日産 ノートの後部座席(リアシート)の使い勝手はライバルの一歩先を行く!?トヨタ アクア・ホンダ フィットと比較してみた!

日産 ノートの室内

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日産を代表するコンパクトカーであるノート(NOTE)。2019年には販売実績118,472台を記録し3年連続コンパクトカーNo.1に輝くなど絶大な人気を誇ります。近年、メーカー各社がしのぎを削るコンパクトカー市場。

メーカー各社は、コンパクトカーという小さい車体の中に広いスペースの確保を実現しています。中でもノートは特に優れていると感じました。今回は、ライバル車とも比較しながら車内全体の広さ、そしてリアシート(後部座席)について詳しく見ていきましょう。

文・PBKK
Chapter
コンパクトカーの中でも優れた室内
座った状態で拳2つ分の余裕!?
余裕のある足元空間(ニークリアランス)
お年寄りにも優しい90度開く後部ドア
グレートごとの個性的なシートと装備

コンパクトカーの中でも優れた室内

まずは、日産 ノートとライバル車の室内の広さを確認しましょう。ノートの室内は次の通りです。

ノート:長さ2,065mm×幅1,390mm×高さ1,225mm

コンパクトカーとしては十分な広さが確保されています。続いては、ライバル車の室内の広さ。

トヨタ アクア:長さ2,015mm×幅1,395mm×高さ1,175mm
ホンダ フィット:長さ1,955mm×幅1,445mm×高さ1,260mm

コンパクトカーとして高い人気を誇るアクアやフィットと比べてみると、ノートは特に全長が優れていることがわかります。室内が長いとシートの足元を広くできたりなどメリットがあります。長さがある分、利用者にとっては心地よい車内空間が提供できます。次に、リアシート(後部座席)を紹介していきます。広さや座り心地はどうでしょうか。

座った状態で拳2つ分の余裕!?

ノートのリアシートには、コンパクトカーとしてはゆったりと座れる広さが確保されています。具体的な数値は次の通りです。

奥行き460mm×幅1,215mm×高さ930mm(左右)960mm(中央)

高さは175cmの男性が座った状態でも拳2つ分の余裕があり、ほとんどの人が天井の圧迫感を感じることはなさそうです。

幅に関しては3人掛け仕様として少し物足りないかもしれません。ただ、グレードによってはリアシート中央の背もたれ部分に、USBポート付きの大型アームレストをオプションで追加できます。リアシートに2人腰掛け大型アームレストで肘を休め優雅なドライブも楽しめます。

また、リアシートの位置の高さも窮屈さを感じさせない工夫の一つ。リアシートはフロントシートより高く設置されているため、視界が広々としていて開放的です。この開放さも広い室内づくりに繋がっています。

余裕のある足元空間(ニークリアランス)

リアシートと聞いて気になるのは、足元空間(ニークリアランス)の広さ。ノートの足元空間は、フロントシートを最大まで下げた状態でも十分な広さがあります。シートに奥行きがあることから深く座ることができ足元は非常にゆったり。

ただe-POWERの場合、フロントシート下にバッテリーが収納されているため足をシート下に入れることはできません。

お年寄りにも優しい90度開く後部ドア

リアシートのドアは、最大90度に開くことが可能となっています。これにより、荷物の出し入れやチャイルドシートの積み込み、ご年配の方の乗り降りもスムーズになります。これだけ大きく開くと狭い場所でドアをぶつけてしまいそうですが、ストップ機構を採用することで開ける際には二段階に止まり危険を回避できます。

グレートごとの個性的なシートと装備

ノートのリアシートは、グレードごとにシート素材や装備が異なります。中でも上位グレードのMEDALIST(メダリスト)は一級品。メダリストは「洗練とプレミアム感が調和する大人の空間」をキーワードに特別な内装が施されています。シートには合皮を採用しレザーの艶やかさと触り心地を提供します。

豪華なシート素材だけでなく、助手席の背面に取り付けられたシートバックポケットもメダリストは標準装備しています。さらに、基本グレードにあたるSを除き、リアシートには6:4分割シートを採用。シートを折りたたむことでラゲッジルーム(荷室)を拡大します。
ノートは、ライバル車種と比較してわかる居住空間の広さやリアシートの使い勝手、実用的な機能を搭載するなどのさまざまな強みがあります。脚光を浴びるe-POWERはもちろん、リアシートをはじめとする使い勝手も人気の秘密かもしれません。気になる方はぜひ一度試乗に訪れてみてくださいね。
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