シートカバー、土禁カバー、フェンダーミラー…古臭いと思われるクルマの特徴7選

シートカバー

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自動車の性能やデザインが進化したことで、すっかり見かける機会が減ってしまった装備品があります。いま目にしたら、昭和を生きてきたお父さんが「懐かしぃ〜」と思わず口に出てしまうようなクルマの装備の数々。あなたはどれだけ知っていますか?
Chapter
1、フェンダーミラーの無理矢理感に魅力を感じてしまうかも?
2、スマホやタブレットで不要になった後付けカーナビ
3、華麗で加齢なレースのシートカバー
4、青春時代はシートにTシャツを着せる
5、結構見かけることが多かった土禁カバー
6、ボクの愛車はTWIN CAMで4WDのGT!グレード名などのエンブレム
7、FMラジオで会話していた名残も…一度自分の愛車も見てみよう!

1、フェンダーミラーの無理矢理感に魅力を感じてしまうかも?

現代のクルマに装備すると、取って付けたようになるフェンダーミラーですが、標準装備だったころは立派なデザインの一部でした。そのためフェンダーミラー時代のクルマは、ドアミラーにしてもフロント周辺がアッサリしすぎるなんてことも起こりました。

トヨタ スターレット(KP61) や、日産 スカイライン(R30)などはドアミラーが認可される少し前にデビューしたため、マイナーチェンジでドアミラーになるとスマートではあるものの、少し物足りないようにも感じたものです。

ドアミラーが認可されるようになると、どうしてもフェンダーミラーじゃないと困るというドライバー向けに、メーカーはオプションでフェンダーミラーを設定しました。ただし、正直なところ、フェンダーミラー前提のボディデザインではないため、マッチングとしてこれはどうか…というものも結構ありました。

2、スマホやタブレットで不要になった後付けカーナビ

まだまだ販売されてはいるものの、本来の用途では必要性が薄れ、人によっては無駄な買い物に見えてしまう後付けのカーナビ。

いまは、スマートフォンやタブレットに地図アプリを入れればカーナビとして機能するので、スマホホルダーひとつの購入で済みます。そのため、わざわざカーナビを買う必要がなくなってきました。しかも、ちょっと古い製品ではデータ更新もできず、地図が古いままということもありがちです。

それに対し、つねに最新の地図に更新されているうえに各種情報の検索もできるスマホやタブレットは非常に便利。メーカー独自のインフォテインメント機能も使えない後付けカーナビは、減少傾向になるのも無理のない話なのです。

3、華麗で加齢なレースのシートカバー

むかしはクルマと言えば宝物であり、汚すことはおろか手で触るだけでも指紋がつくからやめてくれ、などよく言われたものです。

クルマのシートも当然シートカバーで完全に包み込み、カバーを外せば新車同然のシートがそこに…と、特別仕様車などで豪華シートを売りにしているメーカーが、ガッカリしそうな現実がそこにはありました。

なかでも80年代半ばのハイソカー世代くらいまでは、背もたれとヘッドレストに白いヒラヒラしたレースカバーがついていることも多かったのです。いまでも年配の方の個人タクシーなどで、見かけますね。

4、青春時代はシートにTシャツを着せる

これはレースのシートカバーよりちょっと後の、バブル世代までの若者に多かったでしょうか。

シートにカラフルなTシャツを着せるというドレスアップ(?)が一時流行しました。筆者は、いまでも愛車のシートにTシャツを着せてますが、じつはシートの表皮が破けているのを隠すためで、当時の目的とはちょっと異なります。

古いクルマをなんとかお金をかけずに維持して、みすぼらしくみえないようにするには便利ですが、最近のクルマはシート表皮の質が良くなったので、そんなトラブルも減り、Tシャツもあまり見かけなくなりました。

5、結構見かけることが多かった土禁カバー

VIPカーが無くなったわけでもなければ、車中土足厳禁のオーナーがいなくなったわけでもありませんが、かつては潔癖症ではなくても車内土禁の人が多い時期がありました。

そこで登場したのが、土禁カバーなる靴を入れる底の浅いケースというかマットのようなものです。

土禁のクルマへ乗るのに靴を脱ぐのはいいのですが、車内にそのまま靴を置いては土禁の意味が無いので、靴をフロアマットに触れさせない、靴置きが必要だったのです。なかにはメーカーオプションで、フロントシートの下にシューズボックスが設定された例までありました。

土禁車が多かった時代、駐車場などでは置き去りにされた靴をよく見かけました。

6、ボクの愛車はTWIN CAMで4WDのGT!グレード名などのエンブレム

さすがにメーカー名や車名のエンブレムはまだ残っていますが、グレード名などはすっかりデカール(シール)で代用されるようになりました。

以前は「GT」や「TWIN CAM 24」「4WD」などたくさんあったのですが…。メーカーは、エンブレムひとつ作るだけでも金型を作らなければいけないなど結構な費用がかかるので、コストダウンで次々に消えていきました。

現在はむやみにグレードを増やさず、モノグレード(単一グレード)で〇〇パッケージなど若干の装備違いだけで分けるようになった影響もあるでしょう。また、見かけは立派でも、じつは下位グレードとバレるのが嫌なので最初からつけない例もあります。

7、FMラジオで会話していた名残も…一度自分の愛車も見てみよう!

いかがでしょう?後付けカーナビなどは意外に思うかもしれませんが、当たり前だと思っていたものがじつは時代遅れという例も結構あると思います。

筆者も、ツーリングで他者との交信に使っていたFMトランスミッターマイク(お互いのFMラジオを使って会話する)をまだ持っています。

過去の愛車を思い出してみみると「いまでは誰も使わないなぁ」というものが、結構あるかもしれませんね。

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