【内外装を実車画像で比較】トヨタ タンク/ルーミーの違いを検証

トヨタ タンク/ルーミー 2016

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“1LD-CAR”をコンセプトにしたタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)がトヨタか2016年11月にトヨタから発売されましたね。

先日、ネッツトヨタでこのモデルを試乗させて貰った際、販売状況や売れ行きを教えて貰ったのですが、新開発された1.0リットルターボエンジンを搭載したモデルを中心に売れ行きは好調のようです。

スズキから発売されているトールワゴン”ソリオ(SOLIO)”の対抗車種として発売されたタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)ですが、ヴェルファイア/アルファード、ヴォクシー/ノア/エスクァイアなどと同様に兄弟車として発売されています。

このように兄弟車として発売されているタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)ですが、外装・内装にどのような違いがあるのでしょうか?

この新型モデルの実車画像を使って外装・内装の違い、それぞれのモデルの特徴を分かりやすく紹介したいと思います。

2016/12/3
Chapter
トヨタ タンクとルーミーの外装の違いは?
トヨタ タンクとルーミーの内装の違いは?

トヨタ タンクとルーミーの外装の違いは?

トヨタのタンク(TANK)とルーミー(ROOMY)それぞれの外装・エクステリアのデザインは、このようになっています。

■タンク 標準モデルの外装・エクステリア

■タンク カスタムの外装・エクステリア

■ルーミー 標準モデルの外装・エクステリア

■ルーミー カスタムの外装・エクステリア

ボディサイズなどは全く一緒ですが、この2つのモデルの外装・エクステリアでは次のような違い・注目ポイントがありました。

違い&注目ポイント1:フロントマスク

トヨタのタンク(TANK)とルーミー(ROOMY)の大きな違いの一つが、フロントマスクのデザイン。

ネッツトヨタ/トヨペットから発売されているタンク(TANK)は、薄型でシャープなデザインが特徴のヘッドライトと大口を開けているような台形をしたフロントロアグリルが特徴的ですよね。
実際に見てみると、大きなロアグリルのおかげでどっしりとした重心が低いクルマになっている印象を持ちました。
また、ネッツトヨタが扱っているクルマらしくヴォクシーやヴェルファイアと同様にこのタンク(TANK)も若い世代をワイルド&アグレッシブなデザインになっているように感じました。

一方、トヨタ店/トヨタカローラから発売されているルーミー(ROOMY)は、台形を逆にしたような縦長のフロントアッパーグリルが特徴。
フロントグリル全体がメッキ調になっているカスタムは、押し出し感が強い迫力のあるフロントマスクになっているように感じました。

また、フロントマスクを見てみると、ルーミー(ROOMY)と同じトヨタカローラから発売されている5ナンバーサイズのミニバン”ノア(NOAH)”のフロントマスクに近い感じも…

■トヨタ ノアの外装・エクステリア

ただ、シャープなデザインが特徴のタンク(TANK)と比較して、トヨタのルーミー(ROOMY)は上質感・高級感のある落ち着いたデザインになっており、幅広い世代に好まれるのかなと思いました。

LEDイルミネーションランプのデザインも異なる

また、今回新発売されたトヨタのタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)のカスタムは、フォグランプの台座部分にLEDのイルミネーションランプが標準装備されています。

しかし、この2台のモデルではこのイルミネーションランプのデザインが若干異なります。

■タンクのLEDイルミネーションランプ

■ルーミーのLEDイルミネーションランプ

ルーミー(ROOMY)のイルミネーションランプが縦に垂直になっているのに対し、タンク(TANK)は”ハの字型”になっています。

この末広がりになっているハの字型のLEDイルミネーションランプもタンク(TANK)のどっしり感を演出しているのかなと思いました。

違い&注目ポイント2:タイヤのデザインは共通

フロントマスクのデザインは全く異なるトヨタのトールワゴンですが、タイヤ&ホイールのデザインは共通になっています。

■標準モデルのタイヤ&ホイール

■カスタムのノンターボ車のタイヤ&ホイール

■カスタム ターボ車のタイヤ&ホイール

また、タンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)ではキャラクターラインもまったく同じデザインになっています。

■新型タンクの横からのデザイン

■新型ルーミーの横からのデザイン

個人的にはもう少しサイドのデザインにも違いを作り、パッと見るだけでどのクルマか見分けれるようにしてもらいたかったです。

この点は少々残念でした。

違い&注目ポイント3:リヤコンビネーションランプ

また、トヨタのトールワゴン”タンク/ルーミー”では、リヤコンビネーションランプのデザインも異なります。

それぞれのモデルのリヤコンビネーションランプは、このようなデザインになっています。

■タンク(TANK)のリヤコンビネーションランプ

■ルーミー(ROOMY)のリヤコンビネーションランプ

シャープなデザインが特徴のタンク(TANK)のリヤコンビネーションランプはクリアパネルを採用しているのに対し、ルーミー(ROOMY)では赤いパネルを採用。

また、タンクの方はリヤコンビネーションランプの周りを黒いパネルで縁取っています。
カスタムでは立体的に点灯する3D LEDリヤランプを採用しているなど基本的なデザインは同じになっていますが、カラーが異なるだけで後ろ姿の印象がだいぶ変わって見えました。

■タンク(TANK)の後ろ姿

■ルーミー(ROOMY)の後ろ姿

透明なクリアパネル&ブラックの縁取りをしているタンク(TANK)のリアコンビネーションランプの方がインパクトのあるデザインになっているように感じました。

このリアコンビネーションランプと後ろ姿の違いもトヨタのタンク/ルーミーの大きな違いの一つだなと思いますよ。

トヨタ タンクとルーミーの内装の違いは?

フロントマスクを中心に外装・エクステリアのデザインが異なるトヨタのトールワゴンのタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)。

しかし、このモデルでは内装・インテリアのデザインやカラーなどに違いがありません。

ネッツトヨタ/トヨペットから発売されているタンク、トヨタ店/カローラから発売されているルーミーともに標準モデルはオレンジをベースに、そして、カスタムはブルーをベースにした内装・インテリアを採用。

■標準モデルの内装

■カスタムの内装

なので、内装・インテリアを見てもタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)を見分ける事ができません。

個人的にはヴォクシーやノア、エスクァイアのように内装・インテリアのカラーを違いを持たせて、デザインの差別化をして貰いたかったです。

このようにタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)では共通の内装・インテリアのデザインになっているのは、少々残念でした。
トヨタから発売されたトールワゴンタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)の外装・内装を比較したところ、このような違いがありました。

フロントマスクやリアコンビネーションランプでは違いがあったものの内装・インテリアは全く同じデザインになっていました。

もしこの2台のモデルでどちらを購入しようか迷った場合は、外装・エクステリア(特にフロントマスク)の好みで選ぶのが良いのかもしれませんね。
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