【プロ解説】現行型BMW3シリーズのグレードの違いって?! 徹底解説!!

2019年3月、新型となって登場したBMW3シリーズ。新型3シリーズにはBMW伝統のスポーティで精密なプレス・ラインや、象徴的なキドニー・グリルなど40 年以上の伝統を継承しつつ、AIを活用した新開発のインテリジェント・パーソナル・アシストを初採用するなどライバルのメルセデス・ベンツCクラスなどと互角以上に渡り合える実力を備えつつ登場しました。今回は、外装、内装、安全装備、グレード別の違い、人気カラー、座席や荷室(ラゲージスペース)、オプション装備にライバル比較など、あらゆる視点からBMW3シリーズをひも解いていきます。*記事に登場する白い試乗車は、BMW 320d xDrive M Sportです。

文・写真/萩原 文博

Chapter
BMW 320iを解説!
BMW320d xDriveを解説!
BMW 330iを解説!
PHEVモデルも登場!BMW 330eを解説!
BMWM340i xDriveを解説!
待望のディーゼル登場!BMW 3シリーズ!320d Mスポーツは楽しいクルマに仕上がっているのか?自動パーキングアシストも試してみました!
BMW 320d Mスポーツ 萩原文博

BMW3シリーズセダンは、今回試乗した320d xDriveをはじめ、320i、330i、330eそして、M340i xDriveの5モデルが用意されています。ここでは、グレードによる違いを紹介しましょう。 

BMW 320iを解説!

BMW 3シリーズ

まず、グレードの違いとして紹介するのは搭載するエンジンです。BMW320iにはB48B20Aと呼ばれる2L直列4気筒DOHCガソリンターボエンジンを搭載しています。最高出力184ps、最大トルク300Nmを発生。ミッションは8速ATが組み合わされています。駆動方式はFR(後輪駆動)のみで、燃費性能はWLTCモードで13.8km/Lを実現しています。

BMW320d xDriveを解説!

BMW 320d Mスポーツ 萩原文博
BMW 320d Mスポーツ 萩原文博
BMW 320d Mスポーツ 萩原文博

続いては、BMW320d xDriveです。この320d xDriveにはB47D20Bと呼ばれる2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載しています。

最高出力190ps、最大トルク400Nmを発生し、組み合わされるミッションは8速ATとなります。駆動方式はBMW独自のxDriveと呼ばれる電子制御前後駆動力配分4WDで、燃費性能はWLTCモードで15.3km/Lとなっています。 

BMW 330iを解説!

BMW 3シリーズ セダン 2019

BMW330iは320iと同じ2L直列4気筒DOHCガソリンターボエンジンですが、こちらはB48B20B型となっています。最高出力は258ps、最大トルク400Nmと出力が大幅に向上しているのが特徴です。駆動方式は。駆動方式はFR(後輪駆動)のみで、燃費性能はWLTCモードで13.2km/Lを実現しています。

PHEVモデルも登場!BMW 330eを解説!

BMW 330e
BMW 330e
BMW 330e

そしてPHEVモデルのBMW330eです。330eはB48B20Bという最高出力184ps、最大トルク300Nmを発生する2L直列4気筒ガソリンターボエンジンにP251という最高出力113ps、最大トルク250Nmを発生するモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載しています。

組み合わされるミッションは8速ATで、駆動方式はFR(後輪駆動)となります。燃費性能はWLTCモードで13.1km/L。満充電時のEV走行可能距離はWLTCモードで52.4km/Lとなっています。

BMWM340i xDriveを解説!

BMW 340i

そして、3シリーズセダンの最上級モデルがBMWM340i xDriveです。このM340i xDriveにはB58B30Bという3L直列6気筒DOHCガソリンターボエンジンを搭載。最高出力387ps、最大トルク500Nmというハイパワーをしっかりと路面に伝えられるように、駆動方式はBMW独自のxDriveと呼ばれる4WDを採用しています。

燃費性能はWLTCモードで11.7km/Lとなっています。 また、320iと320d xDriveにはスタンダードとMスポーツという異なる外観デザインのモデルを用意しています。Mスポーツは、フロントエプロン、サイドスカート、リアスカートがセットになったMエアロダイナミクスパッケージとMリアスポイラーが標準装備されます。

BMW 340i

さらに、BMWM340i xDriveはセリウム・グレー・メタリック・カラーのキドニグリル及びバー、エア・インテーク、サイドミラー・キャップ、テールパイプ、モデル・バッジがセットになった専用デザインエレメントを標準装備しています。

また、Mスポーツの8速ATはハンドルにシフトパドルが装着され、ハンドルから手を離さなくてもシフトチェンジが行うことができます。 装着しているタイヤは320iのスタンダードと受注生産のSEが205/60R16、320d xDriveのスタンダードは225/50R17となります。M340i xDriveを除いたMスポーツはフロント225/45R18、リア255/40R18。そしてM340i xDriveはフロント225/40R19、リア255/35R19となっています。

待望のディーゼル登場!BMW 3シリーズ!320d Mスポーツは楽しいクルマに仕上がっているのか?自動パーキングアシストも試してみました!

2019年、7代目へと進化したG20型BMW 3シリーズ。日本ではガソリンエンジン車を先行で導入した後、ディーゼルエンジン車を導入しました。また、渋滞時ではとても便利なハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援システムや自動パーキングアシストなど先進の運転支援システムを搭載。一体、どんなクルマに仕上がっているのか?河西啓介がチェックします。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ