3列シートモデルの荷室はやっぱり狭い!?エクストレイルの荷室画像レビュー

日産 エクストレイル 2017

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2017年6月、日産のスポーツギア新型エクストレイル(X-TRAIL)がマイナーチェンジを行いましたね。今回発売された新型モデルは、Vモーショングリルが強調され、先代モデルよりも精悍さが増したフロントマスクに…。マイナーチェンジ前のモデルと比較して、外装・エクステリアの雰囲気が全く異なっていました。そんな新型エクストレイル(X-TRAIL)ですが、ガソリン車は、先代と同様に2列シートモデルと3列シートモデルを用意しています。

先日、この新型モデルのガソリン車の3列シートモデルを見る事ができたのですが、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手やデザインが、ガソリン車の2列シートモデルと全く異なっていました。

今回マイチェンをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)のガソリン車の3列シートモデルの荷室・ラゲッジスペースを確認してきたので、特徴や使い勝手を詳しく紹介したいと思います。

2017/6/23
Chapter
新型エクストレイルの3列目モデルの荷室レビュー:3列目使用時の様子
新型エクストレイルの3列目モデルの荷室レビュー:3列目収納時の様子
新型エクストレイルの3列目モデルの荷室レビュー:2列目シートを収納時の様子
新型エクストレイルの3列目モデルの荷室レビュー:床下収納

新型エクストレイルの3列目モデルの荷室レビュー:3列目使用時の様子

今回マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の3列目シート使用時(展開時)の荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになっています。
荷室フロアの素材は、2列シートモデルと同様に撥水効果の高いプラスチック素材を採用。ただ、やはり3列目シートを使用すると、荷室・ラゲッジスペースは狭いですね。

この時の荷室・ラゲッジスペースの奥行きは、約300mm弱。

仕方がないとは言え、3列シートを展開すると、荷室・ラゲッジスペースの広さは、かなり制限されるのかなと思いました。なので、7人乗車した状態で、荷物が多くなるキャンプやアウトドア、旅行に行くのは、ちょっと厳しいのかなと思いました。

また、新型エクストレイル(X-TRAIL)の3列目シートは、中央分割方式を採用しており、このように左右のシートを独立して、収納する事が可能です。
3列目シートどちらかのシートを収納するだけでも、荷室・ラゲッジの広さや使い勝手は、だいぶ良くなった感じが…。

7人乗車時では、荷室・ラゲッジスペースはちょっと狭いのかなと感じましたが、シートの片方を収納するだけで、見違えるほど荷室・ラゲッジスペースの使い勝手は良くなったように感じました。

新型エクストレイルの3列目モデルの荷室レビュー:3列目収納時の様子

今回マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)のガソリン車の3列シートモデルは、3列目シートを収納して、広い荷室・ラゲッジスペースにする事が可能です。

ちなみに、3列目シートの収納は、とってもカンタン。

3列目シートの背もたれの後ろ側にあるストラップを引っ張って、前方に押すと、パタンと背もたれが倒れます。
そして、実際に3列目シートを収納した時の新型エクストレイル(X-TRAIL)の荷室・ラゲッジスペースは、このような感じ。
3列目シートを使用した時と比較して、荷室・ラゲッジスペースのサイズは、かなり広くなりました。3列目シートを収納すると、2列シートモデルの荷室・ラゲッジスペースと比較しても、遜色ない広さになっているように感じました。

3列目シートを収納した部分がフラットではなく、若干盛り上がっているが気になりましたが、キャンプやアウトドアの荷物を積みこんでも余裕があるサイズに確保しているように感じました。

2列目シートを前方にスライドすると…

マイナーチェンジ前のモデルと同様にこの新型エクストレイル(X-TRAIL)のガソリン車の3列シートモデルは、2列目シートのスライド機能が装備されています。

2列目シートを一番前にスライドした時の荷室・ラゲッジスペースの広さは、このような感じ。奥行きが広くなって、使い勝手がさらに良くなったように感じますよね。

ただ、2列目シートを前方にスライドすると、荷室・ラゲッジスペースに大きな隙間が生じてしまいます。
ちょっとコレは残念ですよね。

クルマの大きさは異なりますが、スズキから発売されている新型イグニスでは、後部座席を前後にスライドすると、荷室ロアも拡大され、エクストレイルで生じたような隙間ができないように工夫がされています。

新型イグニスの荷室・ラゲッジスペース

この新型エクストレイルでも、イグニスのように隙間ができない仕組みになっていたら、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手は、もっと良くなっていましたよね。この2列目シートをスライドした時の隙間は、少々残念でした。

新型エクストレイルの3列目モデルの荷室レビュー:2列目シートを収納時の様子

今回マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)では、2列目シートを収納して、さらに広い荷室・ラゲッジスペースを作り出す事が可能です。

実際に2列目シートを収納すると、このような感じ。
若干手前下がりになっているものの、奥行きや広さは十分。

フラットではないので、ちょっと工夫が必要ですが、車中泊にも十分に対応できる広さを備えているなと感じました。

2列目シートの収納で残念に感じた事は…

このように2列目シートを収納すると、荷室・ラゲッジスペースが広くなる新型エクストレイル(X-TRAIL)の7人乗りの3列シートモデルですが、ちょっと残念に感じたのは、2列目シートの収納作業。

このクルマの3列シートモデルで2列目シートを収納するには、次の2つのステップを踏む必要があります。

ステップ1

肩口のリクライニングレバーを使って、2列目シートの背もたれを前方に倒します。そうすると、2列目シートは、このような状態になります。

ステップ2

シートの座面横にあるストラップをひいて、背もたれが収納されるまで倒します。
この2つのステップを経て、ようやく荷室・ラゲッジスペースは、フラットに…。
肩口にあるリクライニングレバーを操作するだけで後部座席の背もたれを
収納できる2列シートモデルと比較すると、手間が多く、面倒に感じてしまいました。

また、2列目シートを収納するのに、わざわざ後部座席横のドアに回り込まないといけないのも、デメリット・欠点の一つなのかなと思いました。

このように2列目シートの収納のしやすさに関しては、7人乗りの3列シートモデルよりも5人乗りの2列シートモデルの方が圧倒的に良いのかなと思いました。

新型エクストレイルの3列目モデルの荷室レビュー:床下収納

今回マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)は、先代モデルと同様に床下収納(サブトランク)も用意されています。

荷室・ラゲッジフロアを持ち上げると。このような感じ。
この3列シートモデルの床下収納は、手前部分のみ。なので、2列シートモデルと比較すると、かなり床下収納は、狭く感じます。

この床下収納の広さも、3列シートモデルが2列シートモデルに劣る部分・デメリットの一つなのかなと思いました。
今回マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)のガソリン車の3列シートモデルの荷室・ラゲッジスペースは、このようになっていました。

3列目シートを使用すると、このクルマの荷室・ラゲッジスペースは、かなり狭い感じが…。また、2列目シートの背もたれを倒す時の手間なども気になりました。

このように新型エクストレイル(X-TRAIL)のガソリン車の3列シートモデルの荷室・ラゲッジスペースの使い勝手は、2列シートモデルと違います。

もし5人乗りの2列シートモデルと7人乗りの3列シートモデルでどちらを購入しようか悩んでいる方は、この荷室・ラゲッジスペースの使い勝手に注目をしても良いかもしれませんね。
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