7万円のオンボロ軽自動車でアジアンタイヤの是非を問う クムホECSTA HS51インプレッション
更新日:2024.09.09
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これまでCarMe編集部では、世間一般の"アジアンタイヤ=粗悪品"というイメージに対して、本当にそうなのか?と疑問を抱き、クムホタイヤ協力のもと、「実際のところ」を体当たり企画でレポートしてきました。
しかし、タイヤに精通したジャーナリストのインプレッションも実施し、クムホタイヤに関しては「太鼓判」を頂いたのですが、まだ自分たちが実体験をしていないことに気づいてしまったのです。
そこで今回は、編集部スタッフが自腹でタイヤを購入し、自身の7万円のオンボロ軽自動車に装着。インプレッションを行う運びとなりました。
しかし、タイヤに精通したジャーナリストのインプレッションも実施し、クムホタイヤに関しては「太鼓判」を頂いたのですが、まだ自分たちが実体験をしていないことに気づいてしまったのです。
そこで今回は、編集部スタッフが自腹でタイヤを購入し、自身の7万円のオンボロ軽自動車に装着。インプレッションを行う運びとなりました。
装着するKUMHO ECSTA HS51ってどんなタイヤ?
今回装着した「KUMHO ECSTA HS51」は、クムホのスポーツタイヤシリーズの「ECSTA(エクスタ)」からリリースされる、高い静粛性と優れた運動性能を高い次元で調和させ、あらゆる路面で快適なドライビングを提供するハイバランスコンフォートタイヤです。
サイズは165/50R15で、軽自動車のインチアップに対応するものです。
サイズは165/50R15で、軽自動車のインチアップに対応するものです。
タイヤサイズも今回のように軽自動車のインチアップにも対応するサイズから17インチまでと、多くの軽自動車からコンパクトカーに対応する30サイズが用意されており、ドレスアップ派のユーザーからも高い支持を受けています。
まずは装着
辰巳のシノハラタイヤさんで装着。毎度思いますが、チェンジャーにかけられたタイヤが、グニュっと脱着される光景は圧巻ですね。
迅速かつ丁寧な作業で取付完了。シェイクダウンが楽しみです。
迅速かつ丁寧な作業で取付完了。シェイクダウンが楽しみです。
スタイリングチェック
スポーティな左右非対称トレッドパターンに、ニヤリとする編集スタッフ。
本人曰く、「意外すぎるほどカッコイイ」とのこと。これは期待値が高まります。
本人曰く、「意外すぎるほどカッコイイ」とのこと。これは期待値が高まります。
ザラ目のサイドウォールにブランドロゴと製品ロゴ。これもなかなかスタイリッシュに決まっています。ドレスアップユーザーに支持されるのも、価格だけではないと言えますね。
特にリムガードがしっかり出ていて、以前装着していた国産タイヤ同サイズよりも、ムチっといた印象を与えます。
特にリムガードがしっかり出ていて、以前装着していた国産タイヤ同サイズよりも、ムチっといた印象を与えます。
いざ、インプレッション!
編集スタッフがまず最初に感じたのが、ステアリングの切り始めの応答性。タイヤが変わるだけで、クイックな反応が得られることには驚きです。さすがスポーティタイヤといった印象でしょうか?
ワイドな縦溝はいかにも排水性がよさそうで、その反面ロードノイズが目立つのでは?と思いましたが、それもほとんど気にならないレベル。相対的実力は国産タイヤにも全く引けを取らない感じです。
ワイドな縦溝はいかにも排水性がよさそうで、その反面ロードノイズが目立つのでは?と思いましたが、それもほとんど気にならないレベル。相対的実力は国産タイヤにも全く引けを取らない感じです。
峠を走り込んだり、サーキットに通うようなタイプではない編集スタッフですが、特にコーナリングで変化を楽しめるとのこと。「コーナリングでの粘りと路面への食いつきが気持ちいい!」と声を大にしていました。
グリップが高まり、踏ん張りが効いたせいか、Spiegel製車高調の動きがもっと良くなったとも語っています。
グリップが高まり、踏ん張りが効いたせいか、Spiegel製車高調の動きがもっと良くなったとも語っています。
まとめ
余計なものが一切付いていない軽バンだからこそ、タイヤの性能がダイレクトに感じられるというもの。そういった面では信用できるインプレッションではないでしょうか?
もちろん価格は国産タイヤよりもリーズナブルな設定となっているので、インチアップして同時にタイヤを購入するようなシーンにも最適と言えそうです。
アジアンタイヤの実力を1メーカーだけで語るのは、無理があるとは思います。しかしCarMeの一連の企画を通じて、クムホタイヤに関して言えば、性能は折り紙つきであると確信できました。
事実、多くの車両メーカーに標準装着タイヤとして採用されていますし、モータースポーツにも積極的に参戦して信頼を得ています。
筆者も自動車業界関係の方々とお話しする機会がありますが、大半の方が口を揃えて
「クムホをはじめとする韓国メーカーを、所謂アジアンタイアの括りにするのは雑な話だ」と言います。
安かろう悪かろうではなく、いいものをできるだけ安く買う、そんな賢い買い物が実現できそうですね。
もちろん価格は国産タイヤよりもリーズナブルな設定となっているので、インチアップして同時にタイヤを購入するようなシーンにも最適と言えそうです。
アジアンタイヤの実力を1メーカーだけで語るのは、無理があるとは思います。しかしCarMeの一連の企画を通じて、クムホタイヤに関して言えば、性能は折り紙つきであると確信できました。
事実、多くの車両メーカーに標準装着タイヤとして採用されていますし、モータースポーツにも積極的に参戦して信頼を得ています。
筆者も自動車業界関係の方々とお話しする機会がありますが、大半の方が口を揃えて
「クムホをはじめとする韓国メーカーを、所謂アジアンタイアの括りにするのは雑な話だ」と言います。
安かろう悪かろうではなく、いいものをできるだけ安く買う、そんな賢い買い物が実現できそうですね。