新型ポルシェ カイエン ターボ】ポルシェカイエンの外装、内装、荷室など徹底解説!!【解説編】
カイエンはポルシェ911のSUV版?!【ポルシェ カイエン ターボ】約総額2500万円のカイエンターボを試乗レビュー!!【試乗編】

ポルシェ カイエンターボにかかる税金をチェック!重量税は?自動車税は?

ポルシェ カイエンターボにかかる重量税をチェック!

カイエンターボの車両重量は2230kgなので、重量税は6万1500円です。

この金額は車検の際に掛かりますので新車購入時は3年分を支払います。1年に換算すると2万500円となります。車両重量が2トンを超えると重量税もかなり高額となります。

ポルシェ カイエンターボにかかる自動車税はやっぱり高い?

カイエンターボのエンジンは3996ccなので、自動車税は1年分で5万円。購入時には環境性能割として35万8800円掛かります。

ハイブリッド車などのエコカーでは環境性能によって割安となりますが、やはり550psを発生するハイパワーエンジンのカイエンターボではこの環境性能割を多く支払う必要があります。なお、自賠責保険は、購入する際、自賠責保険は37カ月加入するので、3万170円となります。この金額は乗用車では全て同じ金額となります。

ポルシェ カイエンターボにかかる任意保険料は?

ポルシェカイエンターボの任意保険料は運転者の年齢50歳、年齢制限無しで30歳以上補償。運転免許証の色はゴールド以外、使用目的は家庭用、年間走行距離9000km以下、保険証券を発行しないという条件で見積もりをしたところ、最もベーシックなプランで年間5万9930円となりました。

これには車両保険が付いていません。見積もりを行った保険会社ではカイエンターボのような高額車は車両保険を付けることができませんでした。

車両本体価格が約2000万円というカイエンターボですから、車両保険を掛けるとなると、かなり高額になるのは避けられません。

ポルシェ カイエンターボにかかる燃料代は?カイエンターボはコスパ高い?!

最近ガソリン代が安くなっているといってもハイオクガソリンの全国平均価格は1Lあたり140円です。カイエンターボはJC08モード燃費で8.4km/Lなので、実燃費は約80%とすると約6.8km/Lです。

月500kmだとすると年間6000km。そうなると年間約880Lのハイオクガソリンが必要となり、年間12万3200円が燃料代となります。この走行距離でも1カ月1万円ということになります。

ポルシェ カイエンターボにかかる車検費用をチェック!

ポルシェ専門の車検修理工場で調べたところ、カイエンターボの車検費用は基本料金(車検基本点検料/24カ月点検、完成検査+テスター、書類作成+車検代行料)が6万3800円。法定費用(自賠責保険料、重量税、手数料・印紙代)が6万8630円で合計13万2430円でした。

これに消耗品の交換などが加わるので、最低でも20万円は掛かるということになります。

ポルシェ カイエンターボにかかるメンテナンス費用は高い?

カイエンターボは、V型8気筒4.0リッターツインターボエンジンを搭載。最高出力404kW(550PS)/5750-6000rpm、最大トルク770Nm/1960-4500rpmを発生する。

快適に乗るためには、メンテナンスが必要となります。メンテナンス費用で最もポピュラーなのが、オイル交換です。4Lの大排気量エンジンを搭載するカイエンターボは1度のオイル交換でも約9Lのオイルが必要となります。

オイル交換イメージ

カイエンターボに推奨されているオイル1Lの価格が約1500円なので、約13500円。これに交換費用が掛かりますので、1度のオイル交換で約2万円は必要と考えていたほうがいいでしょう。

また大体5000km、半年での交換が目安と言われていますので、オイル交換だけで約4万円は必要となります。走行距離が延びてくれば、ミッションオイルやデフオイルなどの交換も必要となります。

排気量エンジンを搭載し、車両重量が2トンを超えるヘビー級のカイエンターボだけに、自動車税、重量税もかなり高額となります。

また、走行すればタイヤも減りますので、21インチタイヤを交換すると数十万円の出費はまぬがれません。ハイパフォーマンスモデルを購入・維持するためには相当な収入がないと厳しいです。

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萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

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