車のボンネットが閉まらない!その原因は?

クルマのメンテナンスの際に不可欠なのが、「ボンネットを開ける」という行為です。ウォッシャー液の補充や冷却水のチェック、オイル交換やプラグの点検など、基本的なメンテナンス項目はエンジンルーム内に集中していますから、ときどきボンネットを開けて簡単なメンテぐらいは行いたいものです。そのメンテを終えた後、ボンネットが閉まらないというトラブルが発生することがあります。その原因を考えてみましょう。

文・CarMe編集部

Chapter
愛車のボンネット、開けてますか?
ボンネットの開け方
ボンネットが閉まらない…どうすればいい?

愛車のボンネット、開けてますか?

ボンネット

クルマ好きであれば、定期的にボンネットを開けてエンジンルームをチェックしていることでしょう。

しかし運転初心者や、クルマは移動道具で毎日ただ乗るだけ、といったライトユーザーは、意外と自車のボンネットを開けたことがない…という方もいることと思います。

クルマに慣れ親しんでいる方にとって、ボンネットを開ける、閉める、というのは簡単そうですが、初めての車種や慣れていない方にとっては、うまくいかないこともあります。

特に、ボンネットを閉めるときには要注意です。

ボンネットの開け方

Eクラス ディーゼルエンジン

ダッシュボードのドアに一番近い下側に、必ずボンネットオープナーがついています。クルマのボンネットが上がったイラストが描いてあるので、すぐわかると思います。

そのオープナーを手前に引くと、"ボコン"という音とともに、ボンネットが数センチだけ浮き上がります。これでロックが外れた状態になります。ただし、フックはかかった状態ですから、フックを外さなければなりません。

フックを外すには、ボンネットとエンジンルームの隙間に手をいれて、センター付近にあるレバーを操作します。このレバーを、左右あるいは上方向に動かすことでフックが外れ、ボンネットを持ちあげることが可能になります。

輸入車や一部の高級車は、ボンネットをダンパーで支えているので、手を離すだけでボンネットを開けることが可能ですが、通常はボンネットを開けた状態で固定するステーが装備されています。

ステーを見つけたら、ボンネット側の受け穴にひっかけると、ボンネットは開いた状態で固定されます。心配な方は、事前にユーザーマニュアルをチェックすることをオススメします。

ボンネットが閉まらない…どうすればいい?

さて、ボンネットを開けたら、当然閉めなければなりません。ところが、ボンネットが完全に閉まらない…なんてケースもたまにあるのではないでしょうか。

閉める前には当たり前ですが、まずステーを外して元の位置に格納してあることを確認。そのうえでボンネットを閉じることになります。

完全に閉まらない!という場合、ボンネットオープナーを引いたときの状態(フックがかかってる)であることが多いようです。この状態であれば、ボンネットを押せば、ロックがかかるはずです。

ボンネットを上から押すと鉄板が凹みそうという方は、30cmほどの高さまでボンネットを下げて、そこから手を放して落とす(=自重で閉める)という方法でたいていの場合は閉まります。(※ユーザーマニュアルで確認をしてから行う事をオススメします。)

それでも閉まらない!という場合、ステーが正しい位置に戻っていなかったり、エンジンルームを点検したときに使った工具や交換したパーツが、どこかに挟まっていることが考えられます。

こうした場合、閉まらないからと焦って思い切り力を入れて押してしまうと、薄い鉄板のボンネットにキズを付けたり、最悪の場合は、ゆがみを生じさせてしまうかもしれません。

ボンネットがうまく閉まらないときは、エンジンルーム内をあらためて点検してください。どうやってもボンネットが閉まらない…という場合は、ディーラー、整備工場に相談しましょう。