現行型BMW3シリーズのグレードの違いを徹底解説!320iと330iの違いとは?
更新日:2024.09.09
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2019年3月、新型となって登場したBMW3シリーズ。新型3シリーズにはBMW伝統のスポーティで精密なプレス・ラインや、象徴的なキドニー・グリルなど40 年以上の伝統を継承しつつ、AIを活用した新開発のインテリジェント・パーソナル・アシストを初採用するなどライバルのメルセデス・ベンツCクラスなどと互角以上に渡り合える実力を備えつつ登場しました。今回は、外装、内装、安全装備、グレード別の違い、人気カラー、座席や荷室(ラゲージスペース)、オプション装備にライバル比較など、あらゆる視点からBMW3シリーズをひも解いていきます。*記事に登場する白い試乗車は、BMW 320d xDrive M Sportです。
文・写真/萩原 文博
文・写真/萩原 文博
BMW3シリーズセダンは、今回試乗した320d xDriveをはじめ、320i、330i、330eそして、M340i xDriveの5モデルが用意されています。ここでは、グレードによる違いを紹介しましょう。
BMW3シリーズのグレード:320i
まず、グレードの違いとして紹介するのは搭載するエンジンです。BMW320iにはB48B20Aと呼ばれる2L直列4気筒DOHCガソリンターボエンジンを搭載しています。最高出力184ps、最大トルク300Nmを発生。ミッションは8速ATが組み合わされています。駆動方式はFR(後輪駆動)のみで、燃費性能はWLTCモードで13.8km/Lを実現しています。
BMW3シリーズのグレード:320d xDrive
続いては、BMW320d xDriveです。この320d xDriveにはB47D20Bと呼ばれる2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載しています。
最高出力190ps、最大トルク400Nmを発生し、組み合わされるミッションは8速ATとなります。駆動方式はBMW独自のxDriveと呼ばれる電子制御前後駆動力配分4WDで、燃費性能はWLTCモードで15.3km/Lとなっています。
最高出力190ps、最大トルク400Nmを発生し、組み合わされるミッションは8速ATとなります。駆動方式はBMW独自のxDriveと呼ばれる電子制御前後駆動力配分4WDで、燃費性能はWLTCモードで15.3km/Lとなっています。
BMW3シリーズのグレード:330i
BMW330iは320iと同じ2L直列4気筒DOHCガソリンターボエンジンですが、こちらはB48B20B型となっています。最高出力は258ps、最大トルク400Nmと出力が大幅に向上しているのが特徴です。駆動方式は。駆動方式はFR(後輪駆動)のみで、燃費性能はWLTCモードで13.2km/Lを実現しています。
BMW3シリーズのグレード:330e
そしてPHEVモデルのBMW330eです。330eはB48B20Bという最高出力184ps、最大トルク300Nmを発生する2L直列4気筒ガソリンターボエンジンにP251という最高出力113ps、最大トルク250Nmを発生するモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載しています。
組み合わされるミッションは8速ATで、駆動方式はFR(後輪駆動)となります。燃費性能はWLTCモードで13.1km/L。満充電時のEV走行可能距離はWLTCモードで52.4km/Lとなっています。
組み合わされるミッションは8速ATで、駆動方式はFR(後輪駆動)となります。燃費性能はWLTCモードで13.1km/L。満充電時のEV走行可能距離はWLTCモードで52.4km/Lとなっています。
BMW3シリーズのグレード:M340i xDrive
そして、3シリーズセダンの最上級モデルがBMWM340i xDriveです。このM340i xDriveにはB58B30Bという3L直列6気筒DOHCガソリンターボエンジンを搭載。最高出力387ps、最大トルク500Nmというハイパワーをしっかりと路面に伝えられるように、駆動方式はBMW独自のxDriveと呼ばれる4WDを採用しています。
燃費性能はWLTCモードで11.7km/Lとなっています。 また、320iと320d xDriveにはスタンダードとMスポーツという異なる外観デザインのモデルを用意しています。Mスポーツは、フロントエプロン、サイドスカート、リアスカートがセットになったMエアロダイナミクスパッケージとMリアスポイラーが標準装備されます。
燃費性能はWLTCモードで11.7km/Lとなっています。 また、320iと320d xDriveにはスタンダードとMスポーツという異なる外観デザインのモデルを用意しています。Mスポーツは、フロントエプロン、サイドスカート、リアスカートがセットになったMエアロダイナミクスパッケージとMリアスポイラーが標準装備されます。
さらに、BMWM340i xDriveはセリウム・グレー・メタリック・カラーのキドニグリル及びバー、エア・インテーク、サイドミラー・キャップ、テールパイプ、モデル・バッジがセットになった専用デザインエレメントを標準装備しています。
また、Mスポーツの8速ATはハンドルにシフトパドルが装着され、ハンドルから手を離さなくてもシフトチェンジが行うことができます。 装着しているタイヤは320iのスタンダードと受注生産のSEが205/60R16、320d xDriveのスタンダードは225/50R17となります。M340i xDriveを除いたMスポーツはフロント225/45R18、リア255/40R18。そしてM340i xDriveはフロント225/40R19、リア255/35R19となっています。
また、Mスポーツの8速ATはハンドルにシフトパドルが装着され、ハンドルから手を離さなくてもシフトチェンジが行うことができます。 装着しているタイヤは320iのスタンダードと受注生産のSEが205/60R16、320d xDriveのスタンダードは225/50R17となります。M340i xDriveを除いたMスポーツはフロント225/45R18、リア255/40R18。そしてM340i xDriveはフロント225/40R19、リア255/35R19となっています。
待望のディーゼル登場!BMW 3シリーズ!320d Mスポーツは楽しいクルマに仕上がっているのか?自動パーキングアシストも試してみました!
2019年、7代目へと進化したG20型BMW 3シリーズ。日本ではガソリンエンジン車を先行で導入した後、ディーゼルエンジン車を導入しました。また、渋滞時ではとても便利なハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援システムや自動パーキングアシストなど先進の運転支援システムを搭載。一体、どんなクルマに仕上がっているのか?河西啓介がチェックします。